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新しい商品を生み出すには

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2007年1月15日発行 第1・第3週月曜日発行
メールマガジン:経営のパートナー VOL3
<経営学で企業を再生する>
【発行責任者】経営テクノ研究所 代表 舘 義之
【E-mail】tate@agate.plala.or.jp
【H P】http://www9.plala.or.jp/keiei-techno
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◆CONTENTS◆
VOL3.マーケティング
●新しい商品を生み出すには
●閑話休題「人間らしく働けない再チャレンジは空々しい」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●新しい商品を生み出すには

 次に、「新製品の計画」について考えてみたいと思います。
 
 よくこういうことがいわれます。「飢えて死ぬ人間は少ないけれども、便
秘から障害を起して死ぬ人間は多い」これは経営にも大変よく当てはまります。

 いろいろ古い商品ばかりたくさん売っていて、そのために、どうにも身動
きができなくなってしまう。むしろ、それよりも勇気を出して古い商品は、
捨てていって新しい製品を計画していく。これが今日の経営戦略のあり方です。

 ところで、よく「新製品」という言葉を使っていますが、その言葉のもつ
意味を本当に理解しているでしょうか。まず、何を意味しているかを知るこ
とが「新製品計画の第一歩」といえます。

 新製品のもつ意味には、
1.全く新しい革新的なの(独創品)
2.他の企業で製造販売しているが、自社にとっては初めてなもの(後発型)
3.自社ですでに製造販売中の製品を改良したもの(自社製品改良型)
4.他社ですでに製造販売中の製品を自社で改良したもの(他社製造改良型)
などがあります。

 そして、今売れている商品でも、各地域市場、各得意先における個別のシ
ェア・アップ目標を明確に定め、期間を限定して活動を展開する必要があり
ます。

 市場に対する「市場占拠率=マーケット・シェアまたはブランド・シェア」
は、次式で示されます。
◆市場占拠率=地域市場別・商品別の自社販売高(量)÷地域市場別・商品 
       別の業界全体販売高(量)×100
 
 こうした市場占拠率には、次のような「ランチェスターの原則」があります。

1.独占シェア:73.88%
 トップに立つための上限目標。これは独占的寡占型と呼ばれ、絶対的な1社
独走の力関係を表します。このシェアをとってしまえば、勝負あったという
数値です。

2.相対シェア:41.7%
 トッブにたつための第一次目標。「相対的安定値」ともいわれ、このシェ
アに達すれば安全圏に入ったとみなされます。

3.トップシェア:26.1%
 トップに立つための下限目標。競合数によっては安泰ではありません。

4.影響シェア:11.0%
 俗に「足がかり」と呼んでいますが、強者への糸口という意味です。弱者
のなかで一定の地位を確立し、強者への足がかりをつかめるかどうかのぎり
ぎりのレベルを示します。

5.存在シェア:7.0% 
 競争相手から競合者としての存在意識をみとめられるかどうかのぎりぎり
の線上にあるレベルを示します。

 このようなことをふまえて、商品の市場占拠率を拡大させていく必要があ
ります。拡大のためには、3つの方法が考えられます。

1.取引店率を上げる
 取引店率とは、「ストアカバレッジ」と呼ばれるもので、次の式から得ら
れます。
◆取引店率=自社の商品の取引店数÷特定地域の全販売店数×100

2.A・A店率を上げる
 A・A店率とは、Aグループに対する系列化の度合を示す比率です。
◆A・A店率=Aグループ中、店内シェアが3:1の店数÷Aグループの店 
       数×100

3.両方を上げる
◆取引店率とA・A店率の両方を上げます。

 取引店率は得意先の「量」を表し、A・A店率は得意先の「質」を表わし
ていますが、どちらを狙えばよいかといえば、取引店率を上げることを狙う
べきです。取引店率は「強者の戦い方」であり、A・A店率は「弱者の戦い
方」といわれています。

 次に、要求されるのが「新製品のアイデア」です。

 
 ある会社では、「アイデア取締役制度」を取り入れました。4年の間に必
ず1つの新製品を作れ、ということを命令されています。4年間に新製品を
作ることができなかった取締役は辞めさせられてしまいます。

 パッカード氏は、「捨てさせる戦略」や「若い層を狙う戦略」そして「月
賦が払い終わったころに、ちょうどガタのくる商品をつくる戦略」などを挙
げていますが、これらを研究してみることも無意義ではありません。 

 このように、新製品について皆で知恵をしぼって考え、古い製品はできる
だけ早く捨てて、新しい製品を次々と作り出していくことが必要です

 では、 次回からは、
1.独創品・後発型
2.既存製品の改良
3.既存製品の新用途開拓
4.創造性開発
といった順序でふれていくことにします。
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●閑話休題「人間らしく働けない再チャレンジは空々しい」

 「『格差社会』が注目を集め、正社員と非正社員としての働き方や小子育
など、さまざまな角度から「格差」が論じられた。そんな中、『再チャレン
ジ』を掲げる安倍晋三首相が登場した。

 だが、気になるのは、格差の底辺に置かれた人たちが『労働の尊厳』まで
奪われているということだ。そして、それは働く者すべてに広がりつつある
ように感じる。

~中略~

 『再チャレンジ』のシステムを作ること自体は否定しない。だが、そこに
は『人間らしく働く』という基本的な要求が満たされていなければならない
と思う。それに向き合わない、格差解消、再チャレンジの言葉は、あまりに
も軽く、空々しい。(12/26毎日新聞)

 成果主義の過程においては、人間は利益に降り回されながら、心のよりど
ころを求めたがるものです。現在は、経営者も利益に降り回されながら模索
し、社員も不安がっています。

 こういった時、頭で考えられるものは「合理主義」と「機能主義」だけで
す。だから、頭より心に立脚して、人間的なものに活路をみつけていった方
がよいのではないでしょうか。

 頭で考えた乾いた思考法は、人の心を打ちません。しかし、血のかよった
思考法は、相手の心の琴線を打つものです。

 個人消費の増えないのは、国民に前途に対する不安感があるからです。こ
の不安を除去する政府が出現しんいかぎり個人消費は増えません。それと同
様、従業員が落ち着かないのは、自分の前途に不安があるからです。さらに、
人間らしく働ける環境も少なくなってきています。

 経営者は、まず不安を除去し、人間らしく働ける環境づくりに全力をあげ
るべきです。

 そこで、「人間らしく働く」とは、具体的にどのようなことをいうのでし
ょうか。私は、次の5つを挙げたいと思います。
1.安定して定年を迎えられるということ。
2.企業の将来に不安をもたないこと。
3.働き過ぎなくてもやっていけるということ。
4.自分の身辺に不安を持っていないこと。
5.経営者・管理者に対し不安と疑心を持たないこと。

 有名なシュバイツァー博士は「単に働くだけならいろいろの職業がある。
しかし、人間は人間として働きがいのある職業につくことが大事だ。あなた
の人間性にあった仕事をさがしなさい」と言っています。

 だからといって、5つを満足できる企業は少ないかも知れません。だが、
前回述べた「未来工業」という会社が、あることも事実なのです。 
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