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訪問回数を増やそう

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2007年9月18日発行 第1・第3週月曜日発行
メールマガジン:経営のパートナー VOL3
<経営学で企業を再生する>
【発行責任者】経営テクノ研究所 代表 舘 義之
【E-mail】tate@agate.plala.or.jp
【H P】http://www9.plala.or.jp/keiei-techno
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■CONTENTS■
VOL3.マーケティング
●訪問回数を増やそう
●閑話休題「不安意識の払拭」
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●訪問回数を増やそう

 販売の実績は、「訪問回数」と「商談時間」に比例するといわれています。
一般論からいうと、商談時間を短くしても、訪問回数を多くした方が売上が
上がります。

 若いセールスマンは、商談が未熟なので訪問回数を増やすことによって売
上の増加を図ります。しかし、若いセールスマンは、訪問回数が少ないので
売上が上がらないのです。逆にベテランセールスマンは、商談が巧みなので、
商談時間を増やすことによって売上を上げるわけです。

 さて、だいたい堅い条件で取引する顧客や、なかなか取引してくれない顧
客というものは、内容も堅い顧客なので1~2回程度の訪問で得意先には、
なかなかなってくれないものです。しかし、その程度の訪問回数で行かなく
なるセールスマンが多いことも、また事実です。

 では、通常、どのくらい訪問せよ、といわれているかといえば、
●最寄品
 日常生活で習慣的、反復的に購買される商品グループ(食料・清涼飲料水・
台所用品・文具など)で、30回
●買い回り品
計画的に購買される商品グループ(衣料・靴・寝具など)で、60回
●専門品
ブランドや銘柄によって購買される商品グループ(テレビ・ピアノ・自動車
など)で、90回
は行けといわれているくらいです。

 これで駄目だったらどうするかと、よく聞かれますが、実際には、
●最寄品は、5~6回
●買い回り品は、10~15回
●専門品は、20~30回
の訪問でだいたい決まっています。

 いずれにしても、売るためには、何回も訪問しなければならないことは事
実です。

 ところで、セールスマンによって、それぞれの立場で違うことと思います
が、まず、訪問しやすい顧客、楽なところ、売上の小さなところばかりへ訪
問する傾向が多いということです。これでは、売上も小さく、経費もかかり
すぎて先行きは暗くなるばかりというケースも考えられます。したがって、
訪問するならば、よい顧客に力を入れなければなりません。

 次に注意しなければならないのは、訪問回数が多くても、その内容がよく
なければなりません。そこで、「新規開拓」を事例に取り上げてみることに
します。

 新規開拓は、最低4回の訪問を行い、見込客としての有無を判定するとよ
い、といわれています。

 第1回の訪問は、受注の話を切り出すよりも、相手に良い印象(名刺の出
し方・服装・マナー・言葉使いなど)を残してくることです。

 第2回の訪問は、誰でも(受付の人・秘書・取次ぎの人など)よいから面
談をして、情報を収集することです。特に、競合会社の情報を集めるように
することです。

 第3回の訪問は、徹底して簡潔な商談を展開するように心がけることです。
その結果、真面目で誠実なセールスをする人だというイメージを相手に与え
ることができたなら大成功です。

 第4回の訪問は、第3回と同様な商談中心のアプローチになりますが、こ
の第4回で見込客としての有無を判断します。

 特に、若いセールスマンは、商談しているより無駄話をしていることが多
く、ひどいセールスマンになると、喫茶店とか映画館などに入っている
時間が多い場合もあります。

 とにかく、ムダをなくして訪問回数を2割増しにすると、売上で完全に1
割増しとなってきます。
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●閑話休題「不安意識の払拭」

 市場原理主義は、各人が自分の前途に不安を持っています。この不安感は、
個人消費が増えない一要因にもなっています。この不安を除去する政府が出
現しないかぎり個人消費は増えません。

 それと同様、部下が落ち着かないのは自分の前途に不安があるからです。

 中国古代の兵法書に「精兵のもとは不安を除去するにあり」といった言葉
があります。強い兵をつくるには、
1.自分が戦死しても家族は十分に暮らしていける
2.自分の国は絶対に滅亡しない
という安心感があったなら、兵は後顧の憂いなく全力をあげて戦うことがで
きる、という意味です。

 経営者や管理者は、まず自分の部下の懐いているあらゆる不安を除去する
ことに全力をあげることです。

 経営者や管理者が不安感に汚染されてしまってはいけません。不確定期の
突破は不安を除去することから始まるのです。それには、部下の不安感を研
究し、相談にのってやり、励ましてやることです。

部下に不安感があったら意欲は高まりません。人事管理のコツは、
1.部下がリーダーに対し不安と疑心を持たないこと
2.部下が企業の将来に不安を持たないこと
3.部下が自分の身辺に不安をもっていないこと

 この三つを除去して部下が安心して仕事に当たることのできるムードをつ
くってやることにあります。それには、もっと部下のために時間をさいて、
相談にのってやり、心と心の絆をしっかりしておくことです。

 部下のためにもっと時間をさく、このことを等閑視している管理者は、部
下との心の絆をつくり出すことはできません。

 自分のことのために精いっぱい、部下のために時間をさくことはできない
と思っている管理者は、心の面ですでに部下から浮かび上がっているのです。
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