━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010/03/29(第334号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで儲かる会社を作る
■□
■□ ”業績をアップしたいのであれば、まずは
会計から変えろ!!”
■■
http://www.tm-tax.com/
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皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
もう今週からいよいよ4月ですね。
何となく寒いので、そのような気がしないのですが...
桜も咲き始めていますが、できれば暖かいところで花見を
したいですね。
と、思いつつも年度末でもありますので、やるべきことは全部
やったか、週初めに確認をしておきたいですね。
ということで、本日も、実践!社長の財務いってみましょう!
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■□
ダブルチェックの原則
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●社内のあらゆる書類や、お金の動きに関して、
ダブルチェックを
厳格にしなければならない、というのが、この
ダブルチェックの
原則です。
会社であれば、当然、このようなことはされているはずです。
ダブルにも、トリプルにもされている会社もあるでしょう。
ではなぜ、
ダブルチェックをやるのか?
一般的には、ミスを防止するため、不正を防止するため、何重もの
チェックを行なう、という考え方だろうと思います。
そこには、性悪説的な考え方も入っているでしょう。
しかし、実学で言う
ダブルチェックは、その根本となる考え方が
違っています。
●それは、社員や組織に所属する人への、愛情が根本にあるからです。
人の心は大変大きな力を発揮する反面、とても弱い一面も持って
おり、ふとしたはずみで過ちを犯してしまうこともあります。
いつも強い心の状態でいられるとは、限らないのです。
心が弱くなっている時に、会社のお金や商品について軽い気持ちで
不正を起こしてしまう、こともあり得るのです。
●不正を起こしてしまったことは、当然、本人に責任があります。
悪いのはその本人です。
しかし、会社経営の観点からは、そのような不正を起こさせる
ような仕組みにしておいたことが、悪い、ということになります。
そのような罪を作らせないようにすることが、大事なのです。
それが、
ダブルチェックの原則の根本にあるのです。
人への優しさですね。
●中小企業の場合、経理はひとりでやっていることが多く、
それを、「今後は、毎日
現金残高をチェックします。」とか
やると、「私を信用していないんですか?」ということになり
がちです。
ダブルチェックの原則の根本をわかっていないと、そのような
誤解を招くのです。
だから中小企業では、なかなかこの
ダブルチェックが徹底されて
いないのです。
たとえば、
現金を毎日チェックすることにより、経理担当者の
責任は果たされた、免除されたことになるのです。
すなわち、その日の終わりの
現金が合っていることが確認され
れば、たとえその後に
現金が合わなくなったとしても、上司が
確認しているのですから、その日までに関しては経理担当者が
責任を追及されることはない、ということです。
責任は、確認した上司に移るのです。
●このように
ダブルチェックというのは、自分の仕事を確認して
もらって、責任を果たしたことを認めてくれる、それ以降の
責任は免除してくれるのですから、チェックを受ける方は、
喜ぶべきことなのです。
会社の中では、様々な伝票やお金が動いていますから、この
ダブルチェックは、その時々で厳重にしていかないと、あっと
言う間にチェック漏れが発生していきます。
ですから、このルールを作ることが非常に大事なわけですね。
次回以降、
ダブルチェックのやり方など、話をしていきたいと
思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ご紹介ください】━
■よろしかったらこのメルマガを、友人、お知り合い
の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。
【お勧めメルマガ 「実践!社長の財務」】
⇒
http://www.mag2.com/m/0000119970.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ミッション】━━━
■当社&本メルマガのミッション
●『
会計理念経営』を追求することにより、中小企業の成長発展に貢献する
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの中小企業
が、「強い会社」・「儲かる会社」・「継続する会社」になるために、
財務・
会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
http://www.tm-tax.com/
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◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
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【 発行 】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【 編集 】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【 住所 】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【 TEL 】03-3345-8991 【 FAX 】03-3345-8992
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このメールマガジンは、『まぐまぐ』を利用して発行しています。
(
http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970
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<編集後記>
週末は何件か花見に誘われていたのですが、どうしてもやることが
あって行けませんでした。残念だったですが、ちょっと寒かったです
からね...とは言え、お酒を飲んでしまえば、寒さも吹っ飛んでし
まったんだろうなあ...と、やはり残念な気持ちです。
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やったか、週初めに確認をしておきたいですね。
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●社内のあらゆる書類や、お金の動きに関して、ダブルチェックを
厳格にしなければならない、というのが、このダブルチェックの
原則です。
会社であれば、当然、このようなことはされているはずです。
ダブルにも、トリプルにもされている会社もあるでしょう。
ではなぜ、ダブルチェックをやるのか?
一般的には、ミスを防止するため、不正を防止するため、何重もの
チェックを行なう、という考え方だろうと思います。
そこには、性悪説的な考え方も入っているでしょう。
しかし、実学で言うダブルチェックは、その根本となる考え方が
違っています。
●それは、社員や組織に所属する人への、愛情が根本にあるからです。
人の心は大変大きな力を発揮する反面、とても弱い一面も持って
おり、ふとしたはずみで過ちを犯してしまうこともあります。
いつも強い心の状態でいられるとは、限らないのです。
心が弱くなっている時に、会社のお金や商品について軽い気持ちで
不正を起こしてしまう、こともあり得るのです。
●不正を起こしてしまったことは、当然、本人に責任があります。
悪いのはその本人です。
しかし、会社経営の観点からは、そのような不正を起こさせる
ような仕組みにしておいたことが、悪い、ということになります。
そのような罪を作らせないようにすることが、大事なのです。
それが、ダブルチェックの原則の根本にあるのです。
人への優しさですね。
●中小企業の場合、経理はひとりでやっていることが多く、
それを、「今後は、毎日現金残高をチェックします。」とか
やると、「私を信用していないんですか?」ということになり
がちです。
ダブルチェックの原則の根本をわかっていないと、そのような
誤解を招くのです。
だから中小企業では、なかなかこのダブルチェックが徹底されて
いないのです。
たとえば、現金を毎日チェックすることにより、経理担当者の
責任は果たされた、免除されたことになるのです。
すなわち、その日の終わりの現金が合っていることが確認され
れば、たとえその後に現金が合わなくなったとしても、上司が
確認しているのですから、その日までに関しては経理担当者が
責任を追及されることはない、ということです。
責任は、確認した上司に移るのです。
●このようにダブルチェックというのは、自分の仕事を確認して
もらって、責任を果たしたことを認めてくれる、それ以降の
責任は免除してくれるのですから、チェックを受ける方は、
喜ぶべきことなのです。
会社の中では、様々な伝票やお金が動いていますから、この
ダブルチェックは、その時々で厳重にしていかないと、あっと
言う間にチェック漏れが発生していきます。
ですから、このルールを作ることが非常に大事なわけですね。
次回以降、ダブルチェックのやり方など、話をしていきたいと
思います。
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●『会計理念経営』を追求することにより、中小企業の成長発展に貢献する
◆「会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
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財務・会計を中心に誠心誠意支援していく。
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【 編集 】税理士 北岡修一
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【 住所 】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【 TEL 】03-3345-8991 【 FAX 】03-3345-8992
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<編集後記>
週末は何件か花見に誘われていたのですが、どうしてもやることが
あって行けませんでした。残念だったですが、ちょっと寒かったです
からね...とは言え、お酒を飲んでしまえば、寒さも吹っ飛んでし
まったんだろうなあ...と、やはり残念な気持ちです。