<今週の肝>
◎上司を動かすには、上司を動かそうと思わない
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★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆
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今週の肝を見て、「えっ?」と思われたかもしれません。
『タイトルと矛盾するじゃないか』と怒らないでください。
もう一度いいます。
上司を動かすには、上司を動かそうと思わないことが非常に大切なんです。
あなたは人の思い通りに動かされたいですか?
ほとんどの方が「No」でしょう。
自分の行動は、自分で決めたい、それが人の本音ではないでしょうか。
にもかかわらず、「人を動かす」というキャッチフレーズが
様々な書籍のタイトルになっています。(このメルマガもそうですね)
おそらく、私もそうですが、思い通りに人を動かしたいという潜在的な欲求が
人にはあるからだと思います。
<思い通りに人に動かされたくないけど、思い通りに人を動かしたい>
そんな都合のいい思いが無意識にあるのかもしれません。
『上司を動かそう』という思惑は、実は上司は敏感に感じ取ります。
『部門やチームを私がコントロールしなければ』という責任意識が強いケース
では、部下に動かされれることに“責任感のアンテナ”が敏感に反応します。
逆に、責任を回避したいと思う保守的な上司は、部下の思い通りに動くと、
自分が追う責任のリスクが高くなると思い、逃げ腰になります。
ちなみに、私は理屈っぽいタイプなので、理屈で上司を動かそうとして何度も
失敗を重ねました。その当時の口癖は「上司は頭が固い、アホだ」でした。
自分の単純なアプローチの方が、実は頭が固かったのだと後でわかりましたが・・
正論ではほとんどの上司は動きません。
見かけ上、動こうとする上司はいますが、感情面では動かされていません。
なぜなら部下が正しいと、上司のプライドは傷つくからです。
中には、懐の深く、部下の正論をニュートラルに聞かれる上司もいますが
600人を越えるマネジャーの方のコーチング研修を通して、そういった上司は
1割もいませんでした。
ではどうしたらいいのでしょうか?
それは、あなたが『上司を全面的に肯定しつづける』ことです。
上司の言動、過去の実績、方針、戦略、アドバイス、性格など
全てを“肯定するフィルター”を通して観察し続けてください。
「なるほど、そのやり方もここがいい点だな」
「そういう考え方も、こういう場合はメリットがあるな」
「へぇーこんないい所があったのか」
「そういう過去の経験で、こんな捉え方にいたるんだな」
わからなかったら上司にさりげなく質問してみます。
直接質問することが難しかったら、同僚や他部門のマネジャーや
さらに上の上司に間接的に聞いてみて下さい。
「●●さん(上司)は、得意分野はどういった所なんですか?」
「●●さん(上司)は、どんな経験をされてきたんですか?」
「●●さん(上司)は、どんなこだわりがあるんですか?」
気付いたことがあったら、上司に言葉で伝えてみます。
そして1ヶ月間毎日続けてみてください。
なぜか?
まずはこのメールを読まれたら即実践してみてください。
1週間続ければ、何らかの変化に気付くでしょう。
答えは現場の中にあります。
害はないので、だまされたと思ってどうぞ実験してみてください。
何か変化に気付いた方は、ささいなことでもいいので是非メール
でお知らせくださいね。
今日はこのあたりで。
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【発行元】
ウィルビジョン
株式会社
http://www.will-vision.com
【発行責任者】
泉 一也 (いずみ かずや)
ご意見・ご感想は
info@will-vision.com まで
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今週の肝を見て、「えっ?」と思われたかもしれません。
『タイトルと矛盾するじゃないか』と怒らないでください。
もう一度いいます。
上司を動かすには、上司を動かそうと思わないことが非常に大切なんです。
あなたは人の思い通りに動かされたいですか?
ほとんどの方が「No」でしょう。
自分の行動は、自分で決めたい、それが人の本音ではないでしょうか。
にもかかわらず、「人を動かす」というキャッチフレーズが
様々な書籍のタイトルになっています。(このメルマガもそうですね)
おそらく、私もそうですが、思い通りに人を動かしたいという潜在的な欲求が
人にはあるからだと思います。
<思い通りに人に動かされたくないけど、思い通りに人を動かしたい>
そんな都合のいい思いが無意識にあるのかもしれません。
『上司を動かそう』という思惑は、実は上司は敏感に感じ取ります。
『部門やチームを私がコントロールしなければ』という責任意識が強いケース
では、部下に動かされれることに“責任感のアンテナ”が敏感に反応します。
逆に、責任を回避したいと思う保守的な上司は、部下の思い通りに動くと、
自分が追う責任のリスクが高くなると思い、逃げ腰になります。
ちなみに、私は理屈っぽいタイプなので、理屈で上司を動かそうとして何度も
失敗を重ねました。その当時の口癖は「上司は頭が固い、アホだ」でした。
自分の単純なアプローチの方が、実は頭が固かったのだと後でわかりましたが・・
正論ではほとんどの上司は動きません。
見かけ上、動こうとする上司はいますが、感情面では動かされていません。
なぜなら部下が正しいと、上司のプライドは傷つくからです。
中には、懐の深く、部下の正論をニュートラルに聞かれる上司もいますが
600人を越えるマネジャーの方のコーチング研修を通して、そういった上司は
1割もいませんでした。
ではどうしたらいいのでしょうか?
それは、あなたが『上司を全面的に肯定しつづける』ことです。
上司の言動、過去の実績、方針、戦略、アドバイス、性格など
全てを“肯定するフィルター”を通して観察し続けてください。
「なるほど、そのやり方もここがいい点だな」
「そういう考え方も、こういう場合はメリットがあるな」
「へぇーこんないい所があったのか」
「そういう過去の経験で、こんな捉え方にいたるんだな」
わからなかったら上司にさりげなく質問してみます。
直接質問することが難しかったら、同僚や他部門のマネジャーや
さらに上の上司に間接的に聞いてみて下さい。
「●●さん(上司)は、得意分野はどういった所なんですか?」
「●●さん(上司)は、どんな経験をされてきたんですか?」
「●●さん(上司)は、どんなこだわりがあるんですか?」
気付いたことがあったら、上司に言葉で伝えてみます。
そして1ヶ月間毎日続けてみてください。
なぜか?
まずはこのメールを読まれたら即実践してみてください。
1週間続ければ、何らかの変化に気付くでしょう。
答えは現場の中にあります。
害はないので、だまされたと思ってどうぞ実験してみてください。
何か変化に気付いた方は、ささいなことでもいいので是非メール
でお知らせくださいね。
今日はこのあたりで。
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