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コンピテンシー「冒険志向」の磨き方

<28回>コンピテンシー「冒険志向」の磨き方
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 人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れと
なり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
 多くの企業では「成果主義人事制度」に加速度的に移行しています。これの是々非
々は後でするとして、成果の低い、あるいは出せない人にとっては悲劇になるかも知
れません。
 コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・
管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非と
もお読みいただきたいと思います。
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■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理
 解が一層深まります。(コンピテンシー宣教師より)■

<今回のメニュー>
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【1】職場の世相を川柳に載せて!
【2】コンピテンシー「冒険志向」の磨き方
【3】編集後記
【4】「営業力倍増」セミナー<第三回>参加者募集中!
【5】お勧めのメルマガ紹介
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【1】職場の世相を川柳に載せて!
 
 ハイリターン狙ってみたが、虎穴掘る! 
 
 「ハイリスク、ハイリターン」という言葉があります。例えば競馬でも、人気薄の
馬を狙って購入する人は、当たれば配当が大きいですね。人気馬を狙って、もし当た
っても配当は極小です。しかも人気馬同士の組み合わせで決まる確率は意外に低いも
のです。
 
 ビジネスにおいても、失敗するかも知れないという案件やシーンはよくあります。
あえてやるかやらないか、ここが勝負の分かれ目です。
 
 本田宗一郎翁が町工場のとき描いた壮大なビジョンは「日本一のオートバイメーカ
ーになる」ということでした。コンペティターの牙城を突き破り見事それを実現しま
した。次は、乗用車への挑戦でした。今や世界有数の乗用車メーカーです。もし彼に
「冒険志向」なるコンピテンシーがなければ、町工場のまま終わっていたかもしれま
せん。
 
 特に経営者や管理者には、本田宗一郎翁ほどでなくとも、適度な「冒険志向」なる
コンピテンシーが求められます。失敗の可能性はどこにでもあるものです。しかし、
「こうすれば成功する」というサクセストーリーもあるでしょう。いつも安全志向で
は、大きな成功を掴むことはできません。安全志向の上司の下では、積極果敢に行動
する部下は育たないのです。

【2】コンピテンシー「冒険志向」の磨き方
 「冒険志向」は、強烈なモチベーションに関する行動科学分野のコンピテンシー
す。失敗と成功の確率はどうなのか。失敗を回避するために、あらかじめ何をしなけ
ればならないか。成功するためには、どうしなければならないかなどを、入念に検討
することが大切です。一か八かやるだけというのでは、成功の確率は低いものになっ
てしまいます。

1.コンピテンシー「冒険志向」の定義付けは?
 例えば「失敗の可能性があっても、思い切って成功の可能性に賭け、やってみる」
というのはいかがでしょうか。
 
 この「冒険志向」なるコンピテンシーは、職位が高ければ高いほど求められます。
いつも安全牌を切っていては、マージャンでも勝てないでしょう。勝負どころでは、
勝てる可能性に賭けて見ることが必要です。

2.どんな行動基準が考えられるか
 例えば「できない可能性が50%以下で、成功のとき得られる成果が大きければや
ってみる」というのはいかがでしょうか。
 
 このように行動のパターンを決めておくことが大切と思います。あらかじめ、失敗
もありえることを計算してあるわけですから、もし失敗しても落ち込む必要はありま
せん。成功ばかりの人生、成功ばかりのビジネスマン生活では、後で振り返ったとき、
つまらないと思うのです。何度かの失敗という経験を経て人間は成長していくのです。

 例えば「失敗の確率が多少高くとも、成功の方法論を描いて行動する」というのは
いかがでしょうか。
 
 サクセスストーリーを描き、行動することは大切なことです。その結果、失敗して
も、描いたサクセスストーリーのどこに欠陥があったのかを後できちんと検証するこ
とができますから、サクセスストーリーを練り直して再度挑戦することも可能になり
ます。 

 企業としても社員に失敗を経験させるというぐらいの包容力が必要です。これは企
業文化でもあるのですが、このような社風の企業では、失敗を恐れず、積極果敢な行
動派の社員が育つのです。

 成果主義制度へ移行する企業が多いのですが、その場合減点主義ではいけないと思
うのです。行動したら加点、失敗したら減点。プラスマイナスゼロにすべきです。減
点主義では、“石橋を叩いても渡らない”行動力の弱い社員を増殖してしまいますか
すら。

 是非、意識して「冒険志向」のブラッシュアップに取り組んで見ましょう。

【3】編集後記
 阪神を優勝に導いた星野仙一氏は、「挑戦しなければ失敗もない。失敗がなければ
それを糧に成長することもない」と。

 どん底から這い上がって成功を掴んだ人もいます。例えば、54歳で直木賞作家に
なった山本一力さんは、かつてはサラリーマンでした。借金を返す目的で作家に転向
しました。しかし、世の中は甘くはありませんでした。売れないからです。もっとひ
どい貧乏になり、どん底の生活を経験しました。「貧乏くさい金持ちよりも貧乏に負
けない貧乏を!」が彼の名言です。
 
 市場に行き、魚のアラと売れ残りの野菜を安く買ってきて、くる日もくる日もアラ
汁を食べたということです。電気も止められ、電気のありがたみが分かったと述懐し
ています。
直木賞の表彰式には、家族四人で自転車をこいで会場にいったそうです。家族愛です
ね。しかし、過去の失敗が今の成功を支えているのです。

 次回に続く
 次回は、コンピテンシー「素直さ」の磨き方を解説します。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
         彩愛コンサルピア代表 下山明央


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