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「政管健保」から「協会けんぽ」へ

平成22年の社会保険庁解体に向けた組織改革の一つとして、本年10月、政府管掌健康保険(政管健保)の運営が全国健康保険協会(協会けんぽ)に引継ぎされました。協会は、公務員ではなく民間職員による法人となりました。

実際には、職員2100人のうち元社会保険庁職員が1800人というから、年金記録問題で明かされたずさんな体質から抜け出せるか疑問ではあります。

政管健保から発行された健康保険証については、当面、そのまま使用できますが、いずれは全国健康保険協会の名称が入ったものに変わります。

そういえば、現在の健康保険証はクレジットカードと同じサイズになりましたが、以前は3つ折の紙タイプのもので、ポケットに入れるにはちょっと大きいサイズでした。ちなみに、現在のカードサイズになったのは平成15年からです。

カードサイズになってからは、財布にも入れやすく非常に便利になりました。現在は、いろいろなものがカードサイズになっています。例えば、運転免許証や定期券といったものもそれらに含まれ、以前は少し大きめだったため専用のケースがよく売られていました。運転免許証は平成6年から、定期券についても各社によって違いますが、おそらく同じ頃に現在のカードサイズになっています。

クレジットカード、健康保険証、運転免許証、定期券の他に、キャッシュカード、ポイントカードなどを財布に入れと、お金ではなくカードで分厚い財布になってしまう始末です。特にポイントカードは、家電量販店やスーパーといった各社で違うものを提供されるため、その枚数もかなりになっている人が多いのではないでしょうか? 

それらのカードの中で常に必要なものは数枚でしかないのですが、いつも持ち歩いていないと、いざという時には使えないことで結局財布は分厚くなっています。

健康保険証はいざという時には必要なものです。

そして「協会けんぽ」は、そのいざという時に中小企業で働く従業員やその家族のために必要とされるものであり、保険給付を担う大切な機関であるため、適正な運営がされることに期待します。



         労務オフィスやまもと  http://roumu-office.jp 

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