良くモチベーションという言葉を聴きます。
部下を動かすのには絶対に
おさえておかなければならないことではあります。
しかし、モチベーションには、
【上司がコントロールできるモチベーション】
と
【上司が頑張ったところで
どうにもできないモチベーション】
という2つの種類があるのは知っていますか?
聞けば
『確かに、そうかも!』
と思うことかもしれませんが、
このことを知っていると自分が上司として
何に注力をしなければならないのかが
わかるはずです。
今日は、そんな話です。
誰でも自分の持っている力を存分に発揮する場を
与えられたならやる気が沸き起こります。
モチベーションが上がるわけですね。
仕事のスキルや経験を積んでいることを
実感できることでも仕事に対しての
やる気が沸き起こるはずです。
これもモチベーションが上がっている状態です。
与えられた仕事で成果を出せた時にも
やる気は上がります。
これもモチベーションが上がっている状態です。
これらのことは、
全て上司がコントロールできる
範疇のことと言えます。
上司が仕事の難易度や仕事の質を
うまく割り振ることさえできれば、
これらのモチベーションを上げる場面を
あなたが演出することが可能なのです。
↑ここ重要ですよ。
会社が目指していることが、
社会に貢献していることを社員が実感できると
使命感を感じて働くことへの意義を見出し
やる気が上がる場合があります。
これもモチベーションが上げる一つの要因です。
給料もインセンティブが付いたり、
歩合制などの場合には社員のやる気が
あがることがあります。
これもモチベーションを上げる要素といえます。
しかし、これらの2つは会社が決めることであって
上司が決められることではありません。
もちろんあなたが社長であれば話は別です。
モチベーションの中には、
【会社が作り上げるモチベーション】
と
【上司が作り上げるモチベーション】
この2つのモチベーションが
存在するといっていいのです。
『給料を十分にもらっていないから
モチベーションが上がらない。』
これは、上司のあなたが
どうにかできることではありませんから
気にしないほうがいいのです。
『俺もそうだ!』 このくらいの言葉で
軽くあしらっておきましょう。
あなたが上司としてすべきなのは、部下に対して
活躍するためのフィールド
経験を積むためのフィールド
結果を出すためのフィールド
を与えることなのです。
部下の給料の額面の心配を
することではありません。
一人一人の部下に対して
『何をさせるか?』を真剣に考えるのは、
なかなか楽しいことでもあります。
『A君にはこのフィールドを与えよう、
そうしてこのようになってもらおう。
B君にはこのフィールドをあたえて、
こうなってもらおう。
そうすればB君の弱い部分が補えるはず!』
こんなことを考えて部下に仕事を振り分けて、
実際にその通りになったり、やる気や自信に
満ちている部下を見るのは上司ならではの
楽しみだと思っています。
会社がコントロールするべきモチベーションは、
2次的なものと考えて、上司であるあなたが
コントロールのできる部分をうまく活用して
部下を動かす工夫をしてみてください。
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