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コラムの泉

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職場に「受け入れられた」と感じることが定着の第一歩(4)

組織の仲間として認められたかどうかは、イフォーマルな情報がどれだけ入ってくるかが目安になります。

「仲間として認めてもらった」というのは、具体的にはどのような状態を指すのでしょうか?

これは組織によっていろいろですが、たとえば次のようなことがあげられますね。

・その職場だけの、インフォーマルなルールや慣行を教えられる
・公式発表とは別に、会社の決定事項に関する「ここだけの話」が伝えられる
・社員それぞれの性格、特徴や気を付けるべき点などを説明される
・各部署のキーパーソンが誰か、その人にはどのような根回しをすればいいかを説明される

このようなことは、当然、会社の就業規則やマニュアル、通知文などには書かれていません。

「インフォーマル」な情報です。

このようなことが伝えられるということは、その人が信用されているということです。

特定のメンバーだけの情報を、その人も共有していいということで、これが仲間に入ったということです。

当然、このメンバーは、フォーマルな組織とは一致しません。

部署の一部の人であったり、あるいは他部署の人も含んでいたり。

現場の業務が回っていくうえで、このインフォーマル組織は結構大きな役割を果たします。

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