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労務管理

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離職理由

著者 あずきち さん

最終更新日:2008年09月11日 22:31

派遣先から契約期間中に必要ないと言われ、本人が退職理由を解雇として退職届を出してきました。担当者に確認したところ派遣先の上司(監督者)と派遣先で同じ職場の人とでケンカをし派遣先からいらないと言われたらしいのですが・・・
派遣元としては仕事があるから面接日をいつにするかの打ち合わせをしたい旨を本人に連絡したが連絡がこなかったとのことです。
離職票離職理由は連絡がこなかった=働く意思がないと判断し
自己都合として出しましたが本人がご立腹です。
こういった場合は離職理由はどのようにしたらいいのでしょうか?

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Re: 離職理由

著者行政書士間中宏事務所さん (専門家)

2008年09月12日 10:52

こんにちは、ご相談を拝読いたしました。

あずきちさんの文書から読み取れる範囲にて回答させて頂きます。

先ず、結論としましては、離職理由について、あずきちさんの当初のご判断で宜しいかと解されます。

理由としましては、

> 派遣先から契約期間中に必要ないと言われ、本人が退職理由を解雇として退職届を出してきました。担当者に確認したところ派遣先の上司(監督者)と派遣先で同じ職場の人とでケンカをし派遣先からいらないと言われたらしいのですが・・・

あずきちさんもご承知のとおり、本来、解雇をする権限は、派遣元にあり、当然派遣先には当該権限がありません。
この点について、今回退職された方(以下、「ご本人」と記します)が、誤解をなさっているものと思われます。
本来であれば、派遣先と上記の様なトラブルがあった旨を、ご本人が派遣元に報告し、以後の対応等について指示を受けるというプロセスが必要であったと考えます。
一方、派遣元においても、派遣先に事情等を確認したり、スタッフの変更(交替)の要否などを打ち合わせる作業もありましょう。
その上で、ご本人が別の派遣先に異動する必要ありとの結論に達した場合に、はじめてご本人と派遣元において異動についての話し合いが持たれるべきと解します。(派遣先派遣元との連絡調整の内容によっては、ご本人が同じ派遣先に継続就業という結論も充分想定されますので)

結果として、

> 派遣元としては仕事があるから面接日をいつにするかの打ち合わせをしたい旨を本人に連絡したが連絡がこなかったとのことです。

という行動をご本人がとられたのであれば、働く意思がないと判断せざるを得ないのではないかと考えます。

従いまして、

> こういった場合は離職理由はどのようにしたらいいのでしょうか?

につきましては、そのままで宜しいかと存じます。
(当然、派遣元においてご本人を解雇する意思はないと解されますので)
念のために、文書化してご本人にご通知しておかれることを
おすすめいたします。

尚、蛇足ながら、こうした事案は実態として決して少なくないと思われますので、派遣元においては、対策として「派遣先には解雇権はないので、そうしたトラブルがあればその場で個人的に対応せずに先ず、派遣元に報告相談するよう」スタッフに周知をはかられては如何でしょうか。また、派遣先はお客様なので、言い難いでしょうが「派遣スタッフに対する苦情や要望、交替の要請などについては」派遣先人事部などを通して、派遣元にご連絡頂ける様改めてお願いをなさることも有意かと存じます。
本来、これらのことが「苦情の申入れ先」などとして派遣契約書等に明記されていると思われますが、現実にはあまり機能していないのかも知れません。

以上、長くなってしまい恐縮です。何かのご参考になれば、幸いです。
尚、勘違いや失礼があった場合はご容赦下さい。

Re: 離職理由

著者あずきちさん

2008年09月12日 19:27

ご回答ありがとうございます。
やはり私と私の上司の考え方は間違っていなくて安心しました。本人は以前にも派遣先でトラブル(派遣先職場の人とケンカ)をおこしておりそのときは自分から辞めると言い放ち派遣先職場の組長も判りましたと承知したのですが、(この時の退職届けの退職理由は契約満了ではないでしたが離職理由は自己都合にしました)組長からもう一度チャンスをあげると言って再契約したのに再トラブルを起こし解雇という退職理由で退職届けを出してきた次第です。

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