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会社には関係なく、コンピテンシー項目を選ぶ場合は?

<10回>会社には関係なく、コンピテンシー項目を選ぶ場合は?
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 人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れと
なり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
 多くの企業では「成果主義人事制度」に加速度的に移行しています。これの是々非
々は後でするとして、成果の低い、あるいは出せない人にとっては悲劇になるかも知
れません。
 コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・
管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非と
もお読みいただきたいと思います。
=====================================
■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理
解が一層深まります。(コンピテンシー宣教師より)■

<今回のメニュー>
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【1】職場の世相を川柳に載せて!
【2】会社には関係なく、コンピテンシー項目を選ぶ場合は?
【3】編集後記
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【1】職場の世相を川柳に載せて!

 IT化結果わが社は愛低下!!

 中小企業でも一人一台のパソコンの時代になってきました。とかく箱物を入れると
IT化が図られた気分になるものですね。仕事の指示・命令までもEメールで、そし
て社長や上司からのお叱りまでもEメールで飛びかいます。
 血の通った対話は自然と薄れてしまいます。すなわち愛が低下してしまいます。こ
れでは十分なコミュニケーションが取れません。一考を要することですから肝に銘じ
たいと思います。

【2】会社には関係なく、コンピテンシー項目を選ぶ場合は?
 現在お勤めの企業でコンピテンシーを導入していないけれども、ビジネスマンとし
コンピテンシーを磨いて仕事のできる人になりたいと考えておられる読者の方も多
いと思います。そこで、ご自分のSWOT分析から改革すべきコンピテンシー項目
選定する方法を解説します。

1.自己のSWOT分析でコンピテンシー項目を選ぶ
 SWOT分析は、あるいはご存じない方もいらっしゃるかと思いますので、用語の
解説から入りたいと思います。Sは強み(Strength)、Wは弱み(Weakness)、O
は機会(Opportunity)、Tは脅威(Threat)のことです。
 
 まず自分自身の強みと弱みを冷静に書き出してみて欲しいと思います。自分の内部
環境の分析ということになりますね。次に自分にはどんな機会・チャンス(やりがい
のある仕事に異動、昇進・昇格・昇給、起業、希望の職種に再就職など)があるか、
自分としてどんな脅威(転勤、降格、リストラ、失業、再就職不能、借金地獄など)
にさらされているかを分析してみて欲しいと思います。自分を取り巻く外部環境の分
析ということになります。
 
 強みを活かしてうまく機会・チャンスをものにするためには、何をしなければなら
ないか、弱みを克服して脅威を回避するには、何をしなければならないか、もし脅威
を回避できなければどんな最悪の事態になるのかを冷静に書き出してみるのです。

 SWOT分析をやってみますと自分では強みだと思っていた項目が、本当に人に負
けない強みだったのかどうか、こんなにも弱みがあったのかといったことが明確にな
るわけです。そこから強みは実はあまり強みではなかったことが分かれば、それをブ
ラッシュアップする必要のあることが分かります。弱みを解消するために何をしなけ
ればならないかなども明確に見えてくるではありませんか。このSWOT分析から改
革すべきコンピテンシー項目を選定することができるわけです。

<例題>ここに以下のような例を示しましょう。
☆強みは「○○の資格を持っている」、「英会話ができる」、「行動力がある」、
「几帳面である」などが挙げられることでしょう。

☆弱みは「協調性に欠ける」、「企画力が弱い」、「プレゼンテーション力が弱い」、
「部下を上手に扱うのが苦手」などが挙げられることでしょう。

☆機会は「○○の資格と英会話力を活かせる仕事に回してもらう」や「マネジメント
分野のコンピテンシーを磨くことによって貿易部門の管理者になれる」などが考えら
れるでしょう。

☆脅威は「一人でこつこつやる仕事をそつなくこなすだけでは、給与が下がるかリス
トラの対象になってしまう」や「希望する職種や企業への再就職は困難」などが考え
られるでしょう。

2.弱点コンピテンシーの発見
 SWOT分析は、企業経営の現状分析に使われる手法ですが、このように自己の現
状分析にも活用できるのです。冷静に自己のSWOT分析をすることにより、自分自
身が改革すべきコンピテンシー項目が発見できるのです。是非皆様、トライしてみて
いただきたいと思います。

【3】編集後記
 IT化は重要ですが、多くの企業では十分な運用がなされず、所期の効果が得られ
ていないケースが多いように思います。
 IT化の前に職務分析をしっかり行い、職務分掌を明確にし、業務フローを確立し
てから導入することが肝要です。トップとITに詳しい担当者だけで進めてしまいま
すと実際にオペレーションする現場との軋轢が生じます。
 一方、最近話題のERPは、デベロッパーから提供されるパッケージソフトに業務
を合わせなければなりません。導入前に是非ご相談いただけばと思います。

 次回に続く
 次回は「定義付けと行動基準ってどんなこと?」について解説します。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
         彩愛コンサルピア代表 下山明央


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