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コラムの泉

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部長 こまじゅんいち3

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成長し続ける企業に!サービス業専門社労士日記(第556号)

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おはようございます。

メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。

このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている人事担当者
同業の社労士さん

へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。

テーマは
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。

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小松潤一社会保険労務士事務所
http://www.style-neo.jp  http://www.style-neo.com
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目次
■はじめに
■部長 こまじゅんいち3
■最後に
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■はじめに

もう少しで12月なんですね。

今年もほとんどが終わりかけています。


最近特に多くなった相談が解雇と裁判です。

景気が良くなってきたと思っていましたが
実際には中小企業の景気はあまり回復していないどころか
もっともっと悪くなっている気がします。


解雇したい!
とか
従業員に訴えられた!!

みたいな相談が結構増えてきているので
不景気なんでしょう。


さて解雇を簡単に経営者は考えていますが
それほど簡単に出来るものでもありません。


簡単に考えているので解雇した後で

従業員を解雇したのですが問題ないですか?」
みたいなことを事後に言われてしまって取り返しのつかないことも
結構あるのです。


解雇は簡単ではありません。


今日もそんな話



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■部長 こまじゅんいち3

(実際にあった話をもとにした作り話です)


業績が急激に悪化した上場企業で働くこまじゅんいち

リストラをうまく進めることが出来ない人事部長が
リストラされてついに人事部にはこまじゅんいちと
数人のアルバイト社員しか残っていませんでした。



こまじゅんいち
「ちょっと待って下さい!人事部や経理部のような間接部門ではもう
 リストラが進んでいて人事部長がいなくなったら人事部は私と
 数人のアルバイトしかいなくなってしまいます」



経営者
「そうかでは今日から君が人事部長だ!頑張って目標の削減案を達成してくれ!」



こまじゅんいちは人事部長に就任しました。


頭の中が真っ白です。


いったいどうやって一人であと200名もの従業員をリストラしなければいけないのだと・・・・



もし失敗したら会社が倒産します。

結婚し子供も生まれたばかりなのに・・・・・・・・・



続きです。


こまじゅんいちは非常に困っていました。

どうやって一人で200名もの従業員を解雇するのか?

しかし従業員を解雇できなければ、会社が倒産します。
仮に倒産しなくても計画を実行できなければ今度は
こま自身がリストラにあってしまいます。



そんな時に新聞にこんな企業が掲載されたのです。


「カリスマ経営者の企業に公的資金を国会で検討!!!!!」

そうです。国が企業再生を支援してくれる可能性が出てきたのです。

こまは非常に喜びました。


だって国が助けてくれれば従業員を解雇しなくても済みますから・・・・



しかしそんな考えは甘かったとすぐに気がつきます。


「税金を投入するのであればリストラを300名はすべき!!!」

そうです。もっとリストラを進めろと言うのです。



こまじゅんいちは早速動きました。

とりあえず去年の人事考課で最低の評価を受けていた30名に対して
リストラを良い伝えました。


こまじゅんいち
「会社がこんな状態なので辞めてもらえないだろうか?」



これに対して数人は解雇に応じてもらえたのですが
その中の一人から

「不当解雇だ!!!」と裁判をされました。


こまはあわてました。まさか裁判なんて起きるとは

すぐに弁護士さんに相談しましたが

弁護士
「そうですね。このままいくと裁判に負けてしまうでしょう
 解雇には手順があります。その手順を取らないと必ず負けてしまいます」



弁護士さんは整理解雇には4つの要件があることを教えてくれました。

1、整理解雇の必要性が本当にあること
2、整理解雇を避けるための努力を会社が尽くしていること
3、対象者の選定に合理性があること
4、労働者側との間で十分な協議が尽くされていること

この4つすべてを満たした初めて解雇が出来るそうです。


今回の場合1,3は大丈夫です。

もう解雇しなければ会社が倒産します。対象者も年齢にとらわれず評価が一番低い方を
選びました。


でも解雇を避けるために努力をしていませんし話し合いも行っていません。

裁判は負けてしまいました。


訴えた従業員はこま部長に対し言いました。


「お前だって俺と同じ従業員じゃないか?お前だって次にリストラされるかもしれないのに
 なんで会社の味方をするんだ!会社がこんな状態になったのは俺だけのせいでなく
 経営者がきちんとしていなかったからだろ!!!」


こまは悩みました。

そんなことわかっているのです。

リストラが終了したらつぎはこまがリストラされるかもしれません。
リストラが進んでも会社は倒産してしまうかもしれないのです。


そんなことはわかっているのです。


「そんなこと言っても誰かがこの仕事をしないと・・・・」


続く

良かったら感想下さい
info@style-neo.jp

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■最後に

リストラは本当に嫌な仕事です。

リストラした従業員から恨まれることもあるでしょうし
精神的なストレスもリストラされた従業員同様
リストラする側にもかかってくるのです。


余剰な人員を抱えてしまったり
業績が落ちたりすること自体は
経営者の責任です。


その責任を従業員に押し付けるわけですから
経営者としてもやるべきことがあるのです。


経営者がそのやるべきことをしない状態での
リストラは必ず失敗します。


経営者の責任は非常に重いのです!!


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創造人材株式会社
小松潤一社会保険労務士事務所
小松潤一


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