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簡易課税の事業区分について

著者 chopkick さん

最終更新日:2011年12月14日 15:24

簡易課税の事業区分について教えてください。
弊社は電気機器の販売と設置工事を行っています。

①機器の販売先が管理組合や自治会の場合→第2種ですか?

②メインの商材ではなく、設置時に必要な雑材(コード、プラグなど)を、伝票上「工事費用」と区分している場合、雑材→第一OR第二、設置費用→第三になりますか?

③摩耗した部品の交換作業や保守契約に基づく定期点検、クリーニング→部材費込みで第5種ですか?
交換部品代→第一OR第二、交換作業費→第三はダメですか?

教えていただけると助かります。よろしくお願いします。

恐れ入りますが確認させて頂ければと思います。

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Re: 簡易課税の事業区分について

著者岡谷税理士事務所(広島市)さん (専門家)

2011年12月15日 09:03

> 簡易課税の事業区分について教えてください。
> 弊社は電気機器の販売と設置工事を行っています。
>
> ①機器の販売先が管理組合や自治会の場合→第2種ですか?

第一種又は第二種に該当するものは、仕入れた商品等の形状を変更せずに販売した場合が該当します。
 この場合、事業者に販売した場合(卸売)は第一種となり消費者に販売した場合(小売)が第二種となります。
 その管理組合等が事業者でさらにそこから消費者に販売するのであれば第一種と考えられますが、単に消費者の購入を取りまとめて一括注文しただけであれば、第一種とは考えにくくなると思われます。

> ②メインの商材ではなく、設置時に必要な雑材(コード、プラグなど)を、伝票上「工事費用」と区分している場合、雑材→第一OR第二、設置費用→第三になりますか?
>
 雑材であっても設置に必要な消耗品であるとしたら、区分するのは難しいと思われます。

> ③摩耗した部品の交換作業や保守契約に基づく定期点検、クリーニング→部材費込みで第5種ですか?
> 交換部品代→第一OR第二、交換作業費→第三はダメですか?

 修理等のサービス業についての区分の判断は難しいと思います。
 基本的には、修理等に必要な部品を含めて事業区分を考えることとなります。
 中には、自動車販売店などで、タイヤを販売して、取り付け料金が別に設定されている場合や、家電販売店でエアコンの販売と取り付けを別に金額設定している場合場、それぞれ事業区分を分けることになります。
 今回のケースが、修理がメインでそれに部品が必要なだけの場合ですと区分は難しく思えます

参考までに

タックスアンサー第五種の区分
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/shohi/20/09.htm>

Re: 簡易課税の事業区分について

著者chopkickさん

2011年12月15日 09:22

岡谷税務労務事務所様

わかりやすいご回答ありがとうございました。

管理組合等の団体は、個人の集合体だから消費者になるのですね。
逆に「事業者が転売せず消費者になる場合は、第一種になる」というが不思議に思えてきました。

> 修理等のサービス業についての区分の判断は難しいと思います。
本当に難しいです・・ハードディスク交換はどうなんだろうとか、考えだすときりがないですね。

リンクまでご紹介いただきありがとうございました。

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