■企業のパワーアップ倍増作戦■
<仕事のできる人の集団作り戦略>
◆◆この記事の知人、同僚、友人への転送は自由です。◆◆
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シリーズ「できる人とできない人の差は!」
<第186回>[(第9話)設計技術者!]
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「できる人とでき
ない人の差は!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介してい
きます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
===========================
今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論「設計技術者!」
1.一人の設計技術者の限界!
2.川下の意見に耳を傾け、採り入れる設計技術者
【3】職場の
コンピテンシーを自己チェックする
【4】今日のポイント
【5】編集後記
===========================
どこのメーカーでも開発、設計部門には有能な人材(人財のたまご)を投入して
きた歴史がありこの傾向は今でも変わっていません。
ところが人材のバランスを欠くことになり、開発、設計主導になりすぎ川下の生
産技術、生産管理、製造、検査などの部門は人的レベルが一段と低く、開発、設
計部門に物申すことさえできない風潮になっているメーカーをよく見かけます。
開発、設計陣はすっかり天狗になり、威張り散らしている例さえあるのです。
このようなメーカーでは設計品質が悪く、社内の不良が多いばかりか出荷後の市
場トラブルも多いという共通点があります。当然コストパフォーマンスも低くな
ります。
【1】心に刻んでおきたい言葉
***********************************************************************
仕事は一人でできるものではない。関係する全ての人が寄り集まって、それぞれ
知恵を出し合ってこそよい仕事ができるものだ。
松下幸之助
***********************************************************************
【2】メルマガ本論
[(第9話)設計技術者!]
高度成長時代は一人の有能な設計者の力量に負うところが大でした。当時は、設
計部門は機構設計と電機設計に分かれているのが常でした。
現在はどんな商品でもコンピューター制御ですからソフト設計を含めた三部門で
構成されているメーカーが多いようです。
約10年前にPL法が制定されましたが制定される以前から市場での大事故はた
くさんありました。しかし、当時は被害者が被った被害の原因がメーカーの設計
上あるいは製造上に起因することを証明しなければならず、
損害賠償を取り付け
ることはほとんど不可能でした。民事裁判だけが頼りだったのです。
1.一人の設計技術者の限界!
品質の80%は設計で決まるとは昔から言い継がれてきた言葉です。品質だけで
なくコストも設計段階であらかた決まってしまいます。
いくら有能な設計技術者といえども機能、性能を確保することに精力が割かれ、
品質設計やコスト設計にまで頭が回りにくいのです。
設計技術者の多くは「品質は製造の問題だ、品質管理部門がだらしがないからだ」
と逃げの姿勢をとることが多かったのです。コストにしても同様でした。
【おそまつな設計者】
開発、設計部門の強すぎるメーカーで育った設計技術者は人の言うことを聴こう
という姿勢が不足しています。私は「傾解力」というキーワードを使いますが、
耳を傾けてよく聴き、理解する
コンピテンシーが欠如しています。
多くのメーカーでは「デザインレビュー」を制度化して設計から試作の各段階で
設計品質をチェックし、設計的に対策を講じてから本生産に入りますが、「オレ
の設計にけちをつけられた」といわんばかりに憮然とした態度をとる設計技術者
も多いのです。
川下で仕事をする人たちを見下す傾向さえあります。
生産技術、製造、品質管理、サービスの各部門から上がってくるカイゼン要望事
項には耳を貸しません。
自分の設計は上出来で、問題ないと勝手に思い込み、何度となく同じような設計
不良を川下に垂れ流すのです。
このような設計技術者の
コンピテンシー評価は以下のようになります。
【「傾解力」⇒×、「専門知識習得力」⇒△、「革新技術習得力」⇒△、「品質
意識」⇒△、「コスト意識」⇒△、「誠実さ」⇒×、「慎重さ」⇒×、「判断力」
⇒△、「思いやり」⇒×、「チームワーク力」⇒×】
専門知識や革新技術の習得に熱心でない傾向があります。その上品質意識やコス
ト意識が希薄です。
自分の設計に基づいて川下で仕事をする人たちに対する思いやりが不足していま
す。川下で仕事をする他部門の人たちとのチームワークや連帯構築ができません。
独断と偏見で設計を進めてしまいますから判断力にも問題があるのです。
2.川下の意見に耳を傾け、採り入れる設計技術者
有能な設計者は自分の設計技術者としての限界をよく認識しています。
このような設計技術者は川下の人たちからの情報をありがたく受入れます。サー
ビス部門から上がってくる故障情報や顧客のクレームも真摯に受け止めます。こ
のような設計技術者は多くの人に信頼されますからいろいろな情報が自然に集ま
るようになるのです。
それらの情報を現商品の改良設計に反映させ、もちろん次の新商品にも活かしま
す。
当然彼が設計した商品の設計に起因する不良の発生率は低く、コストも低く抑え
られるというわけです。
【有能な設計者】
有能な設計技術者ほどよく勉強して専門知識や革新技術を身につけていますが、
それにもかかわらず頭が低い傾向があります。ですから川下の人たちの意見を素
直に聴く姿勢を持っています。天狗にならず川下で仕事をする人たちに対する思
いやりがあるのです。
その結果、自部門だけでなく他部門の人たちとのチームワークや連帯力も強固に
なります。
彼に話せば設計的に対応してくれるという信頼感を築いています。
「品質意識」や「コスト意識」なる
コンピテンシーも磨かれています。
彼が設計する商品はコストパフォーマンスに優れ、不良の発生しにくい設計にな
りますから不良の発生率も低く抑えられるのです。
このような設計技術者の
コンピテンシー評価は以下のようになります。
【「傾解力」⇒◎、「専門知識習得力」⇒◎、「革新技術習得力」⇒◎、「品質
意識」⇒◎、「コスト意識」⇒◎、「誠実さ」⇒○、「慎重さ」⇒○、「判断力」
⇒◎、「思いやり」⇒○、「チームワーク力」⇒○】
顧客のクレームは宝の山です。顧客のニーズを掴んで商品を開発することの大切
さは申し上げるまでもないことです。
マーケティング活動の一環としてアンケートをとったり他社商品をベンチマーク
したりすることも大事ですが、顧客のクレームの中にはもっと切実で有益な情報
があるのです。
多くの人たちの知恵を結集して生み出した商品が世の中に受け入れられているこ
とを肝に銘じたいと思います。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒
3223898301@jcom.home.ne.jp
【3】職場の
コンピテンシーを自己チェックする
開発、設計技術者の「傾解力」なる
コンピテンシーの現状レベルをチェックして
みることは有効です。
<行動基準の例>
開発、設計技術者は、川下で仕事をする人たちの意見や顧客のクレームに耳を傾
けてよく聴き、内容を理解して設計の中に採り入れてきた。
<正に当てはまる◎>、<どちらかといえば当てはまる○>、<どちらかといえ
ば当てはまらない△>、<全く当てはまらない×> ← どれに印が付きますか。
===================================
確かに制度としてのデザインレビュー(設計審査)はありますが、完璧ではあり
ません。川下で仕事をする人たちの意見や顧客のクレームを真摯に受け止め、商
品設計に反映することは重要です。
職場の皆さんはどれに印が付きましたか。もし<正に当てはまる◎>に印が付い
たなら、皆さんの「傾解力」なる
コンピテンシーは磨かれているので、設計に起
因する不良の発生率が低く、コストパフォーマンスにも優れていました。その結
果、顧客の信頼確保、強いては業績向上に貢献してきたに違いないのです。
<正に当てはまる◎>以外に印が付いた職場の皆さんは「傾解力」なるコンピテ
ンシーを磨く必要があるのです。
【4】今日のアドバイス
1.どんなに有能な設計技術者といえども一人の設計技術者には限界があること。
2.制度としてデザインレビューを採り入れている会社は多いが、それだけでは
不十分であること。
3.有能な設計技術者は常に自己研鑽に勤め、新知識や革新技術を身につけてい
るが、それでも頭が低く川下で働く人たちや顧客のクレームに耳を傾けてよ
く聴き、設計に反映させていること。その結果彼が設計する商品はコストパ
フォーマンスに優れ、不良の発生率が低いこと。
【5】編集後記
記憶の新しいところでは三菱自動車や三菱ふそうトラックバスの相次ぐ事故があ
ります。車輪が外れての歩行者の死亡事故や火を吹く事故など数十件ものリコー
ルがあり、リコールしたものが再度事故を起こし、未だに余韻が尾を引いていま
す。
強度不足や構造不良は全て設計に起因する不良であり、市場のクレームに対して
も真剣に取り組まなかったツケは重く、世間やマスコミから非難を浴び、並みの
会社ならとっくに消滅していたに違いないのです。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
次回予告
次回は、シリーズ「できる人とできない人の差は!」第10話「現場オペレータ
ー!<その1:据付工事部員>」を解説します。
***********************************************************************
発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
3223898301@jcom.home.ne.jp
彩愛コンサルピアのHPは、
こちらから
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/
(協)さいたま総合研究所のHPはこちらから
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シリーズ「できる人とできない人の差は!」
<第186回>[(第9話)設計技術者!]
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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「できる人とでき
ない人の差は!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介してい
きます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論「設計技術者!」
1.一人の設計技術者の限界!
2.川下の意見に耳を傾け、採り入れる設計技術者
【3】職場のコンピテンシーを自己チェックする
【4】今日のポイント
【5】編集後記
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どこのメーカーでも開発、設計部門には有能な人材(人財のたまご)を投入して
きた歴史がありこの傾向は今でも変わっていません。
ところが人材のバランスを欠くことになり、開発、設計主導になりすぎ川下の生
産技術、生産管理、製造、検査などの部門は人的レベルが一段と低く、開発、設
計部門に物申すことさえできない風潮になっているメーカーをよく見かけます。
開発、設計陣はすっかり天狗になり、威張り散らしている例さえあるのです。
このようなメーカーでは設計品質が悪く、社内の不良が多いばかりか出荷後の市
場トラブルも多いという共通点があります。当然コストパフォーマンスも低くな
ります。
【1】心に刻んでおきたい言葉
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仕事は一人でできるものではない。関係する全ての人が寄り集まって、それぞれ
知恵を出し合ってこそよい仕事ができるものだ。
松下幸之助
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【2】メルマガ本論
[(第9話)設計技術者!]
高度成長時代は一人の有能な設計者の力量に負うところが大でした。当時は、設
計部門は機構設計と電機設計に分かれているのが常でした。
現在はどんな商品でもコンピューター制御ですからソフト設計を含めた三部門で
構成されているメーカーが多いようです。
約10年前にPL法が制定されましたが制定される以前から市場での大事故はた
くさんありました。しかし、当時は被害者が被った被害の原因がメーカーの設計
上あるいは製造上に起因することを証明しなければならず、損害賠償を取り付け
ることはほとんど不可能でした。民事裁判だけが頼りだったのです。
1.一人の設計技術者の限界!
品質の80%は設計で決まるとは昔から言い継がれてきた言葉です。品質だけで
なくコストも設計段階であらかた決まってしまいます。
いくら有能な設計技術者といえども機能、性能を確保することに精力が割かれ、
品質設計やコスト設計にまで頭が回りにくいのです。
設計技術者の多くは「品質は製造の問題だ、品質管理部門がだらしがないからだ」
と逃げの姿勢をとることが多かったのです。コストにしても同様でした。
【おそまつな設計者】
開発、設計部門の強すぎるメーカーで育った設計技術者は人の言うことを聴こう
という姿勢が不足しています。私は「傾解力」というキーワードを使いますが、
耳を傾けてよく聴き、理解するコンピテンシーが欠如しています。
多くのメーカーでは「デザインレビュー」を制度化して設計から試作の各段階で
設計品質をチェックし、設計的に対策を講じてから本生産に入りますが、「オレ
の設計にけちをつけられた」といわんばかりに憮然とした態度をとる設計技術者
も多いのです。
川下で仕事をする人たちを見下す傾向さえあります。
生産技術、製造、品質管理、サービスの各部門から上がってくるカイゼン要望事
項には耳を貸しません。
自分の設計は上出来で、問題ないと勝手に思い込み、何度となく同じような設計
不良を川下に垂れ流すのです。
このような設計技術者のコンピテンシー評価は以下のようになります。
【「傾解力」⇒×、「専門知識習得力」⇒△、「革新技術習得力」⇒△、「品質
意識」⇒△、「コスト意識」⇒△、「誠実さ」⇒×、「慎重さ」⇒×、「判断力」
⇒△、「思いやり」⇒×、「チームワーク力」⇒×】
専門知識や革新技術の習得に熱心でない傾向があります。その上品質意識やコス
ト意識が希薄です。
自分の設計に基づいて川下で仕事をする人たちに対する思いやりが不足していま
す。川下で仕事をする他部門の人たちとのチームワークや連帯構築ができません。
独断と偏見で設計を進めてしまいますから判断力にも問題があるのです。
2.川下の意見に耳を傾け、採り入れる設計技術者
有能な設計者は自分の設計技術者としての限界をよく認識しています。
このような設計技術者は川下の人たちからの情報をありがたく受入れます。サー
ビス部門から上がってくる故障情報や顧客のクレームも真摯に受け止めます。こ
のような設計技術者は多くの人に信頼されますからいろいろな情報が自然に集ま
るようになるのです。
それらの情報を現商品の改良設計に反映させ、もちろん次の新商品にも活かしま
す。
当然彼が設計した商品の設計に起因する不良の発生率は低く、コストも低く抑え
られるというわけです。
【有能な設計者】
有能な設計技術者ほどよく勉強して専門知識や革新技術を身につけていますが、
それにもかかわらず頭が低い傾向があります。ですから川下の人たちの意見を素
直に聴く姿勢を持っています。天狗にならず川下で仕事をする人たちに対する思
いやりがあるのです。
その結果、自部門だけでなく他部門の人たちとのチームワークや連帯力も強固に
なります。
彼に話せば設計的に対応してくれるという信頼感を築いています。
「品質意識」や「コスト意識」なるコンピテンシーも磨かれています。
彼が設計する商品はコストパフォーマンスに優れ、不良の発生しにくい設計にな
りますから不良の発生率も低く抑えられるのです。
このような設計技術者のコンピテンシー評価は以下のようになります。
【「傾解力」⇒◎、「専門知識習得力」⇒◎、「革新技術習得力」⇒◎、「品質
意識」⇒◎、「コスト意識」⇒◎、「誠実さ」⇒○、「慎重さ」⇒○、「判断力」
⇒◎、「思いやり」⇒○、「チームワーク力」⇒○】
顧客のクレームは宝の山です。顧客のニーズを掴んで商品を開発することの大切
さは申し上げるまでもないことです。
マーケティング活動の一環としてアンケートをとったり他社商品をベンチマーク
したりすることも大事ですが、顧客のクレームの中にはもっと切実で有益な情報
があるのです。
多くの人たちの知恵を結集して生み出した商品が世の中に受け入れられているこ
とを肝に銘じたいと思います。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒
3223898301@jcom.home.ne.jp
【3】職場のコンピテンシーを自己チェックする
開発、設計技術者の「傾解力」なるコンピテンシーの現状レベルをチェックして
みることは有効です。
<行動基準の例>
開発、設計技術者は、川下で仕事をする人たちの意見や顧客のクレームに耳を傾
けてよく聴き、内容を理解して設計の中に採り入れてきた。
<正に当てはまる◎>、<どちらかといえば当てはまる○>、<どちらかといえ
ば当てはまらない△>、<全く当てはまらない×> ← どれに印が付きますか。
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確かに制度としてのデザインレビュー(設計審査)はありますが、完璧ではあり
ません。川下で仕事をする人たちの意見や顧客のクレームを真摯に受け止め、商
品設計に反映することは重要です。
職場の皆さんはどれに印が付きましたか。もし<正に当てはまる◎>に印が付い
たなら、皆さんの「傾解力」なるコンピテンシーは磨かれているので、設計に起
因する不良の発生率が低く、コストパフォーマンスにも優れていました。その結
果、顧客の信頼確保、強いては業績向上に貢献してきたに違いないのです。
<正に当てはまる◎>以外に印が付いた職場の皆さんは「傾解力」なるコンピテ
ンシーを磨く必要があるのです。
【4】今日のアドバイス
1.どんなに有能な設計技術者といえども一人の設計技術者には限界があること。
2.制度としてデザインレビューを採り入れている会社は多いが、それだけでは
不十分であること。
3.有能な設計技術者は常に自己研鑽に勤め、新知識や革新技術を身につけてい
るが、それでも頭が低く川下で働く人たちや顧客のクレームに耳を傾けてよ
く聴き、設計に反映させていること。その結果彼が設計する商品はコストパ
フォーマンスに優れ、不良の発生率が低いこと。
【5】編集後記
記憶の新しいところでは三菱自動車や三菱ふそうトラックバスの相次ぐ事故があ
ります。車輪が外れての歩行者の死亡事故や火を吹く事故など数十件ものリコー
ルがあり、リコールしたものが再度事故を起こし、未だに余韻が尾を引いていま
す。
強度不足や構造不良は全て設計に起因する不良であり、市場のクレームに対して
も真剣に取り組まなかったツケは重く、世間やマスコミから非難を浴び、並みの
会社ならとっくに消滅していたに違いないのです。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
次回予告
次回は、シリーズ「できる人とできない人の差は!」第10話「現場オペレータ
ー!<その1:据付工事部員>」を解説します。
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発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
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彩愛コンサルピアのHPは、
こちらから
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