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シリーズ「企業のパワーを倍増するためにやるべきこと!」
<第478回>[(第3-2話)「欲求レベルの高い人に対するマネジメント!」]
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要性に
ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「企業のパワーを倍増するた
めにやるべきこと!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介してい
きます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事
担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
===========================
今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】高レベルの欲求の人!
【3】高レベルの欲求の人が取る行動パターン!
【4】高レベル欲求の人に対するマネジメント!
【5】編集後記
===========================
マズローの欲求五段階説の中で4番目の欲求は「自我の欲求」であり、5番目の欲求は
「自己実現の欲求」だ。この2つは欲求レベルが高い。
高等教育を受けた人の欲求レベルが必ずしも高いとは限らない。中学校しか出ていな
くとも欲求レベルの高い人は世の中にたくさんいる。
大工として下積み時代を過ごし、やがて住宅建設販売会社の社長になっている人もい
る。寿司職人として叩き上げ、グローバルな回転寿司チェーンの社長になった人もい
る。
有名大学を出ていても職を転々とし、アルバイト人生やニートに成り下がっている人
もいる。「浮世の風は冷たい」と嘆くかもしれないが、嘆く以前に努力が足りないの
だ。
会社の中には欲求レベルの高い社員がゴロゴロいる。欲求レベルが高いとは言え、原
石だ。上手にマネージしなければ辞められてしまう。今いる会社では飽き足らないか
ら見切りをつけられてしまうのだ。そこで今回は欲求レベルの高い人に対するマルジ
メントについて採り上げる。
【1】心に刻んでおきたい言葉
***********************************************************************
欲求レベルの高い人は常に自分の価値を上げる努力をしている。そのための手段は今
いる会社の中にあることも分かっている。そしてチャンスと見れば思い切ってスピン
アウトする。時には安定よりもやりがいを求めるのだ。
下山明央
***********************************************************************
【2】高レベルの欲求の人!
<自我の欲求>
言われたことを言われた通りにやる人は主体性がない。まずい結果になっても指示し
た上司が悪いといつでも逃げられる。責任は取らなくていい。また取る必要もないと
考えている。サラリーマン根性と言うものだろう。
しかし、それでは満足できない人がいる。積極的に自分の意見を言う。なんとしても
自分の意見が通るように企画書を作成して上司にプレゼンもする。もし意見が通れば
主体性を持って仕事ができる。うまくいけば自分の存在感を示すことに繋がる。失敗
したらお詫びをし、もう一度チャンスをもらえるように努力する。このような人は近
い将来幹部候補生になれるかもしれない。
<自己実現の欲求>
自分の実力を試してみたい衝動に駆られる。独立自営の道を考えるようになる。独立
して何をやるのかを決める。事業性を評価し、「よしやる」となったら綿密な計画書
を作成し、行動を開始する。だがかなりリスクもある。
安定よりもやりがいが優る。だが、成功するとは限らない。銀だこの佐瀬守男社長は
たこ焼きで成功するまでいろいろな商売をやり、ことごとく失敗している。ピザーラ
の浅野秀則社長は11回目の起業でやっと成功した。自己実現には決して諦めない根性
が要る。
【3】高レベルの欲求の人が取る行動パターン!
<存在感を示したい>
会社にはいろいろ会議体がある。単なる報告会議もあるが、問題が発生した場合の対
策会議ある。商品企画会議もある。販売促進会議などもあるだろう。このような会議
の場は意見を言う絶好の機会である。
トンチンカンな意見を言うとひんしゅくを買ってしまう。よく考えて意見を言うこと
だ。それには日ごろからよく勉強をしておかなければならない。そして論理思考でな
るほどと思ってもらえるような意見を言うことだ。
問題解決の手法も経営分析の手法も勉強しておくことだ。口から出まかせの意見を言
っても自分の評価を落とすだけだ。
こうして持論を持ち、有意義な意見を言えるように自分を磨いておくことで存在感を
示すことができる。
<安定よりもやりがいを求める>
自我の欲求では飽き足らなくなる人も出てくる。すると自己実現の欲求へと向かって
いく。いつしか自分の能力を試してみたいと言う衝動に駆られるのだ。
会社が嫌になったから辞めて自営の道に進むと言うのでは成功する確率はゼロではな
いが低い。サラリーマンになっては見たが人に使われるのが嫌で親の豆腐屋を継いだ。
とびっきりうまい豆腐の開発に成功したスーパーを切り、メーカー小売に業態変転換
させ、高級路線で社業を発展させた社長もいるが、このようなケースは珍しい。独立
自営の道に進めば、最初は独りで何からかにまでやらなければならないことの覚悟が
要る。
賢い人は常日頃から人脈を形成している。いざと言うとき何かと相談に乗ってもらえ
て、助けてもらえるかもしれない。独立自営ほど人の助けが要るものはないのだ。
【4】高レベル欲求の人に対するマネジメント
自我の欲求以上の高レベル欲求の部下に対しては、前回解説した「統制による管理」
は通用しない。何よりも自主性を尊重しなければならないのだ。
一つの考え方は「
目標管理」ではないかと思う。会社として、上司として目標を提示
する。そして対象の部下とよく話し合い、本人の意向も反映させて目標を設定するこ
とだ。本人の意思が入っているから押し付けられた目標ではない。
モチベーションか
らして違ってくるわけだ。
節目、節目で進捗をフォローし、行き詰まったりしていたらアドバイスしたりフォロ
ーしてあげる。つまり目標達成に向けて支援するのだ。
さらに「実力に見合った権限の委譲」も重要になる。過大な権限では逆に問題がある
から実力に見合った権限であることが大事だ。
「
目標管理」と「権限の委譲」でかなり成長してくれることが期待できる。
【5】編集後記
自己実現を成就しようとして会社を辞められるのは忍びない。例えば加賀電子と言う
電子部品の商社では独立自営の支援を制度化している。会社が資金を提供し、「社長
になってやってみなさい」と言う制度だ。
3年以内に黒字化できなければ廃止になるらしい。そして1年を過ぎればリターンマッ
チできるというからありがたい。見事成功すれば系列会社として一本立ちできる。加
賀電子のような会社はめったにないが、やり手社員にやりたい事業を興させると言う
すばらしい制度ではないかと思う。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
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3223898301@jcom.home.ne.jp
次回に続く。
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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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<第478回>[(第3-2話)「欲求レベルの高い人に対するマネジメント!」]
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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要性に
ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「企業のパワーを倍増するた
めにやるべきこと!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介してい
きます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、人事
担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】高レベルの欲求の人!
【3】高レベルの欲求の人が取る行動パターン!
【4】高レベル欲求の人に対するマネジメント!
【5】編集後記
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マズローの欲求五段階説の中で4番目の欲求は「自我の欲求」であり、5番目の欲求は
「自己実現の欲求」だ。この2つは欲求レベルが高い。
高等教育を受けた人の欲求レベルが必ずしも高いとは限らない。中学校しか出ていな
くとも欲求レベルの高い人は世の中にたくさんいる。
大工として下積み時代を過ごし、やがて住宅建設販売会社の社長になっている人もい
る。寿司職人として叩き上げ、グローバルな回転寿司チェーンの社長になった人もい
る。
有名大学を出ていても職を転々とし、アルバイト人生やニートに成り下がっている人
もいる。「浮世の風は冷たい」と嘆くかもしれないが、嘆く以前に努力が足りないの
だ。
会社の中には欲求レベルの高い社員がゴロゴロいる。欲求レベルが高いとは言え、原
石だ。上手にマネージしなければ辞められてしまう。今いる会社では飽き足らないか
ら見切りをつけられてしまうのだ。そこで今回は欲求レベルの高い人に対するマルジ
メントについて採り上げる。
【1】心に刻んでおきたい言葉
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欲求レベルの高い人は常に自分の価値を上げる努力をしている。そのための手段は今
いる会社の中にあることも分かっている。そしてチャンスと見れば思い切ってスピン
アウトする。時には安定よりもやりがいを求めるのだ。
下山明央
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【2】高レベルの欲求の人!
<自我の欲求>
言われたことを言われた通りにやる人は主体性がない。まずい結果になっても指示し
た上司が悪いといつでも逃げられる。責任は取らなくていい。また取る必要もないと
考えている。サラリーマン根性と言うものだろう。
しかし、それでは満足できない人がいる。積極的に自分の意見を言う。なんとしても
自分の意見が通るように企画書を作成して上司にプレゼンもする。もし意見が通れば
主体性を持って仕事ができる。うまくいけば自分の存在感を示すことに繋がる。失敗
したらお詫びをし、もう一度チャンスをもらえるように努力する。このような人は近
い将来幹部候補生になれるかもしれない。
<自己実現の欲求>
自分の実力を試してみたい衝動に駆られる。独立自営の道を考えるようになる。独立
して何をやるのかを決める。事業性を評価し、「よしやる」となったら綿密な計画書
を作成し、行動を開始する。だがかなりリスクもある。
安定よりもやりがいが優る。だが、成功するとは限らない。銀だこの佐瀬守男社長は
たこ焼きで成功するまでいろいろな商売をやり、ことごとく失敗している。ピザーラ
の浅野秀則社長は11回目の起業でやっと成功した。自己実現には決して諦めない根性
が要る。
【3】高レベルの欲求の人が取る行動パターン!
<存在感を示したい>
会社にはいろいろ会議体がある。単なる報告会議もあるが、問題が発生した場合の対
策会議ある。商品企画会議もある。販売促進会議などもあるだろう。このような会議
の場は意見を言う絶好の機会である。
トンチンカンな意見を言うとひんしゅくを買ってしまう。よく考えて意見を言うこと
だ。それには日ごろからよく勉強をしておかなければならない。そして論理思考でな
るほどと思ってもらえるような意見を言うことだ。
問題解決の手法も経営分析の手法も勉強しておくことだ。口から出まかせの意見を言
っても自分の評価を落とすだけだ。
こうして持論を持ち、有意義な意見を言えるように自分を磨いておくことで存在感を
示すことができる。
<安定よりもやりがいを求める>
自我の欲求では飽き足らなくなる人も出てくる。すると自己実現の欲求へと向かって
いく。いつしか自分の能力を試してみたいと言う衝動に駆られるのだ。
会社が嫌になったから辞めて自営の道に進むと言うのでは成功する確率はゼロではな
いが低い。サラリーマンになっては見たが人に使われるのが嫌で親の豆腐屋を継いだ。
とびっきりうまい豆腐の開発に成功したスーパーを切り、メーカー小売に業態変転換
させ、高級路線で社業を発展させた社長もいるが、このようなケースは珍しい。独立
自営の道に進めば、最初は独りで何からかにまでやらなければならないことの覚悟が
要る。
賢い人は常日頃から人脈を形成している。いざと言うとき何かと相談に乗ってもらえ
て、助けてもらえるかもしれない。独立自営ほど人の助けが要るものはないのだ。
【4】高レベル欲求の人に対するマネジメント
自我の欲求以上の高レベル欲求の部下に対しては、前回解説した「統制による管理」
は通用しない。何よりも自主性を尊重しなければならないのだ。
一つの考え方は「目標管理」ではないかと思う。会社として、上司として目標を提示
する。そして対象の部下とよく話し合い、本人の意向も反映させて目標を設定するこ
とだ。本人の意思が入っているから押し付けられた目標ではない。モチベーションか
らして違ってくるわけだ。
節目、節目で進捗をフォローし、行き詰まったりしていたらアドバイスしたりフォロ
ーしてあげる。つまり目標達成に向けて支援するのだ。
さらに「実力に見合った権限の委譲」も重要になる。過大な権限では逆に問題がある
から実力に見合った権限であることが大事だ。
「目標管理」と「権限の委譲」でかなり成長してくれることが期待できる。
【5】編集後記
自己実現を成就しようとして会社を辞められるのは忍びない。例えば加賀電子と言う
電子部品の商社では独立自営の支援を制度化している。会社が資金を提供し、「社長
になってやってみなさい」と言う制度だ。
3年以内に黒字化できなければ廃止になるらしい。そして1年を過ぎればリターンマッ
チできるというからありがたい。見事成功すれば系列会社として一本立ちできる。加
賀電子のような会社はめったにないが、やり手社員にやりたい事業を興させると言う
すばらしい制度ではないかと思う。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
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彩愛コンサルピア代表 下山明央
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