======================================================================
『ビジネスパーソン最強化プロジェクト通信』 vol.451発行部数:21163部
+*----------------------------------------------------------------*+
◆『ビジプロ通信』は読者数2万人を超える日本最大級のMBAメルマガです◆
======================================================================
■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■□□■
□■■
■■ ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座
■
■■ 発行:MBA Solution, Inc.
http://www.mbasolution.com/
□■■
■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■□□■
======================================================================
こんにちは。『ビジプロ通信』ナビゲーターの安部です。
ゴールデンウィーク真っ只中ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
私は、ゴールデンウィークを前倒しして、先週末に家族で箱根に出掛けてきま
した。ゴールデンウィーク中、観光地はどこも混んでいるので、リフレッシュ
ではなく、疲れに行くようなものですからね・・・(^^;
またゴールデンウィークが終わったら、今度は軽井沢の方にでもドライブに
行こうかと思っています。(^^)
それでは、今回も『ビジプロ通信』張り切ってお届けしていきますので
最後までお付き合いの程よろしくお願いします!
+*----------------------------------------------------------------*+
【オールアバウトでもマーケティング関連の記事を更新しています!】
今月25日にマクドナルドが都内12店舗を新デザインに変更してオープンしたの
をご存知ですか?
私はまだ外からしか見ていないのですが、これまでとは全く違ったデザインで
お洒落な店舗に生まれ変わっているようです。
この改装のために渋谷ではマクドナルドが“無くなる”という珍事が起こった
のですが、この背景にはマクドナルドのどのような思惑が隠されているの
でしょうか?
このマーケティング戦略をオールアバウトで記事にしたら大反響で、プロ
デューサーから「サイト
リニューアル後、最高のアクセスを叩き出しました!」
と驚きのメールをいただきました。(笑)
まだ、お読みでない方は是非ともどうぞ!
『渋谷から忽然と消えたマクドナルドの謎を解き明かす!』
⇒
http://allabout.co.jp/gm/gc/44235/
======================================================================
【今号のコンテンツ】
1.1日3分で身につけるMBA講座
2.最強ビジネスパーソンの本棚
3.MBA Solution Business Collegeからのご案内
======================================================================
『タツヤとレイナの1日3分で身につけるMBA講座』からスタートです!
======================================================================
【登場人物の紹介】
源達哉(タツヤ):
入社10年目の中堅社員。
五月女玲奈(レイナ):
今春短大を卒業。入社したばかりの新入社員。
+*----------------------------------------------------------------*+
それではMBA講座のはじまり、はじまり・・・
+*----------------------------------------------------------------*+
【1.1日3分で身につけるMBA講座】
第199回:『事業仕分け』で解消を図る経営資源のX-非効率とは?
レイナ:「タツヤ先輩、行政刷新会議の行う事業仕分け第二弾が始まりました
ね。前回の事業仕分けは国民の関心が高かったから、今回も担当する国会議員
は張り切っているようですね。」
タツヤ:「そうだね。国が行う事業は営利目的ではないから無駄なことも自浄
作用が働かないという特徴があるから、外部の目から事業を監査することは
とても意義のあることなんじゃないかな。」
レイナ:「今回もあの国会議員が事業の無駄にズバッと切り込むのかしら?
インターネットで生中継を行うらしいから、是非ともチェックしなきゃ
いけませんね。」
タツヤ:「ネット中継では30万人を超える視聴者が予想されているらしいね。
政治への信任回復のためにもズバズバと独立行政
法人の“X-非効率”に
切り込んでもらいたいよ。」
レイナ:「“X-非効率”?それって何なんですか?」
タツヤ:「ああ、X-非効率というのはたとえば今回の事業仕分けの対象と
なった独立行政
法人のように市場原理に基づけば当然早期に事業を廃業して
いたような場合でも税金などの
補助金で潤沢な資金を確保して無駄な資源を
浪費していくことなんだ。」
レイナ:「そういえば3月末で閉鎖された『私のしごと館』は“600億円近い総
工費をかけて建設されたものの、毎年20億円近い赤字を垂れ流している”とか
つて話題になりましたね。これが普通の会社だったらこれ以上の損失は避けな
ければという意識が働いて早期にその事業から撤退してるはずですよね。とい
うか、しっかりとしたマーケティングリサーチを行えば事業自体を開始しなか
ったはずですけど・・・でも、どうしてX-非効率って起こるんでしょうか?」
タツヤ:「うん。X-非効率っていうのはやはり経営者のリスクに対する甘い
認識や経営に対する無関心によって発生するんだ。」
レイナ:「ということはこのX-非効率っていうのは独立行政
法人だけの問題で
はないってことですね。」
タツヤ:「そうなんだ。独立行政
法人の場合は典型的な事例だけど、一般企業
の中にも潤沢な資金を稼ぐ“金のなる木”事業から資金を配分をして、毎期赤
字ながらも事業をかろうじて存続させている“負け犬”事業なんかもあるから、
この場合もX-非効率が発生しているということになるんだ。また、個人の場合
も、給与が働きに関わらず一定の額が保証されていれば、働く意欲が無くなっ
て労働効率が極端に下がるから“ヒト”という経営資源を浪費しているという
ことでX-非効率と言うことができるよね。」
レイナ:「そうすると、X-非効率のは社会全体の問題でもあるんですね。」
タツヤ:「そういうこと。経済学者の研究結果によれば“厚生損失”と呼ばれ
るX-非効率によって社会全体が被る損失は、独占など市場の機能不全による
非効率によってもたらされる損失よりもむしろ大きいとされているんだ。」
レイナ:「日本は小さな島国で資源が非常に限られているのにX-非効率で
大きな社会的な損失が発生しているとすると一大事ですね。」
タツヤ:「本当にマクロ経済の観点から考えると恐ろしいことだよね。」
レイナ:「それじゃあ、どうすればこのX-非効率を解消することができるん
ですか?」
タツヤ:「それはやはり経営者の意識によるところが大きいんだ。赤字を垂れ
流すということは事業に問題があるか、経営の仕方に問題があるわけだから、
経営効率を自社の能力の極限まで高めて赤字が解消できなければ、事業を廃止
するか、
M&Aによって経営を他社の手に委ねるしかないんだよ。」
レイナ:「経営者は常に限りある経営資源を無駄遣いしないように心掛けて
経営効率を高め、どうしてもX-非効率が解消しないようであれば、事業を止め
るか、他のX-非効率を解消できる能力のある企業に事業を売却することで問題
を解決していくということですね。」
【MBA講座:今回のTake Away】
◆X-非効率とは?
→経営者のリスクに対する甘い認識や無関心によって本来実現すべき経営効率
が損なわれ無駄な資源を浪費すること。
◆X-非効率の事例
1.赤字を垂れ流す官営事業
2.黒字化することが難しい大企業の“負け犬”事業
3.働きに関わらず一定の
報酬が保証され労働効率が極端に悪化した
従業員
◆X-非効率の解消方法
1.経営者がリスクに対する意識を高め、資源の活用効率を高める。
2.改善が難しいようであれば事業を廃止する。
3.
M&Aによって効率的に運用できる企業に事業を売却する。
=====================================================================
それでは続いて良質なビジネス書を紹介する『最強ビジネスパーソンの本棚』
をお届けします。
======================================================================
【2.最強ビジネスパーソンの本棚】
現在、ビジネス環境の急激な悪化で売上不振に悩む企業は数多く存在します。
あなたはそのような企業の再生を任されたら、見事復活させる自信はある
でしょうか?
恐らく多くの方が、途方もない挑戦に尻込みしてしまうかもしれません。
ところが、1社でも困難を極めるこの企業再生において、次々に業績不振の
企業を立ち直らせてきた人物が存在します。
その人物とは“星野佳路氏”。
星野リゾートの代表といえばご存知の方も多いかもしれませんね。
星野氏は慶応大学卒業後、アメリカのコーネル大学でホテル経営に特化した
MBA(MPS/MMH)プログラムを修了します。
その後、もともと軽井沢で老舗旅館として著名であった星野旅館の跡取りと
して期待されて入社したものの、改革に失敗し星野旅館を去ることになります。
ところが、その2年後、旅館の将来を危惧した
株主から再び代表として登板の
要請を受けると、前回の失敗を活かした改革に着手します。
結果として、見事老舗旅館の復活を成し遂げることができたのです。
星野氏はその後も全国にある数々の業績不振に喘ぐリゾートホテルの再生
プロジェクトに携わっては、次々と成功を収めています。
この星野氏の事業再生プロジェクトを支えるのが“経営の教科書”。
星野氏は“経営の教科書”通りに経営を行えば、必ず事業はうまくいくと
公言してはばかりません。
その“経営の教科書”とは、みなさんもご存じのマイケル・ポーターの
『競争の戦略』やフィリップ・コトラーの『マーケティング・マネジメント』
などMBAプログラムでは定番のテキストが挙げられています。
星野氏は、実際にこれら教科書に書かれてある理論をそっくりそのまま実践
して、業績不振に喘ぐリゾートホテルの再生を実現してきたのです。
この星野氏によるリゾートホテル再生ストーリーは、日経トップリーダーで
『星野リゾートの事件簿』として連載され、同誌を定期購読している私に
とっては巻頭特集と並ぶくらいに毎月楽しみにしている記事でもあります。
そして、この度『星野リゾートの事件簿』を大幅に加筆修正して出版された
書籍が『星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則』。
本書では星野リゾートが関わる再生プロジェクトを2年に亘って密着取材を
行い、どのようなプロジェクトの際にどのような“教科書”を利用して成功を
収めたかが詳細に綴られています。
日経トップリーダーの記事でもビジネスの参考になりますが、密着取材による
加筆修正で更にクオリティが高まっています。
星野氏はどんなに分厚い“教科書”でもA4用紙1枚にまとめられるという持論
の持ち主で、前述した“経営の教科書”のエッセンスを1枚にまとめた資料も
たいへん役に立ちます。
現代のビジネスは混迷を極め、“一寸先は闇”のような状況が続いていますが、
経験や勘による経営ではなく、“教科書”通りの経営で実績を上げていこうと
考えるビジネスパーソンには是非ともお読みいただきたい1冊です。
<<独断と偏見によるビジプロ通信書籍判定(^^;>>
◎ 星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則
【対象者】 成果の上がるビジネス理論のエッセンスを身につけたい方
【難易度】 普通
【必読度】 ★★★★★(5)
詳しくはこちらから⇒
http://www.mbajp.org/i/s/30r.html
↑アマゾンではメルマガ発行現在、在庫切れで1週間程度かかるらしいので
是非ともお近くの書店で手にとってお確かめ下さい。
======================================================================
最後にMBA Solution Business CollegeからMBA講座のご案内です。
======================================================================
【3.MBA Solution Business College からのお知らせ】
MBA理論を身につけてビジネスで活躍したい方はいらっしゃいませんか?
MBA Solution Business Collegeでは、初心者の方にもわかりやすくMBA理論の
エッセンスをお伝えするベーシックMBA講座を毎月開催しています。
5月はヒューマンリソースマネジメントとリーダーシップを提供します。
どんなビジネス環境に置かれても組織に属するもの全ての能力を最大限に引き
出して飛躍的な成果を上げるスキルを身につけたい方は是非ともご参加下さい。
只今、ゴールデンウィークキャンペーンということで下記2講座お申込みいた
だいた方には、拙著『メガヒットのからくり』(角川エスエスコミュニケー
ションズ)を漏れなくプレゼントしています。
詳細・お申し込みは以下のサイトからどうぞ!
■ できる!MBAベーシック講座 組織・
人事戦略
開講日程: 2010年5月16日(日) PM 1:10~PM 2:40
開催場所: 東京国際フォーラム ガラス棟 会議室
詳しくはこちらから⇒
http://www.mbajp.org/i/s/30e.html
■ できる!MBAベーシック講座 リーダーシップ
開講日程: 2010年5月16日(日) PM 3:00~PM 4:30
開催場所: 東京国際フォーラム ガラス棟 会議室
詳しくはこちらから⇒
http://www.mbajp.org/i/s/30d.html
======================================================================
【編集後記】
27日のメルマガでアマゾンギフト券キャンペーンを実施しました。
今回もたくさんのご応募をいただき誠にありがとうございました。
本来であればご応募をいただいた全員の方にプレゼントしたいのですが、
予算が限られていますので、抽選に漏れた方には大変申し訳なく思います。
今後も引き続きこのような機会を提供していきたいと思っていますので、
諦めずに挑戦して下さいね。
今回当選された方は以下の3名様です。
もも様
たか様
masa55様
当選された方には当選確認のメールを差し上げますので、指定の期日まで
ご返信下さい。
それではみなさん、ゴールデンウィークもまだまだ続きますので、
是非ともエンジョイして下さいね!
======================================================================
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
メルマガと合わせて発行者の著書もよろしくお願いしますm(_ _)m
ビジネスに役立つ知識が満載です!
☆『メガヒットの「からくり」』
http://www.mbajp.org/i/s/21v.html
↑最新刊。メガヒット発売中です!
☆『トップMBA直伝!7日でできる目標達成』
http://www.mbajp.org/i/s/w8.html
↑お陰様で11刷のベストセラーとなっています!
☆『ファイナンスがスラスラわかる本』
http://www.mbajp.org/i/s/w9.html
↑今やビジネスパーソンに必須のファイナンス理論をわかりやすく!
それではまた次回あなたにお会いできるのを楽しみにしています!
======================================================================
発行責任者: 安部 徹也
略歴:
九州大学経済学部経営学科卒業後、現三井住友銀行入行。銀行
退職後、
グローバルビジネスでの起業を目指し、インターナショナルビジネスで世界
トップクラスのビジネススクールであるThunderbirdに留学し、MBAを取得。
トップMBAのみ加入が許されるΒΓΣ(ベータ・ガンマ・シグマ)会員。
卒業後、米国人パートナーと共に経営コンサルティング事業を開始。MBA
Solutionの代表に就任し、現在に至る。著書に『メガヒットのからくり』、
『ファイナンスがスラスラわかる本』、『トップMBA直伝!7日でできる目標達
成』などがあり、テレビやラジオ、雑誌、新聞など数多くのマスメディアでも
活躍。
発行者からひとこと:
このメルマガは“MBA理論をマスターしてビジネスを楽しく!”をコンセプト
にお届けしています。『100万人のビジネスパーソンに役に立つMBA理論を
学んでいただく』ことをビジョンとして一歩一歩目標達成に向けて地道に努力
していますので、よろしかったらお友達にこのメルマガを紹介するなどご協力
いただけると嬉しいです!⇒
http://mbasolution.com/magtop.htm
発行元:
株式会社 MBA Solution
- The Best Solution for Your Business
URL :
http://www.mbasolution.com
MBA Solution Business College
URL :
http://www.mbajp.org
ご意見・ご要望はとってもウェルカムです!以下のホームページから
お願いします。(このメルマガへ返信しても届きませんのでご注意!)
→
http://www.mbasolution.com/opinion.htm
=====================================================================
======================================================================
『ビジネスパーソン最強化プロジェクト通信』 vol.451発行部数:21163部
+*----------------------------------------------------------------*+
◆『ビジプロ通信』は読者数2万人を超える日本最大級のMBAメルマガです◆
======================================================================
■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■□□■
□■■
■■ ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座
■
■■ 発行:MBA Solution, Inc.
http://www.mbasolution.com/
□■■
■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■□□■
======================================================================
こんにちは。『ビジプロ通信』ナビゲーターの安部です。
ゴールデンウィーク真っ只中ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
私は、ゴールデンウィークを前倒しして、先週末に家族で箱根に出掛けてきま
した。ゴールデンウィーク中、観光地はどこも混んでいるので、リフレッシュ
ではなく、疲れに行くようなものですからね・・・(^^;
またゴールデンウィークが終わったら、今度は軽井沢の方にでもドライブに
行こうかと思っています。(^^)
それでは、今回も『ビジプロ通信』張り切ってお届けしていきますので
最後までお付き合いの程よろしくお願いします!
+*----------------------------------------------------------------*+
【オールアバウトでもマーケティング関連の記事を更新しています!】
今月25日にマクドナルドが都内12店舗を新デザインに変更してオープンしたの
をご存知ですか?
私はまだ外からしか見ていないのですが、これまでとは全く違ったデザインで
お洒落な店舗に生まれ変わっているようです。
この改装のために渋谷ではマクドナルドが“無くなる”という珍事が起こった
のですが、この背景にはマクドナルドのどのような思惑が隠されているの
でしょうか?
このマーケティング戦略をオールアバウトで記事にしたら大反響で、プロ
デューサーから「サイトリニューアル後、最高のアクセスを叩き出しました!」
と驚きのメールをいただきました。(笑)
まだ、お読みでない方は是非ともどうぞ!
『渋谷から忽然と消えたマクドナルドの謎を解き明かす!』
⇒
http://allabout.co.jp/gm/gc/44235/
======================================================================
【今号のコンテンツ】
1.1日3分で身につけるMBA講座
2.最強ビジネスパーソンの本棚
3.MBA Solution Business Collegeからのご案内
======================================================================
『タツヤとレイナの1日3分で身につけるMBA講座』からスタートです!
======================================================================
【登場人物の紹介】
源達哉(タツヤ):
入社10年目の中堅社員。
五月女玲奈(レイナ):
今春短大を卒業。入社したばかりの新入社員。
+*----------------------------------------------------------------*+
それではMBA講座のはじまり、はじまり・・・
+*----------------------------------------------------------------*+
【1.1日3分で身につけるMBA講座】
第199回:『事業仕分け』で解消を図る経営資源のX-非効率とは?
レイナ:「タツヤ先輩、行政刷新会議の行う事業仕分け第二弾が始まりました
ね。前回の事業仕分けは国民の関心が高かったから、今回も担当する国会議員
は張り切っているようですね。」
タツヤ:「そうだね。国が行う事業は営利目的ではないから無駄なことも自浄
作用が働かないという特徴があるから、外部の目から事業を監査することは
とても意義のあることなんじゃないかな。」
レイナ:「今回もあの国会議員が事業の無駄にズバッと切り込むのかしら?
インターネットで生中継を行うらしいから、是非ともチェックしなきゃ
いけませんね。」
タツヤ:「ネット中継では30万人を超える視聴者が予想されているらしいね。
政治への信任回復のためにもズバズバと独立行政法人の“X-非効率”に
切り込んでもらいたいよ。」
レイナ:「“X-非効率”?それって何なんですか?」
タツヤ:「ああ、X-非効率というのはたとえば今回の事業仕分けの対象と
なった独立行政法人のように市場原理に基づけば当然早期に事業を廃業して
いたような場合でも税金などの補助金で潤沢な資金を確保して無駄な資源を
浪費していくことなんだ。」
レイナ:「そういえば3月末で閉鎖された『私のしごと館』は“600億円近い総
工費をかけて建設されたものの、毎年20億円近い赤字を垂れ流している”とか
つて話題になりましたね。これが普通の会社だったらこれ以上の損失は避けな
ければという意識が働いて早期にその事業から撤退してるはずですよね。とい
うか、しっかりとしたマーケティングリサーチを行えば事業自体を開始しなか
ったはずですけど・・・でも、どうしてX-非効率って起こるんでしょうか?」
タツヤ:「うん。X-非効率っていうのはやはり経営者のリスクに対する甘い
認識や経営に対する無関心によって発生するんだ。」
レイナ:「ということはこのX-非効率っていうのは独立行政法人だけの問題で
はないってことですね。」
タツヤ:「そうなんだ。独立行政法人の場合は典型的な事例だけど、一般企業
の中にも潤沢な資金を稼ぐ“金のなる木”事業から資金を配分をして、毎期赤
字ながらも事業をかろうじて存続させている“負け犬”事業なんかもあるから、
この場合もX-非効率が発生しているということになるんだ。また、個人の場合
も、給与が働きに関わらず一定の額が保証されていれば、働く意欲が無くなっ
て労働効率が極端に下がるから“ヒト”という経営資源を浪費しているという
ことでX-非効率と言うことができるよね。」
レイナ:「そうすると、X-非効率のは社会全体の問題でもあるんですね。」
タツヤ:「そういうこと。経済学者の研究結果によれば“厚生損失”と呼ばれ
るX-非効率によって社会全体が被る損失は、独占など市場の機能不全による
非効率によってもたらされる損失よりもむしろ大きいとされているんだ。」
レイナ:「日本は小さな島国で資源が非常に限られているのにX-非効率で
大きな社会的な損失が発生しているとすると一大事ですね。」
タツヤ:「本当にマクロ経済の観点から考えると恐ろしいことだよね。」
レイナ:「それじゃあ、どうすればこのX-非効率を解消することができるん
ですか?」
タツヤ:「それはやはり経営者の意識によるところが大きいんだ。赤字を垂れ
流すということは事業に問題があるか、経営の仕方に問題があるわけだから、
経営効率を自社の能力の極限まで高めて赤字が解消できなければ、事業を廃止
するか、M&Aによって経営を他社の手に委ねるしかないんだよ。」
レイナ:「経営者は常に限りある経営資源を無駄遣いしないように心掛けて
経営効率を高め、どうしてもX-非効率が解消しないようであれば、事業を止め
るか、他のX-非効率を解消できる能力のある企業に事業を売却することで問題
を解決していくということですね。」
【MBA講座:今回のTake Away】
◆X-非効率とは?
→経営者のリスクに対する甘い認識や無関心によって本来実現すべき経営効率
が損なわれ無駄な資源を浪費すること。
◆X-非効率の事例
1.赤字を垂れ流す官営事業
2.黒字化することが難しい大企業の“負け犬”事業
3.働きに関わらず一定の報酬が保証され労働効率が極端に悪化した従業員
◆X-非効率の解消方法
1.経営者がリスクに対する意識を高め、資源の活用効率を高める。
2.改善が難しいようであれば事業を廃止する。
3.M&Aによって効率的に運用できる企業に事業を売却する。
=====================================================================
それでは続いて良質なビジネス書を紹介する『最強ビジネスパーソンの本棚』
をお届けします。
======================================================================
【2.最強ビジネスパーソンの本棚】
現在、ビジネス環境の急激な悪化で売上不振に悩む企業は数多く存在します。
あなたはそのような企業の再生を任されたら、見事復活させる自信はある
でしょうか?
恐らく多くの方が、途方もない挑戦に尻込みしてしまうかもしれません。
ところが、1社でも困難を極めるこの企業再生において、次々に業績不振の
企業を立ち直らせてきた人物が存在します。
その人物とは“星野佳路氏”。
星野リゾートの代表といえばご存知の方も多いかもしれませんね。
星野氏は慶応大学卒業後、アメリカのコーネル大学でホテル経営に特化した
MBA(MPS/MMH)プログラムを修了します。
その後、もともと軽井沢で老舗旅館として著名であった星野旅館の跡取りと
して期待されて入社したものの、改革に失敗し星野旅館を去ることになります。
ところが、その2年後、旅館の将来を危惧した株主から再び代表として登板の
要請を受けると、前回の失敗を活かした改革に着手します。
結果として、見事老舗旅館の復活を成し遂げることができたのです。
星野氏はその後も全国にある数々の業績不振に喘ぐリゾートホテルの再生
プロジェクトに携わっては、次々と成功を収めています。
この星野氏の事業再生プロジェクトを支えるのが“経営の教科書”。
星野氏は“経営の教科書”通りに経営を行えば、必ず事業はうまくいくと
公言してはばかりません。
その“経営の教科書”とは、みなさんもご存じのマイケル・ポーターの
『競争の戦略』やフィリップ・コトラーの『マーケティング・マネジメント』
などMBAプログラムでは定番のテキストが挙げられています。
星野氏は、実際にこれら教科書に書かれてある理論をそっくりそのまま実践
して、業績不振に喘ぐリゾートホテルの再生を実現してきたのです。
この星野氏によるリゾートホテル再生ストーリーは、日経トップリーダーで
『星野リゾートの事件簿』として連載され、同誌を定期購読している私に
とっては巻頭特集と並ぶくらいに毎月楽しみにしている記事でもあります。
そして、この度『星野リゾートの事件簿』を大幅に加筆修正して出版された
書籍が『星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則』。
本書では星野リゾートが関わる再生プロジェクトを2年に亘って密着取材を
行い、どのようなプロジェクトの際にどのような“教科書”を利用して成功を
収めたかが詳細に綴られています。
日経トップリーダーの記事でもビジネスの参考になりますが、密着取材による
加筆修正で更にクオリティが高まっています。
星野氏はどんなに分厚い“教科書”でもA4用紙1枚にまとめられるという持論
の持ち主で、前述した“経営の教科書”のエッセンスを1枚にまとめた資料も
たいへん役に立ちます。
現代のビジネスは混迷を極め、“一寸先は闇”のような状況が続いていますが、
経験や勘による経営ではなく、“教科書”通りの経営で実績を上げていこうと
考えるビジネスパーソンには是非ともお読みいただきたい1冊です。
<<独断と偏見によるビジプロ通信書籍判定(^^;>>
◎ 星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則
【対象者】 成果の上がるビジネス理論のエッセンスを身につけたい方
【難易度】 普通
【必読度】 ★★★★★(5)
詳しくはこちらから⇒
http://www.mbajp.org/i/s/30r.html
↑アマゾンではメルマガ発行現在、在庫切れで1週間程度かかるらしいので
是非ともお近くの書店で手にとってお確かめ下さい。
======================================================================
最後にMBA Solution Business CollegeからMBA講座のご案内です。
======================================================================
【3.MBA Solution Business College からのお知らせ】
MBA理論を身につけてビジネスで活躍したい方はいらっしゃいませんか?
MBA Solution Business Collegeでは、初心者の方にもわかりやすくMBA理論の
エッセンスをお伝えするベーシックMBA講座を毎月開催しています。
5月はヒューマンリソースマネジメントとリーダーシップを提供します。
どんなビジネス環境に置かれても組織に属するもの全ての能力を最大限に引き
出して飛躍的な成果を上げるスキルを身につけたい方は是非ともご参加下さい。
只今、ゴールデンウィークキャンペーンということで下記2講座お申込みいた
だいた方には、拙著『メガヒットのからくり』(角川エスエスコミュニケー
ションズ)を漏れなくプレゼントしています。
詳細・お申し込みは以下のサイトからどうぞ!
■ できる!MBAベーシック講座 組織・人事戦略
開講日程: 2010年5月16日(日) PM 1:10~PM 2:40
開催場所: 東京国際フォーラム ガラス棟 会議室
詳しくはこちらから⇒
http://www.mbajp.org/i/s/30e.html
■ できる!MBAベーシック講座 リーダーシップ
開講日程: 2010年5月16日(日) PM 3:00~PM 4:30
開催場所: 東京国際フォーラム ガラス棟 会議室
詳しくはこちらから⇒
http://www.mbajp.org/i/s/30d.html
======================================================================
【編集後記】
27日のメルマガでアマゾンギフト券キャンペーンを実施しました。
今回もたくさんのご応募をいただき誠にありがとうございました。
本来であればご応募をいただいた全員の方にプレゼントしたいのですが、
予算が限られていますので、抽選に漏れた方には大変申し訳なく思います。
今後も引き続きこのような機会を提供していきたいと思っていますので、
諦めずに挑戦して下さいね。
今回当選された方は以下の3名様です。
もも様
たか様
masa55様
当選された方には当選確認のメールを差し上げますので、指定の期日まで
ご返信下さい。
それではみなさん、ゴールデンウィークもまだまだ続きますので、
是非ともエンジョイして下さいね!
======================================================================
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
メルマガと合わせて発行者の著書もよろしくお願いしますm(_ _)m
ビジネスに役立つ知識が満載です!
☆『メガヒットの「からくり」』
http://www.mbajp.org/i/s/21v.html
↑最新刊。メガヒット発売中です!
☆『トップMBA直伝!7日でできる目標達成』
http://www.mbajp.org/i/s/w8.html
↑お陰様で11刷のベストセラーとなっています!
☆『ファイナンスがスラスラわかる本』
http://www.mbajp.org/i/s/w9.html
↑今やビジネスパーソンに必須のファイナンス理論をわかりやすく!
それではまた次回あなたにお会いできるのを楽しみにしています!
======================================================================
発行責任者: 安部 徹也
略歴:
九州大学経済学部経営学科卒業後、現三井住友銀行入行。銀行退職後、
グローバルビジネスでの起業を目指し、インターナショナルビジネスで世界
トップクラスのビジネススクールであるThunderbirdに留学し、MBAを取得。
トップMBAのみ加入が許されるΒΓΣ(ベータ・ガンマ・シグマ)会員。
卒業後、米国人パートナーと共に経営コンサルティング事業を開始。MBA
Solutionの代表に就任し、現在に至る。著書に『メガヒットのからくり』、
『ファイナンスがスラスラわかる本』、『トップMBA直伝!7日でできる目標達
成』などがあり、テレビやラジオ、雑誌、新聞など数多くのマスメディアでも
活躍。
発行者からひとこと:
このメルマガは“MBA理論をマスターしてビジネスを楽しく!”をコンセプト
にお届けしています。『100万人のビジネスパーソンに役に立つMBA理論を
学んでいただく』ことをビジョンとして一歩一歩目標達成に向けて地道に努力
していますので、よろしかったらお友達にこのメルマガを紹介するなどご協力
いただけると嬉しいです!⇒
http://mbasolution.com/magtop.htm
発行元:株式会社 MBA Solution
- The Best Solution for Your Business
URL :
http://www.mbasolution.com
MBA Solution Business College
URL :
http://www.mbajp.org
ご意見・ご要望はとってもウェルカムです!以下のホームページから
お願いします。(このメルマガへ返信しても届きませんのでご注意!)
→
http://www.mbasolution.com/opinion.htm
=====================================================================