<27回>
コンピテンシー「自立志向」の磨き方
===================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れと
なり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
多くの企業では「
成果主義人事制度」に加速度的に移行しています。これの是々非
々は後でするとして、成果の低い、あるいは出せない人にとっては悲劇になるかも知
れません。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・
管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非と
もお読みいただきたいと思います。
===================================
■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理
解が一層深まります。(
コンピテンシー宣教師より)■
<今回のメニュー>
=================================
【1】職場の世相を川柳に載せて!
【2】
コンピテンシー「自立志向」の磨き方
【3】編集後記
=================================
【1】職場の世相を川柳に載せて!
自立心、成就できたら即起業!
今は、サラリーマン受難の時代といってもよいでしょう。いっそのこと会社を辞め
て独立しようと考えている人も多いことと思います。それはそれで結構なことですが、
それには、マスローの欲求5段階説を念頭においておく必要があります。「生理的欲
求」、「安全の欲求」、「社会的欲求」、「自我の欲求」、「自己実現の欲求」と欲
求には5つの段階があり、1段ずつ人間の欲求は昇っていくという説です。「自己実
現の欲求」に到達しますと、自分の実力を試してやろう。自分の思いを実現してやろ
うという欲求になります。これが不足した状態で独立しても成功するとは思えません。
日ごろから人生の計画を立てて、用意周到に準備しておく必要があるのです。
「社会的欲求」とは、組織の中で、受入れられたい、存在感を認めて欲しいという
欲求ですが、これが満たされずに会社を辞める人が多いのです。このような人が独立
しても成功は難しいように思います。
【2】
コンピテンシー「自立志向」の磨き方
「自立志向」は、独立心や
モチベーションに関する行動科学分野の
コンピテンシー
です。わが国では、下請け企業に甘んじている企業の経営者が多いのですが、イニシ
ャティブ(主導権)は親会社が握っています。従属的関係を断ち切れず、コストは叩
かれ、自分の思い通りの経営ができないのです。それでも高度成長時代やバブル期は、
「寄らば、大樹の陰」で、大企業の下請けでも何とかなりました。
大企業がこぞって海外生産に移行し、中国の見積もりを突きつけられ、このコスト
でできないなら仕事は出さないなどと言われ、しぶしぶ赤字覚悟で請け負っている例
も多いと聞きます。
心ある企業は、「脱下請け」を目標に独自の技術開発、商品開発を成功させ、自立に
成功した企業もあります。このような企業の経営者には、本当に頭が下がります。
企業に働く社員にも当然「自立志向」なる
コンピテンシーが求められます。一人で
難しい仕事に挑戦し、やり遂げてくれる社員は、どこの企業も絶対に必要な人財だか
らです。
1.
コンピテンシー「自立志向」の
定義付けは?
例えば「責任逃れをせず、難しい仕事を与えられても一人で平気である」というの
はいかがでしょうか。
ちょっとばかり困難な仕事をやるように上司から命じられると「え~ぇ、私一人出
てですか」と一人じゃムリと言わんばかりの返事をする人がいます。先輩や上司、あ
るいは有識者の意見やアドバイスを参考にし、自力でやってやるという姿勢が大切で
す。
2.どんな行動基準が考えられるか
例えば「他人を当てにせず、一人でやりきる」というのはいかがでしょうか。他力
本願の人は、いつも他人を当てにします。このようなタイプの人は、当てにした他人
に期待を裏切られたときのショックは大きいものがあります。挙句の果ては、その人
を誹謗したりもします。自分に自信のない人は、他力本願志向です。まずは、自力で
やってみることです。できたときの達成感や充実感は最高です。胸を張っていいので
す。
例えば「常に自分なりのやり方、理論・持論を持ってやる」というのはいかがでし
ょうか。現中日ドラゴンズの落合監督は、選手時代から「オレ流」がトレードマーク
でしたね。「練習方法は、自分に最もフィットした方法でやりたい」ということで、
一部にはわがままとも映りましたが、彼はそれを通しました。3度も三冠王になると
誰もが認めてくれました。
コンピテンシーの世界では「多様性を活かす」と言ってい
ます。
部下を金太郎飴にするのではなく、一人一人の個性をそのまま活かして個人や組織
の目標を統合させ、大きな成果を達成させることをイメージして下さい。
それには、常日頃から自己啓発に励み、よく勉強し、支持する人のやり方や理論を
自分のものにしておかなければなりません。周囲の人たちから一目を置かれる存在に
なっていないと、単なるわがままと受け取られてしまいますから。
是非、意識して「自立志向」のブラッシュアップに取り組んで見ましょう。
【3】編集後記
自立志向は、企業も社員も大事にしなければなりません。自社独自の商品やサービ
スを開発して自社が開発した顧客に、思い通りの価格で販売する。これが企業繁栄の
カギでしょう。
社員も自立心旺盛で、一人ででも困難な仕事に立ち向かい、やり遂げられるように
なることが大切です。このような人であるならば、自己実現の成就として独立するこ
とだって可能になるのです。企業での対人関係や仕事で行き詰まる人が、独立という
のはリスクが大きすぎます。
次回に続く
次回は、
コンピテンシー「冒険志向」の磨き方を解説します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる
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<27回>コンピテンシー「自立志向」の磨き方
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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れと
なり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
多くの企業では「成果主義人事制度」に加速度的に移行しています。これの是々非
々は後でするとして、成果の低い、あるいは出せない人にとっては悲劇になるかも知
れません。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・
管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非と
もお読みいただきたいと思います。
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■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理
解が一層深まります。(コンピテンシー宣教師より)■
<今回のメニュー>
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【1】職場の世相を川柳に載せて!
【2】コンピテンシー「自立志向」の磨き方
【3】編集後記
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【1】職場の世相を川柳に載せて!
自立心、成就できたら即起業!
今は、サラリーマン受難の時代といってもよいでしょう。いっそのこと会社を辞め
て独立しようと考えている人も多いことと思います。それはそれで結構なことですが、
それには、マスローの欲求5段階説を念頭においておく必要があります。「生理的欲
求」、「安全の欲求」、「社会的欲求」、「自我の欲求」、「自己実現の欲求」と欲
求には5つの段階があり、1段ずつ人間の欲求は昇っていくという説です。「自己実
現の欲求」に到達しますと、自分の実力を試してやろう。自分の思いを実現してやろ
うという欲求になります。これが不足した状態で独立しても成功するとは思えません。
日ごろから人生の計画を立てて、用意周到に準備しておく必要があるのです。
「社会的欲求」とは、組織の中で、受入れられたい、存在感を認めて欲しいという
欲求ですが、これが満たされずに会社を辞める人が多いのです。このような人が独立
しても成功は難しいように思います。
【2】コンピテンシー「自立志向」の磨き方
「自立志向」は、独立心やモチベーションに関する行動科学分野のコンピテンシー
です。わが国では、下請け企業に甘んじている企業の経営者が多いのですが、イニシ
ャティブ(主導権)は親会社が握っています。従属的関係を断ち切れず、コストは叩
かれ、自分の思い通りの経営ができないのです。それでも高度成長時代やバブル期は、
「寄らば、大樹の陰」で、大企業の下請けでも何とかなりました。
大企業がこぞって海外生産に移行し、中国の見積もりを突きつけられ、このコスト
でできないなら仕事は出さないなどと言われ、しぶしぶ赤字覚悟で請け負っている例
も多いと聞きます。
心ある企業は、「脱下請け」を目標に独自の技術開発、商品開発を成功させ、自立に
成功した企業もあります。このような企業の経営者には、本当に頭が下がります。
企業に働く社員にも当然「自立志向」なるコンピテンシーが求められます。一人で
難しい仕事に挑戦し、やり遂げてくれる社員は、どこの企業も絶対に必要な人財だか
らです。
1.コンピテンシー「自立志向」の定義付けは?
例えば「責任逃れをせず、難しい仕事を与えられても一人で平気である」というの
はいかがでしょうか。
ちょっとばかり困難な仕事をやるように上司から命じられると「え~ぇ、私一人出
てですか」と一人じゃムリと言わんばかりの返事をする人がいます。先輩や上司、あ
るいは有識者の意見やアドバイスを参考にし、自力でやってやるという姿勢が大切で
す。
2.どんな行動基準が考えられるか
例えば「他人を当てにせず、一人でやりきる」というのはいかがでしょうか。他力
本願の人は、いつも他人を当てにします。このようなタイプの人は、当てにした他人
に期待を裏切られたときのショックは大きいものがあります。挙句の果ては、その人
を誹謗したりもします。自分に自信のない人は、他力本願志向です。まずは、自力で
やってみることです。できたときの達成感や充実感は最高です。胸を張っていいので
す。
例えば「常に自分なりのやり方、理論・持論を持ってやる」というのはいかがでし
ょうか。現中日ドラゴンズの落合監督は、選手時代から「オレ流」がトレードマーク
でしたね。「練習方法は、自分に最もフィットした方法でやりたい」ということで、
一部にはわがままとも映りましたが、彼はそれを通しました。3度も三冠王になると
誰もが認めてくれました。コンピテンシーの世界では「多様性を活かす」と言ってい
ます。
部下を金太郎飴にするのではなく、一人一人の個性をそのまま活かして個人や組織
の目標を統合させ、大きな成果を達成させることをイメージして下さい。
それには、常日頃から自己啓発に励み、よく勉強し、支持する人のやり方や理論を
自分のものにしておかなければなりません。周囲の人たちから一目を置かれる存在に
なっていないと、単なるわがままと受け取られてしまいますから。
是非、意識して「自立志向」のブラッシュアップに取り組んで見ましょう。
【3】編集後記
自立志向は、企業も社員も大事にしなければなりません。自社独自の商品やサービ
スを開発して自社が開発した顧客に、思い通りの価格で販売する。これが企業繁栄の
カギでしょう。
社員も自立心旺盛で、一人ででも困難な仕事に立ち向かい、やり遂げられるように
なることが大切です。このような人であるならば、自己実現の成就として独立するこ
とだって可能になるのです。企業での対人関係や仕事で行き詰まる人が、独立という
のはリスクが大きすぎます。
次回に続く
次回は、コンピテンシー「冒険志向」の磨き方を解説します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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