確定拠出年金のメリット・デメリット

確定拠出年金のメリット・デメリット

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2010-02-25

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　起業家・経営者のための社会保険・法律・税金の知識 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010/2/25（第137号） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆このメルマガでは、経営者や起業家が知っておくべき社会保険や 起業・退職に関係する法律、税金などについて、どのような点に注 意すべきかという観点からご説明しています。 ◆理解しやすくするために、各種制度の細部を省略していたり、あ えて正式な用語を使わない場合がありますので、ご了承願います。 正確に知りたい場合は、市販の解説書などで確認してくださいね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 確定拠出年金のメリット・デメリット ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回は確定拠出年金のメリット・デメリットについてご紹介してい きます。 確定拠出年金のメリットは、小規模企業共済や国民年金基金と同様 に、掛金が全額所得控除になることです。 また、受給時も税金面で優遇されています。 確定拠出年金には、60歳以降請求により受給できる老齢給付金、傷 病により一定以上の障害が残った時の障害給付金、加入者が死亡し た時に遺族に給付される死亡一時金があります。 それで、税金面では、老齢給付金が小規模企業共済等と同じように 公的年金等控除が適用されますし、障害給付金であれば非課税です。 死亡一時金についてはみなし相続財産として相続税が課せられます が、相続税はよほどの資産持ちでない限り課税されないので、一般 庶民はあまり気にしなくていいでしょう。 デメリットとしては、前回ご説明したとおり、まず運用リスクは加 入者本人が負うということです。まあ、これは確定拠出年金の趣旨 からすれば当然のことですね。 リスクが気になるのであれば預金や国債で運用すればいいですし、 リスクをとって株式などで運用するのであれば、大きく資産を増や せる可能性もありますので、一概にデメリットとも言えないですね。 それ以外のデメリットとしては、事務費などの手数料負担がかかる というのがあります。加入時に2,000円と、毎月100円掛金から徴収 されます。 また、運営管理機関、事務委託先金融機関が徴収する手数料も別途 かかります。 他には、 ・掛金を途中で引き出すことはできない ・解約返戻金のような制度はない といったこともデメリットとして挙げられます。 でも、やはり掛金が全額所得控除というメリットは大きいので、資 金に余裕があればぜひ加入しておきたいところです。 少なくとも、余裕資金があって、民間の積立預金やるいとうなどで 地道に積み立てようと思っている人は、その前にまずこの確定拠出 年金を検討してみるべきだと思います。 個人型確定拠出年金は、国民年金基金連合会が運営していますので、 詳しくはそちらのホームページをご覧ください。 http://www.npfa.or.jp/401K/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■　編集後記　■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ バンクーバーオリンピックでは女子フィギュアスケートがいよいよ 決戦のフリーが始まりますね。 浅田真央さんの金メダルが期待されますが、ショートプログラムで トリプルアクセルを成功しても、それを上回わる得点を出したキム ヨナが気になるところです。 でも、アクセルだのルッツだのループだの、ジャンプの種類がいろ いろあっても、私は演技を見ていてもどのジャンプかさっぱりわか りません。 アナウンサーや解説者が「やった～」とか叫んだり、選手本人の満 面の笑みをみて、「ああ、成功だったのね」とわかる程度です。 まして、芸術的センスがゼロの私としては、「表現力」とか「曲の 解釈」など、わかるはずもありません。少なくとも、みんなうまい！ 審判員はホンマに公平に点数付けてんの？とか勘ぐってしまいます。 世間のみなさんは「感動した」とか言うのですが、私は演技そのも のはさっぱり分からないので、結果が発表されてから初めて感動す るかどうかが決まるという、情けない状況です。 やっぱり「より早く、より高く、より遠く」といった勝負がはっき りしている競技が私にはわかりやすくて向いているようです。 特に「投げ倒した」「ダウンさせた」という柔道やボクシングがい いですね。やっぱり「あしたのジョー」なのです。 ────────────────────────────── 意見・感想等はこちらへ。 　 → mail@forlife2.com 発行人：フォーライフコンサルティング事務所　塩野 　http://www.forlife2.com/　 購読登録・解除 → http://www.mag2.com/m/0000148931.html ────────────────────────────── 知人・友人への転送はご自由にどうぞ。 その際は、全文を改変せずに転送・回覧ください。 (C) Copyright 2010 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメルマガで提供している情報の内容には万全を期していますが、 その内容を保証するものではありません。 万一この情報に基づいてなんらかの損害が発生したとしても、発行 者は責任を負いませんので、よろしくお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━