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コラムの泉

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会計の本当のチカラ

こんにちは

公認会計士の海津と申します。

私は、新潟県柏崎市という小さな海沿いの小さな町で、高校時代までを過ごしました。

田舎町ですから、自然はたくさんあります。 というか、自然しかありません。

遊びといったら、野球とかサッカー、鬼ごっことか、そして・・・何と言っても釣りでしたね。

私は、今でも釣りがすきで、へたっぴながらよく葉山とか多摩川あたりに繰り出しています。

少年時代は本当によく海や川に釣りにいっていました。

そして、一時期、釣り日記みたいなものを付けていたんですね。

日付や天候、エサの種類、針の大きさ、そして釣れたポイントなんかを適当に書き込んでおく、ただのノートです。

ところが、このノート 以外に役に立ちました。

去年、この季節の海があれた日に番神(という、海水浴場)で、黒鯛と大きなキスが釣れたんだ。

同じような季節・天候の日はチャンス。

これがまた黒鯛とか、大きなキスが釣れちゃったりするわけです。

どうですか?

釣り日記、以外に役立ってますよね?


実は、会計もこの釣り日記と全く一緒です。

要は、過去を分析して将来を予測する、これが本来、会計が持つ本当の力なんです。

決算書というのは、会社の過去の経済活動を取りまとめた資料です。

いわば、日記と一緒

決算書を分析するというのは、釣り日記で過去の釣果を分析するのと全く一緒なんです。

そうすると、いろいろと見えてきますよね?

この商品、こんなに利益を稼いでくれたんだとか

この広告宣伝費、全く無駄だったねとか・・・

これを突き詰めていくと何ができますか?

そう、会社のやるべきことが見えてくるはずです。

釣りノートをみて、ここぞという時に釣竿をもって出かけるのと一緒

「ここは責める価値がある!」と判断したら、そこを責めることで、より有利に事業を運営できるわけです。

ところが、残念な事に、そういった会計の本当のチカラって、ご存じない方多いんですよね。

決算会計というと、株主総会で出さなきゃならないからとか、税務申告で必要だから・・・

そう、何となく後ろ向きなイメージで捉えられることが多いように思います。

もちろん、総会に提出したり、税務申告というのも、一つの目的といえば目的なのですが・・・・

会社の最大の目的は何ですか?


営利体ですから、これはもう「稼ぐ」ということが最も大切なわけです。

会社が稼ぐためには、もちろん、たくさんの要素が求められます。

ですが、会社の全体活動をあれだけ簡潔に効率よく把握できるツールというのを私は知りません。

この強力なツール、あなたは本当にうまく活用していますか?

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