返済金に税金?

> 前期に業績が悪く、役員(代表者個人)から1400万の借入をしました。
> 今期の決算の時点で約1000万の返済を行なったのですが、その返済金は今期の利益の中から返済したと考えると、かなりの税金を払わなければならないことになるのでしょうか?
>
> 借り入れた金額をそのまま返すだけなのに税金がかかるのかと釈然としないのですが・・・
> どなたかご教示いただけたらありがたいです。

借入金は、課税対象外取引になります。借りるときも返済のときも、元金には消費税は関係ありません。
そのお金で何らかの取引を行った時点で、はじめて課税されるかどうか決まります。
借入金は、お金の移動をしているだけなので対象外です。

初めまして。

１．代表者から借り入れた時の仕訳
（借）現金預金　14,000,000 /（貸）役員借入金 14,000,000

２．代表者への返済をした時の仕訳
（借）役員借入金　10,000,000 /（貸）現金預金 10,000,000

どちらも収益・費用の科目ではありませんので、
代表者さんとのお金の貸し借り、返済（元本部分）では、税金が増減することは無いと思います。

一般的に言われることは、決算書（損益計算書）上利益が出ている会社でもお金がないのは、費用にならない借入金元本の返済をしているのが理由の一つです。

つまり、利益（減価償却費など現金が出て行かない費用は利益に加算します）を出し続けなければ借入金を返済していくことはできない理屈です。

利益を出せば通常税金を納める義務が生じます。

前期が赤字で繰越欠損金がある場合、一定の要件のもとに当期の利益から控除することができます。

詳しくは、税理士さん等に相談下さい。

ありがとうございました。
大変参考になります。
税理士さんに相談してみます。