こんにちは、
部下育成コンサルタントの山本です。
私は、一人で面倒を見れる人数の上限が
6人~8人程度が適正だと考えています。
人数の幅は、その上司の能力によります。
私も、10人を越えると細部まで目が
行き届かずに漏れが発生してきます。
細部に目が行き届かなくなる前に
上司がしなければならないのが
組織化することといえます。
今私は、私一人(上司)に対して
10人がその下にぶら下がっている
という構図でチームを動かしています。
しかし、これは時間が経てば経つほど
目の届かない箇所にウミが蓄積して
よくない結果を生み出すこととなります。
そうなる前に、一人に対して
10人がぶら下がっている構図を
2人に対して9人がぶら下がる構図に
組織を組み直さなければならないのです。
たいていの場合は、このタイミングを
誤って、チームがクラッシュしてしまうか、
上司が力不足として、お役ごめんになってしまうのです。
『そうはいたって、任せられる部下がいない!』
などと、言わないでください。
あなたと同等の仕事をしてくれる
部下がいなくてもいいのです。
○あなた
|
○ ○ ・・・○ ○ ○ 10人の部下
ではなく、
○あなた
○サポート
|
○ ○ ・・・○ ○ ○ 9人の部下
というように、
サポート的な立場に部下を置き
その部下に2名~3名ほどの部下の仕事の
管理を任せればそれですむことなのです。
たったこれだけのことが出来ないために
多くの上司は、しなくても良い苦労を
背負い込んでいるといえるでしょう。
動機は不純ですが、私は、
『どうしたらもっと楽ができるか?』
と考えています。
決して手を抜くのではなく、
効率よくしかも質の高い仕事をするには
どうすればいいのかを常に自問しています。
この思考を手に入れれば、
このような考え方もおのずと生まれてくるはずです。
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