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成長し続ける企業に!サービス業専門
社労士日記(第791回)
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おはようございます。
メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。
このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている
人事担当者
同業の
社労士さん
へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。
テーマは
「
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。
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◎お客様の売上アップのため!サービス業専門
社労士日記
のバックナンバー・配信停止はこちら
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http://archive.mag2.com/0000250571/index.html
小松潤一
社会保険労務士事務所
http://www.style-neo.jp http://www.style-neo.com
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目次
■はじめに
■給与アップ
--------------------------------------------------------------
■はじめに
僕は結構数多くのアルバイトを経験しました。
飲食店などがメインですがちょっと言うのが恥ずかしくなるような
バイトや変なバイトもしてきました。
大手の飲食店の場合、時給の設定や昇給時期方法が決まっていますが
小さいバイト先ではそんなものがほとんどなく
【店長の裁量】
で時給が決まっていきます。
よって店長に気に入られると時給が上がったりもすることもあるでしょう。
中には何年働いてもまったく時給が上がらないバイトも存在しています。
今日はアルバイトの時給について考えてみましょう。
今日はそんな話
--------------------------------------------------------------------
■給与アップ
僕が初めて16歳の時に働いたのがファミレスです。
時給はその当時700円でした。東京です。
ちなみに今東京では
最低賃金がすで837円程度になっていますが・・・・
今でも覚えています。店長の吉田さんが丁寧に包丁の使い方や料理の方法
社会人としての心構えなどを教えてくれました。
時給が700円でしたが100時間程度働くと7万円になります。
このお金を持って遊びによく行きました。
しばらくすると時給が10円上がりました。
なんか勤続
労働時間がある一定の時間を過ぎると時給が自動的に上がるようです。
たった時給10円のアップですがその当時のこまつは相当喜んだと思います。
この後自然に時給が上がるものと能力が上がるにつれて役職が上がるにつれて
時給は上がっていきました。
こまつは喜びました。時給が上がったといっても10円程度ずつです。
たった10円でもうれしいのです。
高校生になったこまつはおしゃれに目覚めます。
ファミレスだけのバイト代だけでは足りません。
試験前や部活の試合前にはどうしても
労働時間を減らさないといけないため
もうひとつアルバイトを足しました。
それはコンビニです。
午後は部活に塾そしてファミレスのバイト、遊びと満載です。
ですのでコンビニといっても朝5時から8時までの3時間のバイトです。
コンビニのシフトは基本的に5時から8時というものは存在しておりません。
ですので高校生のこまつは片っ端からコンビニに飛び込んで
「朝5時から8時まで働かせてくれ!!」
とお願いしまくりました。
10件位飛び込んだでしょうか?
サンク○というコンビニがついに雇ってくれました。
時給は850円です。
朝4時に起きなければいけないというプレッシャーもありましたが
毎月5万円は稼げました。
毎朝遅刻せずに通っているとオーナー店長が時給を10円ずつ上げてくれました。
ファミレスでは同じ労働でも700円から
コンビニでは確かに早朝ですが850円から
しかも両方しばらくすると10円ずつ時給を上げてくれます。
受験勉強が始まったためどちらのバイトも辞めないといけなくなりましたが
それからは月に2回程度引っ越しやのバイトに行きました。
1日7,500円などですが、受験生には十分な金額でした。
こちらは短期バイトなんで
日給はあがりませんでした。
高校生のこまつはたった10円の時給が上がっただけでも十分にうれしいのです。
もし皆さんがバイトをしていて50円一気に時給があがったとしたら
どう思いますか?
やっぱりうれしいですよね。
バイトをもっと頑張ろうと思いますよね。
でも逆の立場にたって考えてみると少し面白いことがわかります。
逆とは経営者の立場です。
時給を10円上げたとして月間にかかる人件費のアップはいくらになると
思います?
100時間月間に
労働時間がある場合には、
100時間×10円でたった1000円の人件費のアップになるのです。
50円ではたった5000円の人件費アップだけで済みます。
1000円上げるだけでアルバイトのやる気がアップするのであれば
安いもんです。
5000円上げるだけでアルバイトのやる気が上がり、それに伴い
売上が向上すれば安いもんです。
ですのでアルバイトも時間でお金をもらうという発想を持っていない方が
登場すると次のような交渉をしてくるかもしれません。
アルバイト
「この商品を一つ販売すると100円の利益を店が獲得できると思います。
通常みんな1時間に50個程度は平均して売っていると思います。
僕は100個売ります。1時間に100個売れば店に1万円の利益を与えることが
出来ます。
もし100個売れたらその利益の15%を下さい。もし売れなければ
最低賃金で大丈夫です」
アルバイトでも利益や数字について意識している方はやる気も全く違ってきます。
15%の利益をバイトに支払ってもその分売り上げが上がるのですから問題はありません。
時間でお金をもらおうとしている方に対しては定期的に時給をアップ
成果でお金をもらおうとしている方に対しては成果でインセンティブを
アルバイトでも使い分けてみてはいかがでしょうか?
もし今学生に戻ってアルバイトが出来るのであれば、違った感覚でバイトが出来ると思います。
単純な作業としてバイトをするのではなく、自分の能力を磨くことや
どうやったらバイト先に本当の意味で貢献できるかを考えながら仕事が出来るはずです。
ちょっとバイトをやってみたいと思いますし
今バイトをしている方が多少うらやましいっす。
飲食店などのサービス業においては、アルバイトの戦力化が出来れば企業の成長に
つながります。
どうでしょうか?
一度アルバイトの時給の設定について考えてみてはいかがでしょうか?
こんなんでも良いと思います。
店長
「よし!今から1時間の間にこの商品を10個売った方には1000円のボーナスを出す!!」
あとこれはカラオケで働いていた時に言われたのが
店長
「町に行って客をキャッチして来い!1時間に20名キャッチしてきたら今日焼き肉おごってやる!!」
(ほぼナンパといっしょです)
今ではキャッチはしてはいけないのでしょうがこんなんでも構わないと思います。
おしまい
よかったら感想をください
info@style-neo.jp
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創造人材
株式会社
小松潤一
社会保険労務士事務所
小松潤一
http://www.sou-jin.com/
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飲食店などがメインですがちょっと言うのが恥ずかしくなるような
バイトや変なバイトもしてきました。
大手の飲食店の場合、時給の設定や昇給時期方法が決まっていますが
小さいバイト先ではそんなものがほとんどなく
【店長の裁量】
で時給が決まっていきます。
よって店長に気に入られると時給が上がったりもすることもあるでしょう。
中には何年働いてもまったく時給が上がらないバイトも存在しています。
今日はアルバイトの時給について考えてみましょう。
今日はそんな話
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■給与アップ
僕が初めて16歳の時に働いたのがファミレスです。
時給はその当時700円でした。東京です。
ちなみに今東京では最低賃金がすで837円程度になっていますが・・・・
今でも覚えています。店長の吉田さんが丁寧に包丁の使い方や料理の方法
社会人としての心構えなどを教えてくれました。
時給が700円でしたが100時間程度働くと7万円になります。
このお金を持って遊びによく行きました。
しばらくすると時給が10円上がりました。
なんか勤続労働時間がある一定の時間を過ぎると時給が自動的に上がるようです。
たった時給10円のアップですがその当時のこまつは相当喜んだと思います。
この後自然に時給が上がるものと能力が上がるにつれて役職が上がるにつれて
時給は上がっていきました。
こまつは喜びました。時給が上がったといっても10円程度ずつです。
たった10円でもうれしいのです。
高校生になったこまつはおしゃれに目覚めます。
ファミレスだけのバイト代だけでは足りません。
試験前や部活の試合前にはどうしても労働時間を減らさないといけないため
もうひとつアルバイトを足しました。
それはコンビニです。
午後は部活に塾そしてファミレスのバイト、遊びと満載です。
ですのでコンビニといっても朝5時から8時までの3時間のバイトです。
コンビニのシフトは基本的に5時から8時というものは存在しておりません。
ですので高校生のこまつは片っ端からコンビニに飛び込んで
「朝5時から8時まで働かせてくれ!!」
とお願いしまくりました。
10件位飛び込んだでしょうか?
サンク○というコンビニがついに雇ってくれました。
時給は850円です。
朝4時に起きなければいけないというプレッシャーもありましたが
毎月5万円は稼げました。
毎朝遅刻せずに通っているとオーナー店長が時給を10円ずつ上げてくれました。
ファミレスでは同じ労働でも700円から
コンビニでは確かに早朝ですが850円から
しかも両方しばらくすると10円ずつ時給を上げてくれます。
受験勉強が始まったためどちらのバイトも辞めないといけなくなりましたが
それからは月に2回程度引っ越しやのバイトに行きました。
1日7,500円などですが、受験生には十分な金額でした。
こちらは短期バイトなんで日給はあがりませんでした。
高校生のこまつはたった10円の時給が上がっただけでも十分にうれしいのです。
もし皆さんがバイトをしていて50円一気に時給があがったとしたら
どう思いますか?
やっぱりうれしいですよね。
バイトをもっと頑張ろうと思いますよね。
でも逆の立場にたって考えてみると少し面白いことがわかります。
逆とは経営者の立場です。
時給を10円上げたとして月間にかかる人件費のアップはいくらになると
思います?
100時間月間に労働時間がある場合には、
100時間×10円でたった1000円の人件費のアップになるのです。
50円ではたった5000円の人件費アップだけで済みます。
1000円上げるだけでアルバイトのやる気がアップするのであれば
安いもんです。
5000円上げるだけでアルバイトのやる気が上がり、それに伴い
売上が向上すれば安いもんです。
ですのでアルバイトも時間でお金をもらうという発想を持っていない方が
登場すると次のような交渉をしてくるかもしれません。
アルバイト
「この商品を一つ販売すると100円の利益を店が獲得できると思います。
通常みんな1時間に50個程度は平均して売っていると思います。
僕は100個売ります。1時間に100個売れば店に1万円の利益を与えることが
出来ます。
もし100個売れたらその利益の15%を下さい。もし売れなければ最低賃金で大丈夫です」
アルバイトでも利益や数字について意識している方はやる気も全く違ってきます。
15%の利益をバイトに支払ってもその分売り上げが上がるのですから問題はありません。
時間でお金をもらおうとしている方に対しては定期的に時給をアップ
成果でお金をもらおうとしている方に対しては成果でインセンティブを
アルバイトでも使い分けてみてはいかがでしょうか?
もし今学生に戻ってアルバイトが出来るのであれば、違った感覚でバイトが出来ると思います。
単純な作業としてバイトをするのではなく、自分の能力を磨くことや
どうやったらバイト先に本当の意味で貢献できるかを考えながら仕事が出来るはずです。
ちょっとバイトをやってみたいと思いますし
今バイトをしている方が多少うらやましいっす。
飲食店などのサービス業においては、アルバイトの戦力化が出来れば企業の成長に
つながります。
どうでしょうか?
一度アルバイトの時給の設定について考えてみてはいかがでしょうか?
こんなんでも良いと思います。
店長
「よし!今から1時間の間にこの商品を10個売った方には1000円のボーナスを出す!!」
あとこれはカラオケで働いていた時に言われたのが
店長
「町に行って客をキャッチして来い!1時間に20名キャッチしてきたら今日焼き肉おごってやる!!」
(ほぼナンパといっしょです)
今ではキャッチはしてはいけないのでしょうがこんなんでも構わないと思います。
おしまい
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