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コラムの泉

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部下は、分かってくれている!は幻想です

 こんにちは!

 社会保険労務士の内海 正人です。
 
 
 東京は乾燥した日が続いております。

 寒さも本格的で朝晩は体にこたえます(笑)

 インフルエンザも流行はじめています。

 手洗い等で予防しましょうね。


 本日は「部下は、分かってくれている!は幻想です」をお伝えします。


 部下に「これ明日までにやっておいてね」と仕事を依頼したところ、

 翌日に提出された内容はとてもお客さまに渡せるものではなかった・・・。


 こんな経験をした人はたくさんいるのでは?

 
 なぜこんなことが起こるのかよく考えてみたところ、

「これぐらいは分かってくれていると思っていたのに…」

「こんなこと、あうんの呼吸で理解してくれていると思った…」

 ということだったのではないでしょうか。


 つまり、依頼するときに、ちょっとしたコミュニケーションを

 怠っていたことが原因となっています。



 まず、仕事を部下に依頼するときに説明があやふや、

 もしくはざっと表面しかなぞっていないことが考えられます。


 しかし、現場でお客さまと会話をすると

「部下にそこまで話をしないと伝わらないものかな?」

「そんなことまで話していたら日が暮れてしまう」

 などと話す人がほとんどです。


 しかし、あやふやな理解で業務が進んでしまったら、

 クオリティーの低いものができ、最初からやり直しとなってしまいます。

 多くの時間のむだが発生してしまいます。


 要は、

 〇 部下にもう一度仕事についての説明をする

 〇 どんなものが求められているのかを理解させる

 ということです。

 
 作業の時間をあらためて設けることになるから

 最初に丁寧に説明して理解させたほうがはるかにむだが少ないはずです。


 昔なら「あうん」の呼吸で仕事をするのが良いことと考えられていました。

 しかし、現在はそんなことでは業務が進みません。


「あうんの呼吸」がいけないということではないが、

 今は仕事も複雑になり、求められるものがニッチものとなっています。


 仕事の目的、内容、注意するポイント、納期などを明確にするほうが

「あなたの思い」が伝わるのです。

「これぐらいは分かっているだろう」

 は上司であるあなたの思い過ごしなのです。


 そして、「説明する手間」を省略して、

 楽をしているということでもあるのである。


 これからは、思い過ごしをいかになくして部下と接するか、

 が大切なのです。


 細かく説明して確実に仕事をこなしましょう!


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 日本中央社会保険労務士事務所・(株)日本中央会計事務所
 取締役社労士 内海正人
 ●ご相談 → https://www.roumu55.com/komon.html
 ●電 話 → 03-3539-3047
---------------------------------------------------------------------

(編集後記)

 今度、英語の労働契約書、就業規則のセミナーをします。

 興味がある方はのぞいてみてくださいね。


 詳細はこちらです。

 ↓

 http://ameblo.jp/utsumisr/entry-11152157638.html

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