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就業規則より業務規則が先?

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中小企業経営者・幹部向けメールマガジン

業績回復のきっかけは社内にあった
「社員がやる気を出す秘訣」 vol.69 2006/9/12(火)
  並木労務経営事務所 http://homepage2.nifty.com/803/
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■ 今日の目次 ■
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・「就業規則より業務規則が先?」


・ 次回予告


・ 当事務所の書籍と小冊子のご案内





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就業規則より業務規則が先?
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前回は、

お客に好かれるための会社の商品戦略や活動方針を立てる。
           ↓
学歴や職歴よりも、出来るだけお客に好かれるような人を採用していく。
           ↓
お客に好かれるための商品やサービスを作るための社員教育をやる。
           ↓
お客に好かれる活動をした人を評価し、処遇していく。

この一連の流れが、資金力や人材レベルで劣る中小企業が生き残る
道ではないでしょうか?


という話でした。お見逃しの方はこちらから。
   ↓
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-13354/





今日は「就業規則より業務規則が先?」という話です。



会社はお客さんの支払うお金で生きています。

社員の皆さんが納品した商品やサービスの対価として支払われるお金
の中から、給与やボーナスが出ています。


ですから、会社と社員の権利義務関係を議論する前に、お客様に対する
約束事を業務規則として明確にしておかなければなりません。


就業規則は会社と社員の権利義務関係を明確にし、皆が秩序とやりがい
を持って仕事をするためのものです。


それに対して、業務規則はお客様との接点となる所を中心に、仕事の
やり方を明確にすることで、標準化すると同時にレベルアップさせる
ことで、ライバル会社との差別化をはかり業績向上を目指すものです。


例えば、電話に関してはベル3回以内に出ること。
事務の人が取り込んでいるときは、上司でも積極的に出ることとか。


こういうことを決めておけば、お客様をお待たせしないばかりでなく、
「接客中なんだから電話でてくれたっていいじゃない!」と社内での
人間関係が悪くなるのが防げます。


クレームがあったときの連絡のルールや、1番お客様にご理解いただける
基本的な対処方法など。

勿論、規則どおりにはいかないこともあります。


しかし、色々な会社にいた人が入社してくる中小企業では、みんなの
価値観も仕事のやり方もバラバラです。

それがお客様を怒らせてしまったり、社内での人間関係の悪さにも
つながっています。



また、業務規則があれば、仕事を教える側も教わる側も助かります。



営業マンの基本姿勢や会社の理念や哲学、入出金に関する規則、商品の
取扱に関する規則など、普通、就業規則にはない、特にお客様との接点
になる部分になるところを業務規則に記すわけです。




繰り返しますが、会社はお客さまが支払ってくれるお金で生きています。

社員の給与も、お客さまが支払ってくれるお金から出ています。

そして、ライバル会社はたくさんあり、その中から選ばれなければ
会社は生き残れません。



ですから、自分の身内のことに関する決まりがあるなら、
つまり就業規則があるなら、お客様に対するお約束として業務規則が
絶対必要なわけです。



競争がきびしい時代です。



もう1度お客様との接点を見直してみてください。

ライバル会社を上回る業務を社員全員がやってますでしょうか?


業務規則を作り、口先だけでない、本当のお客様第一主義を実践
しましょう。



★業務規則その他お問い合せはこちら

  E-mail:fwpe2780@mb.infoweb.ne.jp
tel 0480-62-7491



次回は「失敗から学ぶ同族企業の真実? 」

をお送りします。


・会社に出てこないのに給与が出てる?

・社長が売上を搾取している?






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■当事務所の書籍と小冊子のご案内
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●関東地区中小企業役員様限定 無料小冊子

戦略なき業績向上はありえない!
      「弱者の戦略と社員の精鋭化」
http://homepage2.nifty.com/803/sasshi.htm


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2006年1月必読!
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ここが違う!伸びる会社と伸びない会社
http://www.jmca.net/booky/talks/200601/200601.html





★セミナー講師引き受けます。
   ご興味がある方はメールやお電話でご連絡下さい
    E-mail:fwpe2780@mb.infoweb.ne.jp
tel 0480-62-7491





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発行元 : 並木労務経営事務所 http://homepage2.nifty.com/803/
お問い合わせ : E-mail: fwpe2780@mb.infoweb.ne.jp
発行協力 : 「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/
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発行者Webサイト: http://homepage2.nifty.com/803/merumaga.html

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