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労務管理

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はたして労務管理は必要なのか?

著者 つるる54 さん

最終更新日:2008年08月12日 16:55

はたして従業員は会社が管理しなくてはいけないものなのか?
規定の労働時間賃金も支払い、基準監督局へも報告して
会社側としては、何ら不徳な事はしていないつもりですが。
ただただ、社員の管理が出来ません。
社員の行動は雲をつかむようです。
9時~6時勤務ですが、各自出社時間がまちまちに出社して来ます。
9時に出社してくる社員はほとんどおりません。
タイムカードは誰も使いません。
気が付けば、各自会社の各部屋で仕事についております。
帰りも同じです。
昼休みも好きな時に出かけ、いつ帰って来るかも解らない・・・し
ましてや、報告書はほとんど書かない。
月末の請求書作成に時期になると、事務の子が口頭で、1ケ月の作業内容を問いただしている始末。
そういう社員でも、売り上げは確実に上げておりますし、
居場所や連絡は、携帯電話でします。
まったく当社の技術職社員は管理出来ません。
はたして、管理はしなくてはいけないものでしょうか?
万全な労務状態であっても
お互いが不満が出た時、労務管理が問いただされるのなら
それより、働きやすい環境で仕事をさした方がいいと思うようになる。
「仕事をさす」より「仕事をしてもらう」
そんな長年かかって技術を取得させた職人にを使うには
労働基準監督局の机の上の法則は通用するのか?
会社は成り立っていけるのか?
労働基準監督局の十把一絡の指導では
会社とは、従業員と経営者が仕事をして、その会社の方針にそぐわなければ、会社から出て行けばいい。
最近そんな風に思ってみたりする。
間違っているんでしょうね?。

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Re: はたして労務管理は必要なのか?

著者外資社員さん

2008年08月13日 10:55

こんにちは
確かに、労政に関する指導は実態に合わないことも多く、また企業文化や習慣によっては、固有のやり方が望ましい場合も多いのだと思います。
 とは言え、企業活動は単独では出来ませんので、お客様に理解や信用を得るには、また求人の場合には、一般的な言葉の説明や、世間でいう規格や規定に”コンプライアント”なのだという説明をする必然もあるでしょうし、そのような場合には労政の指導という物差しに照らしての説明は必要なのだと思います。

> 「仕事をさす」より「仕事をしてもらう」
> そんな長年かかって技術を取得させた職人にを使うには
お書きのような状況ですと、”請負”に近いのでしょうか。
請負という雇用形態で法律的な齟齬がなければ、そのような形態での契約も可能でしょうし、福利厚生、保険、年金等の事務作業を会社(または互助組織)が代行できるか不明ですが、このように辻褄を合わせる方法があるかもしれません。
(それが良いかは、また別の問題ですが)
または、裁量労働が認められる職種ならば、そのように協定を見直せば、時間管理の問題は軽減されます。(会社が知らないで良い訳ではありませんが)

但し、会社の機能という面を考えると、お書きの状況に不明な点があります。

業務時間の管理が困難ということですが、社員は時間に対する労働対価がなくても不満は無いのでしょうか?
深夜や、夜勤などをする人はいないのでしょうか?
(これは会社が全く知らないでは済みません)
また、月間労働時間で、極端な長時間労働をしている人がいないといえるのでしょうか?
こうした点で、従業員自身のモラル、自己管理が期待できて不安がないのなら、仰るように労務管理の必然は小さいのだと思います。 私の会社では、みんながそのように立派ではなく、用も無いのに会社にいようとする人間もおりますので時間管理は必須です。
(会社としては、用も無いのに会社に居残って欲しくありませんので)

また、売り上げが確実に上がっているとのことですが、そこで労働時間と売り上げの相関を、会社として管理する必要が本当にないのでしょうか? 私の会社では、勤務時間に対する売り上げや業務量を把握して、それは査定に結びついています。 また、売り上げが下がった場合には、仕事が減ったのか、生産性が下がったのかなど理由を分析し、対策をします。 そうしたことが不要な、安定した業務ならば、とても羨ましいですし、労働時間の管理は不要なのかもしれません。

貴社の詳細が判らないので、自分の理解から意見を書きました。会社ごとに、色々な文化があり、考え方があるので、
そうした差異を伺えると、私にも参考になると思います。
そうしたことが判りますと幸いです。

Re: はたして労務管理は必要なのか?

著者つるる54さん

2008年10月25日 18:10

> > 「仕事をさす」より「仕事をしてもらう」
> > そんな長年かかって技術を取得させた職人にを使うには
> お書きのような状況ですと、”請負”に近いのでしょうか。
■いいえ、社員です。
 才能ある「映像編集・コンピューターグラフィックデザイナー」です。

> または、裁量労働が認められる職種ならば、そのように協定を見直せば、時間管理の問題は軽減されます。(会社が知らないで良い訳ではありませんが)
■社員の半数は裁量性にしました。と言うかさせて頂きました。

> 業務時間の管理が困難ということですが、社員は時間に対する労働対価がなくても不満は無いのでしょうか?
■不満は言いません。
 裁量性とは労働時間のやりくりを自分で采配することで、その時間を会社は把握することだと思いますが、会社は把握出来ません。
 
> 深夜や、夜勤などをする人はいないのでしょうか?
> (これは会社が全く知らないでは済みません)
■います。社内に泊り込んで居る時もあります。

> また、月間労働時間で、極端な長時間労働をしている人がいないといえるのでしょうか?
■裁量性で、1日8時間の労働時間と会社は言っていますが、実際は解りません。
 管理者は24時間社内で監視するわけにはいきませんから
労務管理より気持ちよく仕事をして売上を伸ばして行ってくれた方が、会社は助かるのです。

著者外資社員さん、色々とアドバイスをありがとうございました。

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