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ファクタリングの支払い条件

著者 sungin さん

最終更新日:2009年06月23日 09:13

ファクタリングを採用した場合の支払い条件は「現金100%」と同等としても良いのでしょうか?
本来ファクタリングは手形に変わるものと解釈しているのですが、対外的に示す支払い条件として、全て現金支払と定義できるのでしょうか?

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Re: ファクタリングの支払い条件

著者外資社員さん

2009年06月24日 08:23

こんにちは

下請け法の支払い期間に関連した質問と思いました。
結論を先に言えば、最終的に請負側が現金化できる期間が対象になると思います。

支払い側、受け取り側 いづれの立場での質問から不明ですが、支払い側ならば下請け法でいう中小企業には、ファクタリング会社経由で最終的に現金化できる期間で考えないと違法と言われる危険があります。

Re: ファクタリングの支払い条件

著者sunginさん

2009年06月24日 08:48

外資社員様
お世話になります。
支払い側としての質問です。
下請けには確か被請求後50日以内という制約があったと思いますが
例としてファクタリングで120日後に現金振込みとした場合、下請け側が30日を指定すれば、日数的には問題ないかと思いますが、期日前支払分の割引が発生します。(下請け側からすると手形の割引と大差がない)
その場合でも当方の支払条件はあくまでも手形現物は発行していないので、現金100%といえるのでしょうか?

Re: ファクタリングの支払い条件

著者外資社員さん

2009年06月24日 12:31

支払い側とのことで回答します。

ファタリングの場合には、解釈が分かれている部分があると思います。 1)60日以内にファクタリング会社に債権を渡して現金化が可能ならば問題ないとの解釈と、2)この際に金利分が減額されるのは下請法に触れるとの解釈もあります。この部分の判断は、公取委や専門家などに確認し、御社でするしかないと思います。


私の会社では、支払い側での立場ならば、リクス回避のために中小企業にはファクタリングではなく、現金支払いをしています。 もちろんファクタリングでも、100%現金化可能な期間で現金化の期限を越えなければ問題ないと思いますが。

ちなみに、ご存じと思いますが、ファクタリングも請負側の自由意思で選択可能でないと請負法の違反となります。

Re: ファクタリングの支払い条件

著者sunginさん

2009年06月24日 19:08

外資社員様

ご丁寧な回答をありがとうございました。

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