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GEも注目する新たな事業開発法とは?

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『ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座』 発行部数:24051部
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こんにちは!『ビジプロ通信』ナビゲーターの安部です。


マイクロソフトが1ヶ月の期間限定で値下げをしていたSurface RTの
値下げ継続を発表しましたね。

Officeが最初からインストールされて39,800円は、人によってはとても
お値打ちだと思うのですが、ペネトレーションプライシングでiPadや
Androidタブレットの牙城を切り崩すことはできるのでしょうか?

オールアバウトで今回のマイクロソフトの挑戦を記事にしてみました。

お時間ございましたら是非ともお読みいただけると嬉しいです!

『Microsoftが値下げ継続で狙うものとは?』
⇒ http://allabout.co.jp/gm/gc/422586/

よかったら『いいね!』のクリックもお願いします!m(_ _)m


それでは、今回のメルマガも張り切ってお届けしていきますので
最後までお付き合いの程よろしくお願い致します!m(_ _)m

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【締切間近!体系的なMBA理論の基礎を身につける実践型MBAプログラム】

6か月にわたるプログラムで、ビジネスの成功に欠かすことのできない
MBA理論の基本を身につけることができる『実践型MBAプログラム』の締切が
近付いてきました!

今回はソフトバンクをケースに実践的なビジネス知識をマスターすることが
できますので、ご興味のある方はお早目にお申込み下さい!

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■ コラム:“MBAの視座・視野・視点”
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■ GEも注目する新たな事業開発法とは?


前回のメルマガでは、ベンチャー企業がいきなり海外市場を目指す際に、
情報不足から失敗する確率を減らすために有効な『仮説志向計画法』という
手法をお伝えしました。

先の見えないマーケットでは、時間をかけて事業計画を立てて望んでも、
予想外の事態が発生し、計画通りに行かないことはよくあることでしょう。

もし、そうだとすると調査はそこそこに仮説に基づいて計画を立て、小規模に
ビジネスをスタートさせて、結果をモニターしながら事業計画を修正すること
により大きな失敗を避けることも可能になるというわけです。

このような手法は、現状主にベンチャー企業によって活用されていますが、
実のところ、先の読めないマーケットでビジネスを展開する大企業にとっても
現状を打破する重要な鍵を握る戦略といえます。

これまで大企業は莫大な資金と時間をかけて、入念に事業計画を作成し、
計画に基づいて事業を展開していくことが定石でした。

ところが、このような従来方式のスタートアップを実践しても、ハーバード・
ビジネス・スクールのゴーシュ氏が最近行った調査によれば、失敗率は
なんと75%にも達するそうです。

大企業にとっても市場環境が読み切れずに、高い失敗確率に甘んじるという
事実を踏まえれば、ベンチャー企業のように、まずは行動を起こしてから
軌道修正を行うという新たなスタートアップ手法=リーン(無駄のない)・
スタートアップの導入を検討する価値は十分にあるといえるでしょう。

事実、ゼネラル・エレクトリックはこの新たなスタートアップ手法を取り入れ、
効果を発揮しています。

このリーン・スタートアップの概念を大企業が取り入れるためには、
3つのポイントでパラダイムシフトを起こしていく必要があります。

まず一つ目は、事業を開始するタイミングです。

従来のスタートアップでは、失敗確率を極力減らそうと事前の調査と
事業計画の立案に数か月、長いものであれば数年を費やしていました。
ただ、環境変化の著しい現代では、長い期間をかけて調査を行い、“完璧な”
事業計画を立てたとしても、計画通りに行くことの方が稀といっても
過言ではないでしょう。

つまり、事業計画に時間をかけるのではなく、未検証でも仮説を立てたら、
まずはスタートするという勢いが重要になってくるのです。

続いて2つ目のポイントは製品開発よりも顧客開発を先んじるということです。

従来、大企業では顧客のニーズに対して仮説を立て、製品を開発してから
販売を行うというプロセスでしたが、リーン・スタートアップの下では
、製品開発よりも先に顧客を開拓することを優先させていきます。

積極的に既存顧客や潜在顧客、事業パートナーとコンタクトを取り、
「どのような製品を望んでいるのか?」や「どのような価格であれば
購入するか?」などの意見交換を踏まえて積極的に事前に顧客開拓を行って、
製品に関するフィードバックが得られる仕組みを整えておくのです。

そして、最後の3つ目のポイントは顧客開発と製品開発を歩調を合わせながら
進めるということです。

スピードを重視して市場に投入した製品は、完璧にはほど遠いものかも
しれませんが、顧客のフィードバックに基づいて、細かな改良を加え続ける
ことによって、段々と顧客のニーズに即した製品を作り上げていくことが
できます。

このように最初は小さく始めても、顧客のフィードバックを活かしながら
絶え間ない製品開発を続けることによって、多くの顧客に望まれる製品が
生み出されて成功へ近づいていくことになるというわけです。

ベンチャー企業ばかりでなく、大企業においても、先の読めない市場で
ビジネスを展開していく際には、従来の手法にとらわれず、リーン・
スタートアップを活用することにより、失敗する確率をドラスティックに
減らすことができるのではないでしょうか。


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※ 今回のコラムはハーバード・ビジネス・レビュー8月号『GEも活用する
事業開発の新たな手法 リーン・スタートアップ:大企業での活かし方』を
参照してお届けしました。

大企業において、先が全く見えない中での具体的な経営戦略の立て方を
マスターしたい方は是非ともオリジナルの論文をお読み下さい!

⇒ http://www.mbajp.org/i/s/41c.html

また、『リーン・スタートアップ』の全体像を把握したい方は、
ベストセラーとなった書籍をお読みになることをお勧めします。

⇒ http://www.mbajp.org/i/s/41f.html


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■ “マネジメントに利く”ミニ講座:
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それでは、続いて“マネジメントに利く”ミニ講座をお届けします!

今回は松井証券の松井道夫社長のお言葉からビジネスを考えていくことに
しましょう。


『いまは革命期の真っ最中です。世の中の風景は、大きく変化しています。
これに気付いている人と、気付いていない人とでは天と地ほどの差が出て
きます。たしかに、過去の延長線上に歴史が続いているのは事実です。
しかし、必ず100年か200年に一回、世の中の様相がガラッと変わる
エポック・メーキングな時代があるんですね。いま私たちが立っているのは、
まさにその地点です。』


今、日本は激動の時代といっても過言ではないでしょう。

アメリカや中国のような大国は言うに及ばず、韓国や台湾などの
新興勢力からも激しい突き上げをくらっています。

それはまさに開国の嵐が吹き荒れた明治維新の時代とよく似ています。

江戸幕府が長い安定政権で腐敗していったように、今の日本も長く続いた
安定成長で最低限の生活は約束され、“現状で満足し、
これ以上は何も望まない”という無気力な日々を送る人も増えています。

このままでは世界の中での日本のプレゼンスは益々低下し、それが取りも
直さず私達個人個人のクオリティ・オブ・ライフに大きな影響を
与えてくるでしょう。

ただ、“茹でガエル”のように、気付いた時はもう手遅れだったという
最悪の状況は避けなければいけません。

そのためには、明治維新の時代に国のことを思って活躍した志士達のように、
現代のリーダーも個人の生活という“小さなこだわり”は捨て、
大きな視野で物事をとらえていかなければならないでしょう。

一人でも多くのリーダーが、今100年に1度の変革期の真っ只中にいるという
ことを強く意識して、「変革の波に飲み込まれないためにはどう動くべきか?」
を“高い視点”から考えて、行動に移していく必要があるのでは
ないでしょうか。


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■ MBAカレッジからのお知らせ:
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7月のベーシックMBA講座では、マイケル・ポーター教授やフィリップ・
コトラー教授の経営戦略の基本が学べる講座を開催します。

残り座席も少なくなってきましたので、ご興味のある方はお早目に
お申込み下さい。

初めてご参加される方には大変ご好評いただいている5大特典が付いています!

(2名以上でご参加される場合は特別割引<W割り>も実施中です!)


【経営戦略講座開催概要】

講座名: Top MBA Basics-経営戦略講座 -
開講日程: 2013年7月21日(日) PM 1:10~PM 4:30(休憩20分含む)
開催場所: 東京国際フォーラム ガラス棟 会議室
詳細・お申込みはこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/41x.html


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≪経営戦略講座では5大特典をお付けしています!≫
※『W割り』の場合は4大特典になります。


1.マイケル・ポーター教授やフィリップ・コトラー教授の経営戦略を
わかりやすく解説したパワーポイント資料(非売品)
講座で使用するパワーポイントをプリントアウトしたものを
お渡ししますので、復習にお役立ていただけます。

2.経営戦略講座修了証
ベーシックMBA講座にご参加いただいた方にはMBA Solution Business College
から修了証を発行致します。

3.小冊子『どんな環境でも高い成果を上げる戦略的目標達成法』(非売品)
講師が執筆した小冊子『どんな環境でも高い成果を上げる戦略的目標達成法』
(SMBC経営懇話会刊)を初めてご参加される方にプレゼントします。

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本講座を受講後、知識の定着度を図るためにMBA検定試験をオンラインで
提供致します。
合格された方は一般社団法人日本MBA協会から合格証書を授与致します。

5.書籍『最強の「ビジネス理論」集中講義』(W割り対象外)
講師が執筆した書籍をプレゼントします。よりビジネスに対する見識が
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■ 編集後記:
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前回、ベンチャー企業向けの新たな事業開発法をお届けしましたが、
歴史ある企業のマーケティング部門に所属するM様より
以下のようなご意見を頂戴しました。

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今回の仮説志向計画法、新事業を担当しているととても感じることで、
良く理解できました。

さて、コンシューマーインサイトについて、従来の調査との違いや、
フレームワークについて、ご解説いただけないでしょうか?
宜しくお願いします。
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やはり、ベンチャー企業以外でもマーケティングオリエンティッドな企業は
新たな手法を取り入れているのですね。

前回はハーバード・ビジネス・レビューの最新号から仮説志向計画法という
考え方を切り取ってお伝えしていますので、詳しくお知りになりたい方は
『想定外のリスクにどう対応するか BOP市場で社会起業を成功させる法』
をお読みいただくとして、全体のフレームワークは簡単にお伝えすると
次のようになります。

1.大まかな活動範囲を決める
2.社会的な力関係に注意を払う
3.仮説志向計画法を徹底させる
4.撤退計画を立てる
5.意図せぬ結果を予想してみる

以上、ご参考まで。(^^)


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最後までお読みいただきましてありがとうございました。 m(_ _)m

今回のメルマガはいかがだったでしょうか?

ご意見やご要望があれば下記のフォームからお気軽にお寄せ下さいね!
(このメルマガへ返信しても私の元には届きませんのでご注意!)

→ http://www.mbasolution.com/opinion.htm


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◇編集長の著書コーナー
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それでは、また次回あなたにお会いできるのを楽しみにしています!(^-^)


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『ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座』(ビジプロ通信)

編集長: 安部 徹也

発行元:
株式会社 MBA Solution - The Best Solution for Your Business! -
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1渋谷マークシティW22階

URL : http://www.mbasolution.com

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