■Vol.41(通算 Vol.176) 2008-7-2 毎週水曜日配信
■■■――――――――――――――――――――――――――――――
□□■ 経営に生かせる
人事・
労務・法律の知識
■■■ ― 経営者、起業準備の方必見です!―
□□■
■■■ 「
相続の現場から(10)」
~複数の会社経営には注意!~
□□■
■■■ 週刊(毎週水曜日発行)
□□■
http://www.o-bamc.com
■■■――――――――――――――――――――――――――――――
C Cube コンサルティング、パートナーの西村です。
相続や
事業承継の専門家として日々仕事をさせていただいているなかで、
現場で起こる出来事や感じたことを皆さんにご紹介させていただきます。
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「
相続の現場から(10)」
~複数の会社経営には注意!~
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
ここ最近、経営者の方々から
事業承継の相談を毎日のように受けます。
経営者の皆さんの、「会社を次の世代に引き継ぐ」という意識が高まってい
るのが感じられます。
中小企業の平均寿命は7年から8年。
10年生き残れる企業は1割程度しかありません。
そんな厳しい社会で会社を経営し、後継者へ引き継ぐということは、多くの
企業にとって未知の大事業です。
相続税や金融機関等の対応の変化に惑わされることなく、スムーズに移行す
ることは簡単なことではありません。
そんな中、多くの優良な中小企業に共通して起こっている問題があります。
私がお会いする、複数の関連会社を経営されている経営者のおよそ8割がこ
の問題に直面しています。
先日相談を受けた社長も同様でした。
この経営者は5つのグループ会社を経営しているのですが、飛びぬけて優秀
な企業が1社で、それに付随し関連企業が4社あるのですが、その内2社は
大赤字です。
バブル期の投資の影響をそのまま引きずり、清算するに清算できず、メイン
の優良企業から資金を回してもらい、やりくりしている。
そんな企業もグループにあったりします。
こんな企業経営者に
相続が起きると、予想以上の
相続税に後継者は頭を悩ま
すことになってしまうのです。
この優良企業の株価は1株5万円の価値のものが30倍の150万円。
3000万円の
資本金で9億の評価になりました。
この評価額の中には赤字会社への貸付金3億が含まれ財産として評価されて
います。
(到底もう回収できるものではないのですが、この
債務を免除してしまうと
この免除益に
法人税が課税されてしまうのでそのまま放置するしかない状況
です。)
一方この赤字会社の株価は純
資産で見るとマイナス3億円。
優良
法人から借りている
債務が評価を大きく下げマイナスの3億円です。
しかし
相続税法上、株価にマイナスはありません。
マイナスであれば0の評価になるだけです。
本来は9億のプラス会社に3億の赤字会社を通算して6億の
資産価値のはず
ですが、
相続税は9億に対して課税されてしまうのです。
これには解決策があります。
このような状態で
相続が発生しないよう、経営の承継だけでなく、
相続税負
担にも対応した会社組織のあり方も見直ししなければ、円滑な
事業承継は実
現しないのです。
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◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など
→
info@c3-c.jp
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C Cubeでは、税務、
会計だけでは解決しないさまざまのことを、
「人」の問題として考えています。
何か足らないとお思いの方は、弊社のホームページにヒントがある
かもしれません。
ホームページはこちら ⇒
http://www.c3-c.jp
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相続や事業承継の専門家として日々仕事をさせていただいているなかで、
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経営者の皆さんの、「会社を次の世代に引き継ぐ」という意識が高まってい
るのが感じられます。
中小企業の平均寿命は7年から8年。
10年生き残れる企業は1割程度しかありません。
そんな厳しい社会で会社を経営し、後継者へ引き継ぐということは、多くの
企業にとって未知の大事業です。
相続税や金融機関等の対応の変化に惑わされることなく、スムーズに移行す
ることは簡単なことではありません。
そんな中、多くの優良な中小企業に共通して起こっている問題があります。
私がお会いする、複数の関連会社を経営されている経営者のおよそ8割がこ
の問題に直面しています。
先日相談を受けた社長も同様でした。
この経営者は5つのグループ会社を経営しているのですが、飛びぬけて優秀
な企業が1社で、それに付随し関連企業が4社あるのですが、その内2社は
大赤字です。
バブル期の投資の影響をそのまま引きずり、清算するに清算できず、メイン
の優良企業から資金を回してもらい、やりくりしている。
そんな企業もグループにあったりします。
こんな企業経営者に相続が起きると、予想以上の相続税に後継者は頭を悩ま
すことになってしまうのです。
この優良企業の株価は1株5万円の価値のものが30倍の150万円。
3000万円の資本金で9億の評価になりました。
この評価額の中には赤字会社への貸付金3億が含まれ財産として評価されて
います。
(到底もう回収できるものではないのですが、この債務を免除してしまうと
この免除益に法人税が課税されてしまうのでそのまま放置するしかない状況
です。)
一方この赤字会社の株価は純資産で見るとマイナス3億円。
優良法人から借りている債務が評価を大きく下げマイナスの3億円です。
しかし相続税法上、株価にマイナスはありません。
マイナスであれば0の評価になるだけです。
本来は9億のプラス会社に3億の赤字会社を通算して6億の資産価値のはず
ですが、相続税は9億に対して課税されてしまうのです。
これには解決策があります。
このような状態で相続が発生しないよう、経営の承継だけでなく、相続税負
担にも対応した会社組織のあり方も見直ししなければ、円滑な事業承継は実
現しないのです。
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