こんにちは、
部下育成コンサルタントの山本です。
今日は、失敗についてです。
失敗は、ズバリ!
【上司がコントロールするもの】
と思っています。
一番ダメなのは、部下が失敗することを
恐れてすぐに口や手を出してしまう人です。
仕事には失敗がつき物ですから、
そんなことはしないでくださいね。
失敗をなくそうと奔走するしていると
神経を使い自分自身が疲れてしまいます。
だから、失敗をさせないというスタンスを
私はとりません。
ですから、部下に対しては
『大いに失敗をして下さい。』
心からそう思っています。
私の経験からも分かっていることは・・・・
失敗をした(させた)ほうが多くのことを
素早く身に着けます。
失敗を知らない部下ほどもろく
怖いものはありません。
部下の成長を考えると、
失敗をさせなくてはならないのです。
しかし、
『大いに失敗をしてください。』とはいえ
失敗だらけでは、自分の立場が危うくなります。
そこで、上司が取るべきスタンスが、
失敗をコントロールするとなるのです。
失敗をコントロールするのに必要なのは、
部下のことを考えること。
もっというなら、
部下の成長を考えることといえます。
これが自分の利益を考え出すと
口を出したり、手を出したりとなるのです。
知っての通り、最悪のパターンです。
『ここは、最悪!失敗してもいい。』と上司が
腹をくくってしまうと、結構口出しを
しなくなるものなのです。
とはいえ、失敗して欲しくない局面があります。
そこには、しっかりと上司が介入するのです。
この失敗をしても良いとするときと
失敗をしてはならない局面を上司が見極めて
バランスよくコントロールすることで
部下は効率よく成長を遂げていきます。
失敗することで経験値を一気に上げて、
失敗できない局面の仕事をあなたが行うことで
仕事の仕方を部下は学ぶのです。
さらに、失敗のコントロールをすることで
上司に仕事という見本を見て、自分が実践する場を
与えられるわけですから部下は受身の仕事ではなく、
考えて仕事をするようになるのです。
考えて仕事ができる部下は、
『頼もしい!』の一言に尽きます。
そんな部下を手に入れたいがために
私は失敗をコントロールするようにしています。
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