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税務管理

税務経理について、みんなに相談したり、分かるときは教えてあげたりと、相互協力のフォーラムです!

総務の森イチオシ記事が満載: 経営ノウハウの泉(人事労務~働き方対策まで)

上司の経費不正について

著者 ちゃみする さん

最終更新日:2021年06月15日 22:51

初めての投稿です、宜しくお願いします。
私は社員3人の小さな会社の事務兼経理兼総務兼なんでもやっている正社員です。
先日上司(専務)の経費利用について以前よりおかしいと思っていたので、調べたところ不正に気付いてしまいました。
小さな会社なのでもちろん即社長に伝え指示を仰ぎましたが、笑って済ませただけで特に指示はもらえませんでした。
以後、いまだに同じような不正が続いていて、むしろ金額が悪化しています。
その都度社長には伝えていますが、見て見ぬ振りです。
社長がそのような意向であればそれに従い、自身も見て見ぬ振りをするしかないのでしょうか?
さすがに立場上、私から上司本人には言えません。
(立場もあるし、ジャイアン気質なので抑え込まれてしまいます。)
現状で私はどう対応したら良いのか教えてください。
宜しくお願い致します。

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Re: 上司の経費不正について

著者ぴぃちんさん

2021年06月15日 23:20

こんばんは。

どのような不正かわかりませんが,社長も了承しているのであれば,税務調査でも指摘されないような内容なのか,そうでないのか,でしょうかね。

結果として,社長が容認しているのであれば,法的に違法でない状況であればそれ以上はちゃみするさんにできることはないかと思います。

そのまま働くのか,その職場を辞するのか,くらいでしょうか。



> 初めての投稿です、宜しくお願いします。
> 私は社員3人の小さな会社の事務兼経理兼総務兼なんでもやっている正社員です。
> 先日上司(専務)の経費利用について以前よりおかしいと思っていたので、調べたところ不正に気付いてしまいました。
> 小さな会社なのでもちろん即社長に伝え指示を仰ぎましたが、笑って済ませただけで特に指示はもらえませんでした。
> 以後、いまだに同じような不正が続いていて、むしろ金額が悪化しています。
> その都度社長には伝えていますが、見て見ぬ振りです。
> 社長がそのような意向であればそれに従い、自身も見て見ぬ振りをするしかないのでしょうか?
> さすがに立場上、私から上司本人には言えません。
> (立場もあるし、ジャイアン気質なので抑え込まれてしまいます。)
> 現状で私はどう対応したら良いのか教えてください。
> 宜しくお願い致します。
>
>

Re: 上司の経費不正について

著者ちゃみするさん

2021年06月15日 23:35

早々のお返事ありがとうございます!
内容としましては、容認されてない食事代やあきらかに仕事で使うはずのないドラッグストアなどの費用になります。
だいたい週に2、3万ほどになります。
税務上問題あるかどうかはまだ調べてませんでしたが、ドラッグストアの領収証はあきらかに私用かと思います。
社長にもその都度伝えてますが、今のところ黙認のようなので、やはり何もせず大人しくしておくべきでしょうか。
ただ、領収証の換金は私がしていますので、不正を知りながら換金するのはとてもツラいです。
この場合、私が共犯?に、なることはないのでしょうか?
共犯になってしまうのなら社長が黙認していたとしても、話が変わってくるので何か行動を起こしたいと思っています。




> こんばんは。
>
> どのような不正かわかりませんが,社長も了承しているのであれば,税務調査でも指摘されないような内容なのか,そうでないのか,でしょうかね。
>
> 結果として,社長が容認しているのであれば,法的に違法でない状況であればそれ以上はちゃみするさんにできることはないかと思います。
>
> そのまま働くのか,その職場を辞するのか,くらいでしょうか。
>
>
>
> > 初めての投稿です、宜しくお願いします。
> > 私は社員3人の小さな会社の事務兼経理兼総務兼なんでもやっている正社員です。
> > 先日上司(専務)の経費利用について以前よりおかしいと思っていたので、調べたところ不正に気付いてしまいました。
> > 小さな会社なのでもちろん即社長に伝え指示を仰ぎましたが、笑って済ませただけで特に指示はもらえませんでした。
> > 以後、いまだに同じような不正が続いていて、むしろ金額が悪化しています。
> > その都度社長には伝えていますが、見て見ぬ振りです。
> > 社長がそのような意向であればそれに従い、自身も見て見ぬ振りをするしかないのでしょうか?
> > さすがに立場上、私から上司本人には言えません。
> > (立場もあるし、ジャイアン気質なので抑え込まれてしまいます。)
> > 現状で私はどう対応したら良いのか教えてください。
> > 宜しくお願い致します。
> >
> >

Re: 上司の経費不正について

著者ぴぃちんさん

2021年06月15日 23:43

こんばんは。 私見です。

> 内容としましては、容認されてない食事代やあきらかに仕事で使うはずのないドラッグストアなどの費用になります。

税務調査時に会社の経費として説明のつかないものであれば,認めることはできないとして指摘されることはあり得るでしょう。
その場合には,会社に対して追徴課税が課されられるでしょう。

そうなったときに,会社は経理担当者に責任問題を問うことはあるでしょうが,社長が容認していたとして,経理担当者に問責をしないとは決まっていませんよ。

なので,そのような経理処理に対して自浄能力のない会社において,勤めるのがよいのか,退職するのがよいのかは,最終的にはちゃみするさんがどうしたいのか,になるでしょうね。
社長に対して失望して辞める方もいれば,その状況を受け入れて働く方もいるかと思います。



> 早々のお返事ありがとうございます!
> 内容としましては、容認されてない食事代やあきらかに仕事で使うはずのないドラッグストアなどの費用になります。
> だいたい週に2、3万ほどになります。
> 税務上問題あるかどうかはまだ調べてませんでしたが、ドラッグストアの領収証はあきらかに私用かと思います。
> 社長にもその都度伝えてますが、今のところ黙認のようなので、やはり何もせず大人しくしておくべきでしょうか。
> ただ、領収証の換金は私がしていますので、不正を知りながら換金するのはとてもツラいです。
> この場合、私が共犯?に、なることはないのでしょうか?
> 共犯になってしまうのなら社長が黙認していたとしても、話が変わってくるので何か行動を起こしたいと思っています。

Re: 上司の経費不正について

著者ちゃみするさん

2021年06月15日 23:49

ありがとうございます。
なるほど。そうなのですね。

このまま社長の態度が変わらない限りは私次第ですね。
わかりました。
もう一度ちゃんと社長と話してみます。

色々アドバイスをありがとうございました。感謝です。





> こんばんは。 私見です。
>
> > 内容としましては、容認されてない食事代やあきらかに仕事で使うはずのないドラッグストアなどの費用になります。
>
> 税務調査時に会社の経費として説明のつかないものであれば,認めることはできないとして指摘されることはあり得るでしょう。
> その場合には,会社に対して追徴課税が課されられるでしょう。
>
> そうなったときに,会社は経理担当者に責任問題を問うことはあるでしょうが,社長が容認していたとして,経理担当者に問責をしないとは決まっていませんよ。
>
> なので,そのような経理処理に対して自浄能力のない会社において,勤めるのがよいのか,退職するのがよいのかは,最終的にはちゃみするさんがどうしたいのか,になるでしょうね。
> 社長に対して失望して辞める方もいれば,その状況を受け入れて働く方もいるかと思います。
>
>
>
> > 早々のお返事ありがとうございます!
> > 内容としましては、容認されてない食事代やあきらかに仕事で使うはずのないドラッグストアなどの費用になります。
> > だいたい週に2、3万ほどになります。
> > 税務上問題あるかどうかはまだ調べてませんでしたが、ドラッグストアの領収証はあきらかに私用かと思います。
> > 社長にもその都度伝えてますが、今のところ黙認のようなので、やはり何もせず大人しくしておくべきでしょうか。
> > ただ、領収証の換金は私がしていますので、不正を知りながら換金するのはとてもツラいです。
> > この場合、私が共犯?に、なることはないのでしょうか?
> > 共犯になってしまうのなら社長が黙認していたとしても、話が変わってくるので何か行動を起こしたいと思っています。

Re: 上司の経費不正について

著者株式会社BMGTさん (専門家)

2021年06月16日 11:16

ちゃみするさん、
コンサルタントの立場からアドバイスします。
長文です。時間があるときにでもご覧ください。

専務の経費不正を社長に相談したところ笑って済まされたとのことですが、社長として以下の気持ちもあるかと思います。
・専務には十分な役員報酬を出してあげていないから、少しくらいの経費使用はその穴埋めだよ
・まぁその程度の内容なら目くじら立てるレベルでもないでしょ
こういう気持ちになる社長さんは多く居ますし、そういう社長に正論で挑んでも鬱陶しがられます。

ここで重要なことは、税法・会社法と照らし合わせて悪質なのかです。
税法・会社法の観点から悪質となれば、その経費処理に加担(担当した)貴方も関係者として罪に問われる場合があります。
そういう事態になる例としては、①専務が持参した「架空請求書に基づいて出金・送金した」、②専務の指示で「売上金額や経費を実際と異なる額に改ざんした」、③専務から精算指示をされた経費が「どう理屈をつけても事業経費とは言えない内容だったけど出金した」などです。

①と②は、貴方が不正だと分かっていて出金したり改ざんしたら、貴方もほぼ100%罪に問われますので論外です。社長に言ってもスルーされるなら税務署に相談するべき内容です。

今回の問題は、③に含まれる案件だと思いますが、これは中々面倒な問題です。
専務の説明が多少屁理屈に聞こえたとしても「そう解釈すれば業務使用の経費と言える」ならば、担当者として経費処理をしても罪には問われないでしょうから、社長も認めているなら通して良いと思います。
ただし、モノには限度がありまして、会社でも使ったり社内に有ってもおかしくない物品・サービスが経費となっていれば担当者として処理して構いませんが、どう考えても仕事で使うわけがないし、会社に存在するわけがない物品・サービスの場合は、業務費用として処理するべきではありません。そういう場合は福利厚生費役員報酬で処理させてください、というべきです。
交際費交通費消耗品費少額資産などの勘定項目に無理やり該当させたら「アウト」が濃厚です。
この問題は、上記のグレーゾーンとアウトゾーンの線引きができるか否かです。

また、グレーゾーンであっても「専務に対する福利厚生費や所得として処理すべき」項目については、その旨を社長にも伝えて適正に処理すると良いと思います。
例えば、コンビニで買った弁当や食品など交際費会議費で処理するのは困難で個人的な食費とする以外の扱いが難しいようなものは、専務の報酬現物支給品として領収書の金額を加算して所得として扱うとよいでしょう。このやり方は、飲食店従業員への賄いや自動車販売店が車を原価割れで社員に社販する場合などで、賄いの材料費や原価割れで会社が負担した分を従業員への現物支給として所得に加算させる手続きで、一般的なものです。

これは解決策の1つで、専務に経費使用(領収書を持ってくること)をやめてもらうのではなく「この部分は業務費用として処理すると税務署で引っ掛かりそうだから、役員報酬のなかで処理させてくださいね」という対応になりますから、専務としては顔が潰れることもないし、貴方は税務処理上で不正行為を行わずに済みます。

あとは、最終的な会計処理をどうするかは税理士さんの判断になると思います。

一方、貴社の事例は健全な状態とは言えませんので、何らかの是正は必要です。
我々がコンサルする現場では、社長さんに対して「社長がこのような環境を許していると、グレーゾーンが徐々に広がって、アウトゾーンに踏み込んでしまうことが懸念されるので、グレーゾーンを可能な限り減らすように、社内のガバナンスを引き締めるべきですよ」とアドバイスします。社長に対しては「少し広がりすぎているので、ほどほどに、くらいの注意はお願いしますよ」と言うのがよろしいかと思います。

あと、重要なこととして、経費精算をして出金した結果について、社長の決裁印をもらっておくことです。これは、貴方が単独で行った処理ではなく社長が処理を決裁した証拠となります。
言い分としては「私と専務だけで会社のお金を動かしているのではないので、社長も内容をご覧になって決裁を出してください(忙しいなら伝票1枚ずつじゃなく表紙にだけでも良いのでハンコかサインをしてください)」とお願いするのが良いかと思います。

以上の処理・手順を踏めば、自然にグレーゾーンが減りますし、貴方が不正に加担することがなくなります。

お勤めの会社が嫌なのでなければ、退職・転職を考える前に、まずは以上の取り組みをやってみることをお勧めします。

Re: 上司の経費不正について

著者ちゃみするさん

2021年06月17日 16:03

BMGT様
お返事遅くなり申し訳ございません。
専門家の方からのアドバイスとても感謝しております。

> 専務の経費不正を社長に相談したところ笑って済まされたとのことですが、社長として以下の気持ちもあるかと思います。
> ・専務には十分な役員報酬を出してあげていないから、少しくらいの経費使用はその穴埋めだよ
> ・まぁその程度の内容なら目くじら立てるレベルでもないでしょ
> こういう気持ちになる社長さんは多く居ますし、そういう社長に正論で挑んでも鬱陶しがられます。

上記のご意見、全く検討もつきませんでした。
言われてみて、小さな会社の為、確かにその可能性もあるのかなと思っています。
その場合、社長は私に本当のことを言うはずないですよね。

ただそれが事実だった場合、社長を信頼して仕事をしていた私や他社員の気持ちを裏切ることになりますので、退職を考えようと思います。

昨日、また該当上司よりいつものような経費の請求が来ましたので、再度社長に相談したところ、社長自らその上司に内容を確認した上で換金すると言われました。

今後も私を通してでなく、社長が直接換金するのであれば私も共犯になることはないかと思われますので、これからはその方向性でやっていこうかと思います。
それが難しいようでしたら、アドバイス頂いたよう社長の決裁印をもらうようにしてみます。

色々細かくアドバイスいただき本当にありがとうございます。
助かりました。





> ちゃみするさん、
> コンサルタントの立場からアドバイスします。
> 長文です。時間があるときにでもご覧ください。
>
> 専務の経費不正を社長に相談したところ笑って済まされたとのことですが、社長として以下の気持ちもあるかと思います。
> ・専務には十分な役員報酬を出してあげていないから、少しくらいの経費使用はその穴埋めだよ
> ・まぁその程度の内容なら目くじら立てるレベルでもないでしょ
> こういう気持ちになる社長さんは多く居ますし、そういう社長に正論で挑んでも鬱陶しがられます。
>
> ここで重要なことは、税法・会社法と照らし合わせて悪質なのかです。
> 税法・会社法の観点から悪質となれば、その経費処理に加担(担当した)貴方も関係者として罪に問われる場合があります。
> そういう事態になる例としては、①専務が持参した「架空請求書に基づいて出金・送金した」、②専務の指示で「売上金額や経費を実際と異なる額に改ざんした」、③専務から精算指示をされた経費が「どう理屈をつけても事業経費とは言えない内容だったけど出金した」などです。
>
> ①と②は、貴方が不正だと分かっていて出金したり改ざんしたら、貴方もほぼ100%罪に問われますので論外です。社長に言ってもスルーされるなら税務署に相談するべき内容です。
>
> 今回の問題は、③に含まれる案件だと思いますが、これは中々面倒な問題です。
> 専務の説明が多少屁理屈に聞こえたとしても「そう解釈すれば業務使用の経費と言える」ならば、担当者として経費処理をしても罪には問われないでしょうから、社長も認めているなら通して良いと思います。
> ただし、モノには限度がありまして、会社でも使ったり社内に有ってもおかしくない物品・サービスが経費となっていれば担当者として処理して構いませんが、どう考えても仕事で使うわけがないし、会社に存在するわけがない物品・サービスの場合は、業務費用として処理するべきではありません。そういう場合は福利厚生費役員報酬で処理させてください、というべきです。
> 交際費交通費消耗品費少額資産などの勘定項目に無理やり該当させたら「アウト」が濃厚です。
> この問題は、上記のグレーゾーンとアウトゾーンの線引きができるか否かです。
>
> また、グレーゾーンであっても「専務に対する福利厚生費や所得として処理すべき」項目については、その旨を社長にも伝えて適正に処理すると良いと思います。
> 例えば、コンビニで買った弁当や食品など交際費会議費で処理するのは困難で個人的な食費とする以外の扱いが難しいようなものは、専務の報酬現物支給品として領収書の金額を加算して所得として扱うとよいでしょう。このやり方は、飲食店従業員への賄いや自動車販売店が車を原価割れで社員に社販する場合などで、賄いの材料費や原価割れで会社が負担した分を従業員への現物支給として所得に加算させる手続きで、一般的なものです。
>
> これは解決策の1つで、専務に経費使用(領収書を持ってくること)をやめてもらうのではなく「この部分は業務費用として処理すると税務署で引っ掛かりそうだから、役員報酬のなかで処理させてくださいね」という対応になりますから、専務としては顔が潰れることもないし、貴方は税務処理上で不正行為を行わずに済みます。
>
> あとは、最終的な会計処理をどうするかは税理士さんの判断になると思います。
>
> 一方、貴社の事例は健全な状態とは言えませんので、何らかの是正は必要です。
> 我々がコンサルする現場では、社長さんに対して「社長がこのような環境を許していると、グレーゾーンが徐々に広がって、アウトゾーンに踏み込んでしまうことが懸念されるので、グレーゾーンを可能な限り減らすように、社内のガバナンスを引き締めるべきですよ」とアドバイスします。社長に対しては「少し広がりすぎているので、ほどほどに、くらいの注意はお願いしますよ」と言うのがよろしいかと思います。
>
> あと、重要なこととして、経費精算をして出金した結果について、社長の決裁印をもらっておくことです。これは、貴方が単独で行った処理ではなく社長が処理を決裁した証拠となります。
> 言い分としては「私と専務だけで会社のお金を動かしているのではないので、社長も内容をご覧になって決裁を出してください(忙しいなら伝票1枚ずつじゃなく表紙にだけでも良いのでハンコかサインをしてください)」とお願いするのが良いかと思います。
>
> 以上の処理・手順を踏めば、自然にグレーゾーンが減りますし、貴方が不正に加担することがなくなります。
>
> お勤めの会社が嫌なのでなければ、退職・転職を考える前に、まずは以上の取り組みをやってみることをお勧めします。
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