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赤字部門を真剣に評価する

━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2017/07/24(第716号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで強い会社を作る
■□    
■□  ”業績をアップするには、まずは会計から変えよう!”
■■        http://www.tm-tax.com/
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 皆様、おはようございます。
 税理士の北岡修一です。

 あまりにも雨が降らなかったので、天気予報を気にしていませ
 んでしたが、いつの間にか梅雨明けしていたんですね(笑)。

 暑い夏に負けないよう、しっかり頑張っていきましょう!


 ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いい
 たします。 
 
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■□  赤字部門を真剣に評価する
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●創業100年以上の老舗企業というのは、日本では約3万社あると
 言われ、全企業数の約1%ということになります。

 これが多いのか少ないのか、世界では日本がNO.1だそうです。
 200年以上の企業になると、その半分近くは日本の企業とのこ
 とです。

●また、ちょっとビックリしたのは上場企業の内、15%が100年
 以上の企業だということですね。

 若い企業がどんどん上場しているイメージが強いですが、老舗
 企業もTOP企業にかなりあるんだな、ということです。

 でも、残り85%は、創業100年以内の企業か...と思うと、
 新しい会社が上場していくチャンスはたくさんあるな、という
 感じがしますね。


●ただ、歴史が古い企業になってくると、なかなか創業時の事業
 を変えられない、という会社が多いように思います。

 創業から3代目、4代目になってくると、創業事業を継続して発
 展させていくことが使命となってきます。

 ただし、部門別損益は当然やっているでしょうから、創業事業、
 その後に始めた事業などの損益は一目瞭然になります。


●それぞれの部門の事業が黒字であれば問題ありませんが、やは
 り時代を経過してくると、創業時の事業は当然、今の時代に合
 わなくなってきます。

 それに対応していくのが経営なのでしょうが、伝統を重んじる
 あまり、なかなか変えられないものも多いものです。

 そうなると創業事業の赤字を、他の部門がカバーして、全体と
 して何とか黒字にしている会社も多いのではないでしょうか?


●そんな時、赤字を補填している黒字事業は、不動産賃貸業であ
 ることが多いですね。

 昔に買った不動産が収益を産み出しているのです。
 それがあるからこそ、創業事業を続けていけている、という
 企業は私もいくつか知っていますし、恐らく相当多いのではな
 いかと思います。


●その範囲で伝統事業を継続してことは、それはそれで意味も
 あることですが、私は厳しい評価が必要だと思います。

 本当にそれでいいのか?不動産事業があるから、本業の改革に
 真剣さが足りず、本気で変革することができていないのでは
 ないか?
 
 それをどこまで突き詰めているか、ですね。


●これは老舗企業に限ったことではありません。
 
 せっかく部門別損益を出しているのに、赤字であっても真剣に
 検討せず、ヘタをすると集計方法がおかしいのではないか?
 
 などと、トンチンカンな方向に行ってしまうこともあります。

 部門別損益で赤字になっている部門があるのであれば、しっか
 りとそれを評価し、期限を区切って、改善策や抜本的な改革を
 考えていかないといけないですね。

 数字を信じ、数字に真剣に向き合う経営をして欲しいですね。


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【編集】税理士 北岡修一 kitaoka@tmcg.co.jp
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<編集後記>  
 
 先週金曜日は、娘が主体で熊本震災の第2回チャリティーコンサ
 ートをやりました。家族・近所総出で受付から何からやりました
 が、140名もの大勢の皆様に集まっていただき、本当にありがたい
 ことです。翌日しっかり皆様の浄財を熊本に届けてきました。

 とは言えまた、九州北部の水害などもあり、本当に災害に終わりは
 ないですね。一人ひとりができることをやって、助け合っていかな
 いと日本はやっていけない国なのだなあと思います。

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