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シリーズ「
コンピテンシーをレビューする!」
<第358回>[(第16話)「
コンピテンシーで高齢でも必要とされる社員になれる!」]
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「
コンピテンシー
をレビューする!」と題して様々な角度から鋭く分析した記事を紹介していきま
す。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいた
だきたいと思います。
===========================
今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論
1.冷静かつ客観的に現状の行動特性を分析する!
2.×の項目の行動特性を改革する!
3.特にバイタリティと人材育成力で存在感を示す!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記
===========================
96歳、日清食品の現役の会長のまま数年前に亡くなられた安藤百福翁が生前言っ
ていた言葉を思い出す。「まだ50代なのに、わしはもうダメだと思えばそれでお
しまいや。90過ぎてもわしはまだまだ働けると思えばいくらでも働ける」と。
残念ながら日本の企業には
定年制がある。現在日本での60歳以上人口は約4,000
万人だが、働いている人は約429万人しかいない。つまりたった一割しか働いて
いないのだ。
法律が変わって60歳を過ぎた人に対して一旦
定年とし、
再雇用するか、65歳定
年にするか、
定年を撤廃するか、三つの中から企業が選択することになった。
それに対して
定年後の
再雇用は83%、65歳
定年は14%、そして
定年撤廃は3%
にも満たない。
50歳を過ぎたら指折り数えて
定年を待つ。そして
定年後盆栽をいじったり夫婦
で旅行したりして薔薇色の余生を送るという夢を叶える人は少ない。年金支給
開始年齢が高くなり、支給額も目減りする傾向にある。だから、楽しい人生を
送るためには働くことが一番だ。
中高年になったとき会社はじっとあなたの働きぶりをチェックしている。何か
あったらリストラの対象にするかどうかも合わせてチェックしているのだ。リ
ストラするほどの出来事がない場合でも、60歳以降も必要な人かどうかを評価
している。評価が低ければ、あなたのほうから辞表を持ってくるようにいろい
ろな手を打ってくる。
かなり体力の要る仕事に回せば耐えられず辞めてくれるだろう。まるっきり経
験のない仕事に回せばついていけずに辞めてくれるだろう。つまり要らないと
いうことを暗に示すわけだ。渡る世間は鬼ばかりに思えてくる。若者でさえ就
職難の時代に高齢者の再就職はなおさら厳しい。
そこで今回は「
コンピテンシーで高齢でも必要とされる社員になれる!」と題
して、「高齢でも必要とされる社員になる」ための行動特性改革の方法につい
て解説する。
【1】心に刻んでおきたい言葉
***********************************************************************
まずあなたが今もっているものを見直すことから始めましょう。自分が植えられ
た場所で花を咲かせることですよ。感謝の気持ちを持って積極的な考えで始める
ことです。
ロバート・シェラー
***********************************************************************
【2】メルマガ本論
[(第16話)
コンピテンシーで高齢でも必要とされる社員になれる!]
1.冷静かつ客観的に現状の行動特性を分析する!
まず、自分の現在の行動特性がどうなっているかを客観的、かつ冷静に分析する
ことをお勧めする。以下に12個の
コンピテンシー項目とそれらに対する行動基
準の例を示した。自信を持って当てはまると思うものに「レ」マークを付けてみ
てほしい。もし「レ」マークのついた項目が6項目以下なら、その人はいてもい
なくてもいい存在だ。7~10項目に「レ」マークがついたなら有用な戦力とし
て会社に残って欲しい人、11~12項目に「レ」マークがついたら会社にとっ
て欠かせない貴重な人ということになるだろう。
□ 柔軟性・・・失敗した時でも直ぐに別の方法を試すなど、頭を切り替えられ
ているか。
□ 積極性・・・問題が発生すると自分が先頭に立って解決に当たっているか。
□ 謙虚さ・・・自分の手柄を進んで部下や後輩に譲ったりしているか。
□ バイタリティ・・・後輩と一緒に、彼らのペースで仕事を進めることができて
いるか。
□ ストレス耐性・・・カッとなっても直ぐに冷静になって次の行動に移って
いる。
□ 管理能力・・・部下の仕事の進捗状況や残業時間を把握しているか。
□ 組織連携力・・・他の組織からの依頼を進んで引き受けている。
□ 人材育成力・・・部下がよい意見を提案すれば「よし、これで行こう」と即決
しているか。
□ 判断力・・・経験や勘に頼らず、科学的・理論的な根拠に基づいて判断して
いるか。
□ 計画力・・・自分の予定を細かく管理し、約束や納期は必ず守っているか。
□ 改善力・・・専門知識やスキルを磨くために時間やお金を自分に投資して
いるか。
□ 反省力・・・仕事の結果や過程について、部下や後輩からも意見を聞いて
いるか。
2.×の項目の行動特性を改革する!
前項で「レ」マークのつかなかった項目は×だ。×の項目があってもあわてるこ
とはない。是正していけばいいからだ。改革したい
コンピテンシー項目の「定義
付け」と「行動基準」を自分流に決め。そのうえで、例えば半年という活動スパ
ンを決めて意識して行動特性を決めた行動基準に近づけていく。
例えば、中高年社員、あるいは管理職の一人として「人材育成力」が×だった場
合を例に説明しよう。
「人材育成力」をとにかく自分流に
定義付けしてみる。例えば、(1)「考えて
仕事をするように部下を育てる」とか(2)「技術・ノウハウを身に付けさせる」
など何でもいいわけだ。
定義付けに対して自分流の行動基準を設定する。例えば、(1)「考えて仕事を
するように部下を育てる」に対する行動基準として「『これに対して君はどう思
うか』とか『この場合、君だったらどうする』と部下に質問するようにし、部下
自身が『解』に辿り着けるように導く」などと言うのはどうか。
(2)「技術・ノウハウを身に付けさせる」に対する行動基準として、「手順書
に朱記したり風船をつけて注意点を書き添えたり、写真やビデオを示したりして
実際に部下にやらせてみて、時々褒め言葉を交えながら少しずつ習得させる」な
どと言うのはどうか。
自分で決めた
定義付けに対する行動基準がクリアできたなら、
定義付けと行動基
準をワンランク上げて挑戦するのもよい。あるいは別の×の項目を取り上げて行
動特性を改革するのもよい。いずれにしてもあなたの行動特性が変われば周囲の
人は必ず気付く。そしてあなたの仕事のアウトプット(成果)が見違えるほどよ
くなるという事実が待っている。
3.特にバイタリティと人材育成力で存在感を示す!
万能の人間などいない。そこで高齢になっても必要とされる社員になるためには
特に「バイタリティ」と「人材育成力」なる
コンピテンシーを磨くことだ。
バイタリティは、活気、生命力、生気、活気といった意味だ。みんなが嫌がる仕
事でも率先してやる。問題が起これば先頭に立って解決に尽力する。会議などで
も偉い幹部がいても大きな声で主張を貫く。すると「任せるから君がリーダーに
なってやれ」とチャンスをもらえる。そのチャンスを上手に生かせば、必要な人
ということで幹部の目に留まる。
人材育成力は、部下や後輩を上手に育てる力だ。「あいつに任せておけば下が育
つ」と思われたら鬼に金棒だ。当然必要な人ということで幹部の目に留まる。前
項で解説した人材育成力の
定義付けと行動基準を参考にして欲しい。
【3】今日のまとめ
1. 自分の現在の行動特性がどうなっているかを客観的、かつ冷静に分析するこ
とこと。
2.分析の結果を基に×の項目の行動特性を改革すること。
3.特にバイタリティと人材育成力で存在感を示すこと。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒
3223898301@jcom.home.ne.jp
【4】編集後記
豊橋市に
定年のないことで有名な「西島」という工作機械メーカーがある。正社
員143人中60歳以上は26人もいる。削りの神様H氏は76歳、溶接の達人S氏も76
歳、配線の女王K子氏は71歳と言った具合だ。彼らは管理職は外れたが「
基本給
+技術手当て+指導手当て」という
給与体系で厚遇されている。
西島社長は「若手はチャレンジを、高齢者は進化を」といつも発信している。い
くつになっても必要とされることは最高に嬉しい。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
次回に続く。
***********************************************************************
発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
3223898301@jcom.home.ne.jp
彩愛コンサルピアのHPは、
こちらから
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/
(協)さいたま総合研究所のHPはこちらから
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シリーズ「コンピテンシーをレビューする!」
<第358回>[(第16話)「コンピテンシーで高齢でも必要とされる社員になれる!」]
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性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「コンピテンシー
をレビューする!」と題して様々な角度から鋭く分析した記事を紹介していきま
す。中小企業の経営者の方、管理者の方、人事担当者の方に是非ともお読みいた
だきたいと思います。
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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論
1.冷静かつ客観的に現状の行動特性を分析する!
2.×の項目の行動特性を改革する!
3.特にバイタリティと人材育成力で存在感を示す!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記
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96歳、日清食品の現役の会長のまま数年前に亡くなられた安藤百福翁が生前言っ
ていた言葉を思い出す。「まだ50代なのに、わしはもうダメだと思えばそれでお
しまいや。90過ぎてもわしはまだまだ働けると思えばいくらでも働ける」と。
残念ながら日本の企業には定年制がある。現在日本での60歳以上人口は約4,000
万人だが、働いている人は約429万人しかいない。つまりたった一割しか働いて
いないのだ。
法律が変わって60歳を過ぎた人に対して一旦定年とし、再雇用するか、65歳定
年にするか、定年を撤廃するか、三つの中から企業が選択することになった。
それに対して定年後の再雇用は83%、65歳定年は14%、そして定年撤廃は3%
にも満たない。
50歳を過ぎたら指折り数えて定年を待つ。そして定年後盆栽をいじったり夫婦
で旅行したりして薔薇色の余生を送るという夢を叶える人は少ない。年金支給
開始年齢が高くなり、支給額も目減りする傾向にある。だから、楽しい人生を
送るためには働くことが一番だ。
中高年になったとき会社はじっとあなたの働きぶりをチェックしている。何か
あったらリストラの対象にするかどうかも合わせてチェックしているのだ。リ
ストラするほどの出来事がない場合でも、60歳以降も必要な人かどうかを評価
している。評価が低ければ、あなたのほうから辞表を持ってくるようにいろい
ろな手を打ってくる。
かなり体力の要る仕事に回せば耐えられず辞めてくれるだろう。まるっきり経
験のない仕事に回せばついていけずに辞めてくれるだろう。つまり要らないと
いうことを暗に示すわけだ。渡る世間は鬼ばかりに思えてくる。若者でさえ就
職難の時代に高齢者の再就職はなおさら厳しい。
そこで今回は「コンピテンシーで高齢でも必要とされる社員になれる!」と題
して、「高齢でも必要とされる社員になる」ための行動特性改革の方法につい
て解説する。
【1】心に刻んでおきたい言葉
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まずあなたが今もっているものを見直すことから始めましょう。自分が植えられ
た場所で花を咲かせることですよ。感謝の気持ちを持って積極的な考えで始める
ことです。
ロバート・シェラー
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【2】メルマガ本論
[(第16話)コンピテンシーで高齢でも必要とされる社員になれる!]
1.冷静かつ客観的に現状の行動特性を分析する!
まず、自分の現在の行動特性がどうなっているかを客観的、かつ冷静に分析する
ことをお勧めする。以下に12個のコンピテンシー項目とそれらに対する行動基
準の例を示した。自信を持って当てはまると思うものに「レ」マークを付けてみ
てほしい。もし「レ」マークのついた項目が6項目以下なら、その人はいてもい
なくてもいい存在だ。7~10項目に「レ」マークがついたなら有用な戦力とし
て会社に残って欲しい人、11~12項目に「レ」マークがついたら会社にとっ
て欠かせない貴重な人ということになるだろう。
□ 柔軟性・・・失敗した時でも直ぐに別の方法を試すなど、頭を切り替えられ
ているか。
□ 積極性・・・問題が発生すると自分が先頭に立って解決に当たっているか。
□ 謙虚さ・・・自分の手柄を進んで部下や後輩に譲ったりしているか。
□ バイタリティ・・・後輩と一緒に、彼らのペースで仕事を進めることができて
いるか。
□ ストレス耐性・・・カッとなっても直ぐに冷静になって次の行動に移って
いる。
□ 管理能力・・・部下の仕事の進捗状況や残業時間を把握しているか。
□ 組織連携力・・・他の組織からの依頼を進んで引き受けている。
□ 人材育成力・・・部下がよい意見を提案すれば「よし、これで行こう」と即決
しているか。
□ 判断力・・・経験や勘に頼らず、科学的・理論的な根拠に基づいて判断して
いるか。
□ 計画力・・・自分の予定を細かく管理し、約束や納期は必ず守っているか。
□ 改善力・・・専門知識やスキルを磨くために時間やお金を自分に投資して
いるか。
□ 反省力・・・仕事の結果や過程について、部下や後輩からも意見を聞いて
いるか。
2.×の項目の行動特性を改革する!
前項で「レ」マークのつかなかった項目は×だ。×の項目があってもあわてるこ
とはない。是正していけばいいからだ。改革したいコンピテンシー項目の「定義
付け」と「行動基準」を自分流に決め。そのうえで、例えば半年という活動スパ
ンを決めて意識して行動特性を決めた行動基準に近づけていく。
例えば、中高年社員、あるいは管理職の一人として「人材育成力」が×だった場
合を例に説明しよう。
「人材育成力」をとにかく自分流に定義付けしてみる。例えば、(1)「考えて
仕事をするように部下を育てる」とか(2)「技術・ノウハウを身に付けさせる」
など何でもいいわけだ。
定義付けに対して自分流の行動基準を設定する。例えば、(1)「考えて仕事を
するように部下を育てる」に対する行動基準として「『これに対して君はどう思
うか』とか『この場合、君だったらどうする』と部下に質問するようにし、部下
自身が『解』に辿り着けるように導く」などと言うのはどうか。
(2)「技術・ノウハウを身に付けさせる」に対する行動基準として、「手順書
に朱記したり風船をつけて注意点を書き添えたり、写真やビデオを示したりして
実際に部下にやらせてみて、時々褒め言葉を交えながら少しずつ習得させる」な
どと言うのはどうか。
自分で決めた定義付けに対する行動基準がクリアできたなら、定義付けと行動基
準をワンランク上げて挑戦するのもよい。あるいは別の×の項目を取り上げて行
動特性を改革するのもよい。いずれにしてもあなたの行動特性が変われば周囲の
人は必ず気付く。そしてあなたの仕事のアウトプット(成果)が見違えるほどよ
くなるという事実が待っている。
3.特にバイタリティと人材育成力で存在感を示す!
万能の人間などいない。そこで高齢になっても必要とされる社員になるためには
特に「バイタリティ」と「人材育成力」なるコンピテンシーを磨くことだ。
バイタリティは、活気、生命力、生気、活気といった意味だ。みんなが嫌がる仕
事でも率先してやる。問題が起これば先頭に立って解決に尽力する。会議などで
も偉い幹部がいても大きな声で主張を貫く。すると「任せるから君がリーダーに
なってやれ」とチャンスをもらえる。そのチャンスを上手に生かせば、必要な人
ということで幹部の目に留まる。
人材育成力は、部下や後輩を上手に育てる力だ。「あいつに任せておけば下が育
つ」と思われたら鬼に金棒だ。当然必要な人ということで幹部の目に留まる。前
項で解説した人材育成力の定義付けと行動基準を参考にして欲しい。
【3】今日のまとめ
1. 自分の現在の行動特性がどうなっているかを客観的、かつ冷静に分析するこ
とこと。
2.分析の結果を基に×の項目の行動特性を改革すること。
3.特にバイタリティと人材育成力で存在感を示すこと。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
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【4】編集後記
豊橋市に定年のないことで有名な「西島」という工作機械メーカーがある。正社
員143人中60歳以上は26人もいる。削りの神様H氏は76歳、溶接の達人S氏も76
歳、配線の女王K子氏は71歳と言った具合だ。彼らは管理職は外れたが「基本給
+技術手当て+指導手当て」という給与体系で厚遇されている。
西島社長は「若手はチャレンジを、高齢者は進化を」といつも発信している。い
くつになっても必要とされることは最高に嬉しい。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
次回に続く。
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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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