<第119回>事例で学ぶ「
コンピテンシー」
==■「迅速な対応力」なる
コンピテンシー発揮の威力!■==
=================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持
ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
事例で学ぶ「
コンピテンシー」と題して分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営
トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す
学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
=================================
<今回のメニュー>
=================================
【1】「迅速な対応力」なる
コンピテンシー発揮の威力!
【2】「迅速な対応力」なる
コンピテンシーを自己チェックする!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記
=================================
【1】「迅速な対応力」なる
コンピテンシー発揮の威力!
1.ケリー・グリーン氏の言葉
ケリー・グリーン氏は「迅速な対応力」の大切さを説いています。
*完全主義の傾向があると、業務を先延ばししがちになる。しかし、相手
は、まず第一に対応のよさを望んでいる場合が多いのだ。
~ケリー・グリーン~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2.「迅速な対応力」なる
コンピテンシー発揮の威力!
企業レベルでの対応の遅れで墓穴を掘り、大変な事態になった例はあまり
にも多いのです。最近の例では三菱自動車しかり、NHKしかりでした。
ビジネスマンにも同じことが言えます。何をやるにも、もたもたしていて
行動せず、先に進まない人が多いのです。
なぜ迅速にやらないのかと問いただすと「計画が不十分だ」、「目的がは
っきりしない」、「効果が期待できない」などと条件や環境が完璧でない
ことを理由に挙げます。このようなタイプの人ははっきり言って仕事ので
きる人ではないのです。
特に上司や顧客は、対応の迅速さを求めている場合が多いのです。やって
みて「このようになりそうですが、いかがですか」、「ちょっとやってみ
たのですが、こんな結果になりそうです」というように素早く対応し、概
ね得られる結果を報告することが必要です。そうすれば、そこで上司との
コミュニケーションが図られ、そして軌道修正できるのです。
迅速な対応は、あなたが「仕事のできる人」、「対応のいい人」、「しっ
かりした人」、「行動力のある人」と評価される絶好の機会になるに違い
ないのです。
是非、「迅速な対応力」なる
コンピテンシーを磨こうではありませんか。
【2】「迅速な対応力」なる
コンピテンシーを自己チェックする!
「迅速な対応力」なる
コンピテンシーを自己チェックしてみることは重要
です。
<行動基準の例>
計画や条件に多少不備があってもまずは行動に移し、進捗状況を上司に報
告して受けたアドバイスを参考に軌道修正してやり遂げてきた。
<正に当てはまる>、<どちらかというと当てはまる>、<どちらかとい
うと当てはまらない>、<全く当てはまらない>
あなたは上記のどれに印が付きましたか?
<正に当てはまる>に印の付いた人は、失敗することもありますが軌道修
正してやり直す勇気と行動力があります。
その結果、困難な仕事でもやり遂げて大きな成果に貢献してきました。
それ以外に印を付けた人は「迅速な対応力」なる
コンピテンシーを磨く必
要があります。
【3】今日のまとめ
1.対応の遅れは企業レベルの場合、命取りになりかねないこと。
2.対応力の弱い人は「計画が不十分だ」、「目的がはっきりしない」、
「効果が期待できない」などと条件や環境が完璧でないことを理由に
挙げがちなこと。
3.まずは行動を起こし、やりながら軌道修正を行えば、困難な仕事でも
完遂でき、総じて好結果をもたらすこと。
4.迅速に対応することにより「仕事のできる人」、「対応のいい人」、
「しっかりした人」、「行動力のある人」と評価される絶好の機会に
なること。
【4】編集後記
ファンヒーターの市場事故で松下電器は昨年の年末商戦は負けを覚悟した
と言います。
しかし、全てのCMをファンヒーターのお詫びと回収に当て、全国紙・地
方紙に何度もお詫びと回収情報を流しました。
この対応振りが好感を持って受け入れられ、むしろ年末商戦で売上げを増
加させました。対応のよさが生活者に受け入れられることを証明したので
す。
次回に続く
次回は、「発想力」なる
コンピテンシー発揮の威力!を解説します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
本メールマガジンは「まぐまぐ」と「melma」を通して発行しております。
「まぐまぐ」での登録・退会はこちらから
⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag.html
「melma」での登録・退会はこちらから
⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag2.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
******************************************************************
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
3223898301@jcom.home.ne.jp
著書「中堅・中小企業のための
コンピテンシー入門」好評発売中!詳細はこち
らから⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/book.html
******************************************************************
<第119回>事例で学ぶ「コンピテンシー」
==■「迅速な対応力」なるコンピテンシー発揮の威力!■==
=================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持
ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
事例で学ぶ「コンピテンシー」と題して分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営
トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す
学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
=================================
<今回のメニュー>
=================================
【1】「迅速な対応力」なるコンピテンシー発揮の威力!
【2】「迅速な対応力」なるコンピテンシーを自己チェックする!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記
=================================
【1】「迅速な対応力」なるコンピテンシー発揮の威力!
1.ケリー・グリーン氏の言葉
ケリー・グリーン氏は「迅速な対応力」の大切さを説いています。
*完全主義の傾向があると、業務を先延ばししがちになる。しかし、相手
は、まず第一に対応のよさを望んでいる場合が多いのだ。
~ケリー・グリーン~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2.「迅速な対応力」なるコンピテンシー発揮の威力!
企業レベルでの対応の遅れで墓穴を掘り、大変な事態になった例はあまり
にも多いのです。最近の例では三菱自動車しかり、NHKしかりでした。
ビジネスマンにも同じことが言えます。何をやるにも、もたもたしていて
行動せず、先に進まない人が多いのです。
なぜ迅速にやらないのかと問いただすと「計画が不十分だ」、「目的がは
っきりしない」、「効果が期待できない」などと条件や環境が完璧でない
ことを理由に挙げます。このようなタイプの人ははっきり言って仕事ので
きる人ではないのです。
特に上司や顧客は、対応の迅速さを求めている場合が多いのです。やって
みて「このようになりそうですが、いかがですか」、「ちょっとやってみ
たのですが、こんな結果になりそうです」というように素早く対応し、概
ね得られる結果を報告することが必要です。そうすれば、そこで上司との
コミュニケーションが図られ、そして軌道修正できるのです。
迅速な対応は、あなたが「仕事のできる人」、「対応のいい人」、「しっ
かりした人」、「行動力のある人」と評価される絶好の機会になるに違い
ないのです。
是非、「迅速な対応力」なるコンピテンシーを磨こうではありませんか。
【2】「迅速な対応力」なるコンピテンシーを自己チェックする!
「迅速な対応力」なるコンピテンシーを自己チェックしてみることは重要
です。
<行動基準の例>
計画や条件に多少不備があってもまずは行動に移し、進捗状況を上司に報
告して受けたアドバイスを参考に軌道修正してやり遂げてきた。
<正に当てはまる>、<どちらかというと当てはまる>、<どちらかとい
うと当てはまらない>、<全く当てはまらない>
あなたは上記のどれに印が付きましたか?
<正に当てはまる>に印の付いた人は、失敗することもありますが軌道修
正してやり直す勇気と行動力があります。
その結果、困難な仕事でもやり遂げて大きな成果に貢献してきました。
それ以外に印を付けた人は「迅速な対応力」なるコンピテンシーを磨く必
要があります。
【3】今日のまとめ
1.対応の遅れは企業レベルの場合、命取りになりかねないこと。
2.対応力の弱い人は「計画が不十分だ」、「目的がはっきりしない」、
「効果が期待できない」などと条件や環境が完璧でないことを理由に
挙げがちなこと。
3.まずは行動を起こし、やりながら軌道修正を行えば、困難な仕事でも
完遂でき、総じて好結果をもたらすこと。
4.迅速に対応することにより「仕事のできる人」、「対応のいい人」、
「しっかりした人」、「行動力のある人」と評価される絶好の機会に
なること。
【4】編集後記
ファンヒーターの市場事故で松下電器は昨年の年末商戦は負けを覚悟した
と言います。
しかし、全てのCMをファンヒーターのお詫びと回収に当て、全国紙・地
方紙に何度もお詫びと回収情報を流しました。
この対応振りが好感を持って受け入れられ、むしろ年末商戦で売上げを増
加させました。対応のよさが生活者に受け入れられることを証明したので
す。
次回に続く
次回は、「発想力」なるコンピテンシー発揮の威力!を解説します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
本メールマガジンは「まぐまぐ」と「melma」を通して発行しております。
「まぐまぐ」での登録・退会はこちらから
⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag.html
「melma」での登録・退会はこちらから
⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag2.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
******************************************************************
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
3223898301@jcom.home.ne.jp
著書「中堅・中小企業のためのコンピテンシー入門」好評発売中!詳細はこち
らから⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/book.html
******************************************************************