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「企業のパワーを倍増させる
コンピテンシー<公平な評価・抜擢力>!」
<第505回>(第1話)「人は認められ、評価されるとやる気が違う!」
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「企業のパワーを倍増するためにやるべきこと!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
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今回のメニュー
【1】残業時間の長短での査定は危険!
【2】高い評価と褒めることで定着率がよくなる!
【3】リストラなしで再建する経営のプロ!
【4】人は認められ、評価されるとやる気が違う!
【5】編集後記
===========================
企業のパワーを倍増させることに貢献する
コンピテンシーは多々あります。経営者が何かを決断して実行することが大切です。そうすれば社員の行動も変わります。日本電産の永守重信会長は破綻寸前の企業20社以上をリストラなしで短期間に再建しました。
その心は3Qです。QはQualityです。いい社員がいれば会社がよくなります。会社がよくなればその会社が生み出す商品やサービスは最高ランクのものになります。3Qを実現するためにトップも社員も行動特性を変革させる必要があるのです。
【1】残業時間の長短での査定は危険!
【教訓】
課長になったばかりのとき、最初の仕事が部下の査定だった。熟慮して査定したつもりだったが部長に、「A君は残業が多いのにB君は少ない。君の評価は逆だ」とダメ出しされた。
私は「A君は仕事量が特に多いわけではないのに残業が多く、B君は結構仕事量が多いのに残業が少ない。B君のほうが頑張っている」と反論し、押し通した。
【本文】
残業をなくすことは企業にとっての重要課題だが、掛け声だけで終わっている企業は多い。例えば銀行などでは残業を減らせと言われるから仕方なくサービス残業をする。退社した時間を守衛が記録しているが、当事者たちは相当早く退社したように自己申告している。
全般に事務部門の社員ほど生産性が低い。標準時間(ST:Standard Time)もなく、昼間ダラダラ、夜残業と言う構図だ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
要領の悪いA君は不真面目と言うわけではないが、仕事の効率が悪く、どうしても残業が多い。一方B君は要領がよく、仕事の段取りもスムーズだから効率よく仕事をして「お先に失礼」と言って帰る。
残業時間の長短だけを見て査定することははなはだ危険だ。オーバーワークのための残業なのか、ノーマルワークを残業まで引っ張り込んでいるのかを評価者はよく見極めなければならないのだ。
【2】高い評価と褒めることで定着率がよくなる!
【教訓】
ホテル旅館業は特に定着率の悪い業種と言われている。Hリゾートの本体であるH屋旅館もかつては年間30%以上の離職率だった。スタッフや仲居さんを猫の手程度に考えていれば、離職率が高いから年中募集・
採用の繰り返しになる。
定着率を飛躍的に改善させれば会社も社員もWin Winになれるのではないか。
【本文】
盲導犬訓練の第一人者であるT氏は「厳しく叱りながら訓練した盲導犬は、訓練士の言うことは聞くが、目の不自由なご主人様の言うことは聞かない」と語っていた。なぜなら「この盲導犬は使えない」と言って返された経験を持っているのだ。
それ以来、T氏は褒めながら訓練することに徹してきた。褒めながら育てた盲導犬は、目の不自由な方(お客様)から大変評判がよく、返却されたりすることはなくなったと言うのだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
スタッフや仲居さんを盲導犬に例えるのは失礼とは思うが、まずは褒めることが基本だ。そして大事な会議に参画してもらい、彼らの意見を企画の中に採り入れるのである。
企画段階から参加してもらえばスタッフや仲居さんたちの
モチベーションからして違ってくる。いちいち言わなくとも積極的に動いてくれるようになるから嬉しい。
スタッフや仲居さんたちの行動特性が変わるから結果が見る見るよくなっていくのだ。
評価して褒め、企画会議や意思決定の場に参画させ、実績を積ませることで離職率は3分の1以下になったのである。
【3】リストラなしで再建する経営のプロ!
【教訓】
リストラが大流行の世の中だ。業績の雲行きが怪しくなると希望
退職募集や肩叩きをする。
特に希望
退職の場合、できる人から去り、行くところのない人が残る傾向が強くなる。
【本文】
近年は経営が行き詰まるとこぞってリストラに走る。例えばソニーもパナソニックもシャープもみんな右倣えだった。できる人から手を挙げてさっさと去っていき、行くところのない人が残る。
家電品分野に参入したばかりのA・O社は、優秀な人材をほしいだけ
採用できるから笑いが止まらない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
破綻企業を買収して短期間で再建させるのがN電産のN会長だ。N会長は破綻企業に乗り込んで行き、「一人もリストラしない」と宣言して再建に着手する。再建の基本的手段は「
5S+1S(作法:ビジネスマナー)」だ。
5Sやレイアウトの変更で工場のスペースに余裕ができ、人手が浮くから外部に委託していた仕事を社内に取り組み、
変動費を激減させて利益体質に様変わりさせるのだ。
一時的に給料が下がることがあってもリストラを免れた社員たちは目の色を変えて頑張ってくれるから短期間でV字回復できるのだ。
【4】人は認められ、評価されるとやる気が違う!
【教訓】
将棋では「歩」が一番弱い駒だ。だが「歩」を相手陣地に侵入させれば「金(成金)」になり、大変な戦力になってくれる。
同様に末端の社員を正しく評価して、教育訓練してあげれば大きな働きをしてくれるのだ。
【本文】
何社もの大企業がフルイにかけて、落ちこぼれた人たちを更に何社もの中堅企業がフルイにかける。そこで落ちこぼれた人のほんの一部が中小企業に入ってくる。
零細企業ともなるとチンピラや暴走族などがまれに応募してくる程度だから募集をかけてもまともな人が集まらない。
上記のような背景があるにもかかわらず大企業を中心に社員を粗末に扱うブラック企業が暗躍している。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
末端の社員をきちんと評価して、教育訓練を重ね、戦力にしていく施策が求められる。褒められれば人の心はプラスの方向に揺れ動き、やる気が芽生えてくる。
「単能工」ではなくできるだけ「多能工」になってもらうべく本人と話し合い、一つひとつ仕事をマスターしてもらうのだ。
つまり歩(ふ)が金(成金)になり、やがて大きな戦力になってくれるのだ。
【5】編集後記
リストラのお陰で棚ボタのように優秀な社員を確保している会社がある。いい条件で再就職するためには、リストラの募集があったら早い段階で手を挙げるのも悪くはない。
これから益々人手不足の時代になる。特に中小企業の経営者は離職率を激減させるための施策を研究し、実践すべきである。そうしないと
労務倒産もありえるから。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
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3223898301@jcom.home.ne.jp
次回に続く。
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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「企業のパワーを倍増するためにやるべきこと!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
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今回のメニュー
【1】残業時間の長短での査定は危険!
【2】高い評価と褒めることで定着率がよくなる!
【3】リストラなしで再建する経営のプロ!
【4】人は認められ、評価されるとやる気が違う!
【5】編集後記
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企業のパワーを倍増させることに貢献するコンピテンシーは多々あります。経営者が何かを決断して実行することが大切です。そうすれば社員の行動も変わります。日本電産の永守重信会長は破綻寸前の企業20社以上をリストラなしで短期間に再建しました。
その心は3Qです。QはQualityです。いい社員がいれば会社がよくなります。会社がよくなればその会社が生み出す商品やサービスは最高ランクのものになります。3Qを実現するためにトップも社員も行動特性を変革させる必要があるのです。
【1】残業時間の長短での査定は危険!
【教訓】
課長になったばかりのとき、最初の仕事が部下の査定だった。熟慮して査定したつもりだったが部長に、「A君は残業が多いのにB君は少ない。君の評価は逆だ」とダメ出しされた。
私は「A君は仕事量が特に多いわけではないのに残業が多く、B君は結構仕事量が多いのに残業が少ない。B君のほうが頑張っている」と反論し、押し通した。
【本文】
残業をなくすことは企業にとっての重要課題だが、掛け声だけで終わっている企業は多い。例えば銀行などでは残業を減らせと言われるから仕方なくサービス残業をする。退社した時間を守衛が記録しているが、当事者たちは相当早く退社したように自己申告している。
全般に事務部門の社員ほど生産性が低い。標準時間(ST:Standard Time)もなく、昼間ダラダラ、夜残業と言う構図だ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
要領の悪いA君は不真面目と言うわけではないが、仕事の効率が悪く、どうしても残業が多い。一方B君は要領がよく、仕事の段取りもスムーズだから効率よく仕事をして「お先に失礼」と言って帰る。
残業時間の長短だけを見て査定することははなはだ危険だ。オーバーワークのための残業なのか、ノーマルワークを残業まで引っ張り込んでいるのかを評価者はよく見極めなければならないのだ。
【2】高い評価と褒めることで定着率がよくなる!
【教訓】
ホテル旅館業は特に定着率の悪い業種と言われている。Hリゾートの本体であるH屋旅館もかつては年間30%以上の離職率だった。スタッフや仲居さんを猫の手程度に考えていれば、離職率が高いから年中募集・採用の繰り返しになる。
定着率を飛躍的に改善させれば会社も社員もWin Winになれるのではないか。
【本文】
盲導犬訓練の第一人者であるT氏は「厳しく叱りながら訓練した盲導犬は、訓練士の言うことは聞くが、目の不自由なご主人様の言うことは聞かない」と語っていた。なぜなら「この盲導犬は使えない」と言って返された経験を持っているのだ。
それ以来、T氏は褒めながら訓練することに徹してきた。褒めながら育てた盲導犬は、目の不自由な方(お客様)から大変評判がよく、返却されたりすることはなくなったと言うのだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
スタッフや仲居さんを盲導犬に例えるのは失礼とは思うが、まずは褒めることが基本だ。そして大事な会議に参画してもらい、彼らの意見を企画の中に採り入れるのである。
企画段階から参加してもらえばスタッフや仲居さんたちのモチベーションからして違ってくる。いちいち言わなくとも積極的に動いてくれるようになるから嬉しい。
スタッフや仲居さんたちの行動特性が変わるから結果が見る見るよくなっていくのだ。
評価して褒め、企画会議や意思決定の場に参画させ、実績を積ませることで離職率は3分の1以下になったのである。
【3】リストラなしで再建する経営のプロ!
【教訓】
リストラが大流行の世の中だ。業績の雲行きが怪しくなると希望退職募集や肩叩きをする。
特に希望退職の場合、できる人から去り、行くところのない人が残る傾向が強くなる。
【本文】
近年は経営が行き詰まるとこぞってリストラに走る。例えばソニーもパナソニックもシャープもみんな右倣えだった。できる人から手を挙げてさっさと去っていき、行くところのない人が残る。
家電品分野に参入したばかりのA・O社は、優秀な人材をほしいだけ採用できるから笑いが止まらない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
破綻企業を買収して短期間で再建させるのがN電産のN会長だ。N会長は破綻企業に乗り込んで行き、「一人もリストラしない」と宣言して再建に着手する。再建の基本的手段は「5S+1S(作法:ビジネスマナー)」だ。
5Sやレイアウトの変更で工場のスペースに余裕ができ、人手が浮くから外部に委託していた仕事を社内に取り組み、変動費を激減させて利益体質に様変わりさせるのだ。
一時的に給料が下がることがあってもリストラを免れた社員たちは目の色を変えて頑張ってくれるから短期間でV字回復できるのだ。
【4】人は認められ、評価されるとやる気が違う!
【教訓】
将棋では「歩」が一番弱い駒だ。だが「歩」を相手陣地に侵入させれば「金(成金)」になり、大変な戦力になってくれる。
同様に末端の社員を正しく評価して、教育訓練してあげれば大きな働きをしてくれるのだ。
【本文】
何社もの大企業がフルイにかけて、落ちこぼれた人たちを更に何社もの中堅企業がフルイにかける。そこで落ちこぼれた人のほんの一部が中小企業に入ってくる。
零細企業ともなるとチンピラや暴走族などがまれに応募してくる程度だから募集をかけてもまともな人が集まらない。
上記のような背景があるにもかかわらず大企業を中心に社員を粗末に扱うブラック企業が暗躍している。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
末端の社員をきちんと評価して、教育訓練を重ね、戦力にしていく施策が求められる。褒められれば人の心はプラスの方向に揺れ動き、やる気が芽生えてくる。
「単能工」ではなくできるだけ「多能工」になってもらうべく本人と話し合い、一つひとつ仕事をマスターしてもらうのだ。
つまり歩(ふ)が金(成金)になり、やがて大きな戦力になってくれるのだ。
【5】編集後記
リストラのお陰で棚ボタのように優秀な社員を確保している会社がある。いい条件で再就職するためには、リストラの募集があったら早い段階で手を挙げるのも悪くはない。
これから益々人手不足の時代になる。特に中小企業の経営者は離職率を激減させるための施策を研究し、実践すべきである。そうしないと労務倒産もありえるから。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
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次回に続く。
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