◆◆
コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆
<第216回>できる人の
コンピテンシーをベンチマークする!
==■「仕事と生活の相乗効果で職場を変える小室淑江氏の社会貢献力!」■==
===================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れ
となり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
「できる人の
コンピテンシーをベンチマークする!」と題して事例を解説してい
きます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ
・管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す学生さんにも
是非ともお読みいただきたいと思います。
===================================
<今回のメニュー>
=================================
【1】名ばかりの
育児休暇、
介護休暇の会社!
【2】職場そのものの見直しを急がないと間に合わない!
【3】その名もズバリ「ライフワークバランス」を設立!
【4】編集後記
=================================
秋田県のカミテという金型やプレス部品のメーカーは中小企業でありながら工
場敷地内に保育所が完備していて子連れで出社し子育てしながら働ける環境が
整っている。もちろん
育児休業も
介護休業も思いのまま取得できる仕組みが整
っているのだ。
社員は全員が多能工だから誰もが代役OKという下地ができている。事務所で
働く社員もプレス機を操作して部品を加工できる。検査設備を駆使して検査測
定もできる。事務の仕事が1日~2日後れても顧客に迷惑を掛けることはない
が製品の納期が遅れればお客に迷惑が掛かる。カミテではそんな心配はない。
カミテのような会社では「高いコストをかけて
採用し、教育訓練して育てた人
材は定着してくれてこそ最大の効果を発揮する。
育児休業、
介護休業取得明け
に即戦力が戻ってくる。こんなありがたいことはない」と考えているわけだ。
仕事と生活のバランスがうまく取れていれば、会社にとっても社員にとっても
相乗効果は大きいはずだ。そんなことは誰でも分かっているはずなのに「名ば
かりの制度」に終わっている会社は多い。
そこで、今回はワークライフバランス
代表取締役小室淑江氏の「社会貢献力」
に迫ってみる。
【1】名ばかりの
育児休暇、
介護休暇の会社!
育児休業制度や
介護休業制度のある会社は増えてきていることは喜ばしい。し
かし現実はあまりうまく機能しているわけではない。
育児休業中に解雇通知が
送られてくる例や
育児休業が明けて出社してみると職場異動を命ぜられ、全く
スキルを生かせない職場だったり
労働条件の過酷な職場だったりで辞めざるを
得なかった例も多いのだ。
小室氏は日本女子大文学部在学中にアメリカに1年間滞在しベビーシッターを
体験している。面倒を見ていた子供の母親がインターネットを使って
育児休業
期間に自分のキャリアのブラッシュアップにがんばる姿をみて感じるものがあ
った。日本のように
育児休業期間はブランクという考えは全くなかったのであ
る。
卒業後資生堂に入社し、
育児休業取得社員の多さに先進的な会社であると感じ
た。そして
育児休業後の職場復帰支援事業で社内の
ビジネスモデルコンテスト
に応募し、みごと優勝した。しかし小室氏は多くの会社が
育児休業や
介護休業
に対して戸惑っていることに気付いたのである。
【2】職場そのものの見直しを急がないと間に合わない!
働き盛りの男性社員が
介護休業を利用したり職場の皆に迷惑は掛けられないと
退職していく現象が年々増えている。団塊世代を介護しなければならないのが
団塊世代ジュニア。いまから15年後には
育児休業を取得する女性よりも介護
休業を取得する男性のほうが多くなる。そしてそのまま
退職に追い込まれてい
くだろうことは容易に想像が付く。
【3】その名もズバリ「ライフワークバランス」を設立!
日本の会社の多くの職場は時間や体調面で制約やハンディを持つ社員に対して
対応できていない。「職場そのものの見直しを早く発信しないと間に合わない」。
そう考えて小室氏は2005年に思い切って起業することを決意し、資生堂を
退職
した。
遅くとも夕方6時に帰れるようにする。あわよくば在宅勤務で働けるようにす
る。そのためには午前9時から午後6時までの間に安定しアウトプットを生み
出せるようになること、そして在宅勤務でも仕事が回るように仕組みを構築す
ることが求められる。
現にライフワークバランスでは残業は禁止。遅くとも午後6時には全員が退社
する。集中して、緊張感を持って仕事をすればこの問題は解決できる。
ライフワークバランスでは全社員のうちオフィスに出社するのは4分の1に過
ぎない。それでもメールを共有することで意思の疎通は万全であり、在宅でも
成果を出せるので社員は生き生き働いていると小室氏は胸を張る。
3歳の子供を持ち、子育て中の小室氏の提言には説得力がある。
【4】編集後記
不況になってライフワークバランスに対する問い合わせがむしろ増えてきてい
るという。育児、介護はもちろんメンタル不全での休業者が益々増える時代で
ある。このような休業者の職場復帰支援プログラムも開発し約300社に納入した
そうだ。
リストラを経営のバイブルと考えている経営者に警鐘を鳴らす意味でもワーク
ライフバランスの存在意義は重みを増しており、小室氏の「社会貢献力」なる
コンピテンシーは輝いて見える。
<この記事は平成21年6月の読売新聞「輝く女性」、他の記事も参考にして
います。>
次回に続く
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れ
となり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
「できる人のコンピテンシーをベンチマークする!」と題して事例を解説してい
きます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ
・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも
是非ともお読みいただきたいと思います。
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<今回のメニュー>
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【1】名ばかりの育児休暇、介護休暇の会社!
【2】職場そのものの見直しを急がないと間に合わない!
【3】その名もズバリ「ライフワークバランス」を設立!
【4】編集後記
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秋田県のカミテという金型やプレス部品のメーカーは中小企業でありながら工
場敷地内に保育所が完備していて子連れで出社し子育てしながら働ける環境が
整っている。もちろん育児休業も介護休業も思いのまま取得できる仕組みが整
っているのだ。
社員は全員が多能工だから誰もが代役OKという下地ができている。事務所で
働く社員もプレス機を操作して部品を加工できる。検査設備を駆使して検査測
定もできる。事務の仕事が1日~2日後れても顧客に迷惑を掛けることはない
が製品の納期が遅れればお客に迷惑が掛かる。カミテではそんな心配はない。
カミテのような会社では「高いコストをかけて採用し、教育訓練して育てた人
材は定着してくれてこそ最大の効果を発揮する。育児休業、介護休業取得明け
に即戦力が戻ってくる。こんなありがたいことはない」と考えているわけだ。
仕事と生活のバランスがうまく取れていれば、会社にとっても社員にとっても
相乗効果は大きいはずだ。そんなことは誰でも分かっているはずなのに「名ば
かりの制度」に終わっている会社は多い。
そこで、今回はワークライフバランス代表取締役小室淑江氏の「社会貢献力」
に迫ってみる。
【1】名ばかりの育児休暇、介護休暇の会社!
育児休業制度や介護休業制度のある会社は増えてきていることは喜ばしい。し
かし現実はあまりうまく機能しているわけではない。育児休業中に解雇通知が
送られてくる例や育児休業が明けて出社してみると職場異動を命ぜられ、全く
スキルを生かせない職場だったり労働条件の過酷な職場だったりで辞めざるを
得なかった例も多いのだ。
小室氏は日本女子大文学部在学中にアメリカに1年間滞在しベビーシッターを
体験している。面倒を見ていた子供の母親がインターネットを使って育児休業
期間に自分のキャリアのブラッシュアップにがんばる姿をみて感じるものがあ
った。日本のように育児休業期間はブランクという考えは全くなかったのであ
る。
卒業後資生堂に入社し、育児休業取得社員の多さに先進的な会社であると感じ
た。そして育児休業後の職場復帰支援事業で社内のビジネスモデルコンテスト
に応募し、みごと優勝した。しかし小室氏は多くの会社が育児休業や介護休業
に対して戸惑っていることに気付いたのである。
【2】職場そのものの見直しを急がないと間に合わない!
働き盛りの男性社員が介護休業を利用したり職場の皆に迷惑は掛けられないと
退職していく現象が年々増えている。団塊世代を介護しなければならないのが
団塊世代ジュニア。いまから15年後には育児休業を取得する女性よりも介護
休業を取得する男性のほうが多くなる。そしてそのまま退職に追い込まれてい
くだろうことは容易に想像が付く。
【3】その名もズバリ「ライフワークバランス」を設立!
日本の会社の多くの職場は時間や体調面で制約やハンディを持つ社員に対して
対応できていない。「職場そのものの見直しを早く発信しないと間に合わない」。
そう考えて小室氏は2005年に思い切って起業することを決意し、資生堂を退職
した。
遅くとも夕方6時に帰れるようにする。あわよくば在宅勤務で働けるようにす
る。そのためには午前9時から午後6時までの間に安定しアウトプットを生み
出せるようになること、そして在宅勤務でも仕事が回るように仕組みを構築す
ることが求められる。
現にライフワークバランスでは残業は禁止。遅くとも午後6時には全員が退社
する。集中して、緊張感を持って仕事をすればこの問題は解決できる。
ライフワークバランスでは全社員のうちオフィスに出社するのは4分の1に過
ぎない。それでもメールを共有することで意思の疎通は万全であり、在宅でも
成果を出せるので社員は生き生き働いていると小室氏は胸を張る。
3歳の子供を持ち、子育て中の小室氏の提言には説得力がある。
【4】編集後記
不況になってライフワークバランスに対する問い合わせがむしろ増えてきてい
るという。育児、介護はもちろんメンタル不全での休業者が益々増える時代で
ある。このような休業者の職場復帰支援プログラムも開発し約300社に納入した
そうだ。
リストラを経営のバイブルと考えている経営者に警鐘を鳴らす意味でもワーク
ライフバランスの存在意義は重みを増しており、小室氏の「社会貢献力」なる
コンピテンシーは輝いて見える。
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次回に続く
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