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経営組織

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■■経営テクノ研究所■■
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2011年8月15日 第1・3週月曜日発行
発行人:舘 義之http://www9.plala.or.jp/keiei-techno/
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第9回:経営組織
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 4月から、プロ野球の公式戦がはじまりました。長い冬の間、練習を重ね、
オープン戦でウォーミング・フップした選手達は、それぞれの持つ力量をフ
ル発揮して、ペナント争奪に闘志を燃やすことになります。

 しかし、いかに20勝クラスのエース投手が力んでも、三冠王を狙う大打
者がいても、それだけでは野球は勝てないのです。そこに監督・コーチ・選
手一体となったチームワークが重要な意味を持ってきます。経営組織もねま
さにこのチームワークそのものなのです。

 組織とは、2人以上の人間を1つのグループに形成することであり、その
結果、個人が単独でやるよりもはるかに効果的に、めざす目的が達成できる
のです。

 組織の根本は、仕事の範囲を決め、分担することから出発します。これは、
1つは「仕事の種類」によって分化され、もう1つは「仕事の階層」によっ
て分化されます。

 仕事の種類による分化は、ちょうど野球のコーチをバッティング・コーチ
とピッチング・コーチに分けるようなものです。これは要素的分化または専
門的分化と呼ばれるもので、会社の業務では、人事・経理・技術のような専
門スタッフ部門がこれに当ります。

 仕事の階層による分化は、選手をそれぞれの持つ能力・特徴によって、投
手・内野手・外野手に分けるように、経営活動の循環過程の段階に即して資
材部門・製造部門・販売部門などに分化する過程的分化で、これがライン部
門と呼ばれるものです。

 その他、複雑の機能を統一的に持たせながら分けたものが事業部制であり、
単位的分化と呼ばれます。社長室・企画室などは、仕事の部面による分化で
管理スタッフ部門と称する部門です。

 階層的分化を経営管理機能のうえから見ると、取締役会・常務会に代表さ
れるトップ・マネジメントとトップの方針に応じて計画し、統制・調整など
を担当する部課長階層であるミドル・マネジメント、さらに現場の作業者を
直接監督するローアー・マネジメントに分けることができます。

 これらの各階層がどの範囲の監督が可能かによって、スパン・オブ・コン
トロールが設定され、それぞれに応じて、係・課・部等の階層が設けられま
す。

 これらの職務を分担した各人が、立派な仕事をやっていくうえに、まず、
自分が何を上司から要求されているかを知らなければなりません。この職務
内容を記したものが、職務記述書職務明細書です。また、各種の組織マニ
ュアルの1つとしてマネジメント・ガイドを採用している例が、多く見受け
られます。
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■舘 義之のポジション
 人事・IE・VE・マーケティングコンサルタント
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して、厳しい経営環境の中で勝ち残っていく会社にすることを第一に支援し
ます。
舘 義之への問い合わせtate@agate.plala.or.jp
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発行人 :経営テクノ研究所
     舘 義之http://www9.plala.or.jp/keiei-techno/
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