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労務管理

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年次有給休暇の計算方法

著者 あばば さん

最終更新日:2008年09月09日 16:00

こんには。

年次有給休暇の計算方法で分からない事があります。
計算方法以前の問題かもしれませんが・・・


例えば・・・
2003年3月1日入社のAさんがいるとすれば、Aさんの給付日は、毎年9月1日だと思います。
そして、下記のような使い方をした場合、下記のような結果でイイのでしょうか。
※計算は、年次有給休暇管理ソフトがしてくれました。

①2004年9月1日:10日給
2004年9月1日~2005年8月31日の間で使用した有給は5日間

②2005年9月1日:11日給
2004年9月1日給付分繰越:5日間
2005年9月1日~2006年8月31日の間で使用した有給は9日間

③2006年9月1日:12日給
2005年9月1日給付分繰越:7日間
2006年9月1日~2007年8月31日の間で使用した有給は8日間

④2007年9月1日:14日給
2006年9月1日給付分繰越:11日間
2007年9月1日~2008年8月31日の間で使用した有給は9日間

⑤2008年9月1日:16日給
2006年9月1日給付分繰越:14間

④の2006年9月1日繰越分が、ナゼ11日間になるのか
分かりません…。
④で分からないと⑤も自動的にわかりません…。
どのように計算をしているのでしょうか。
教えて下さい。

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Re: 年次有給休暇の計算方法

著者touyouさん

2008年09月09日 17:10

あばばさん今日は。

有休は会社によって取り扱いが違うので一概には言えませんが、労働基準法に乗っ取ってお答えします。

というか、見たままの計算でいいと思うのですが。
③12日給付+7日繰越-使用8日=11日
これを④の期間に繰り越すということですよね?
年休の期限も2年以内なので問題ないと思いますが。

Re: 年次有給休暇の計算方法

著者まゆりさん

2008年09月09日 17:16

こんにちは。

有給休暇時効は2年なので、①で繰り越された5日間は、時効を迎える前に、②で優先的に消化されます。
②では9日間を消化しています。
この9日間のうち、5日間は①からの繰越分を消費し、4日分は②で付与された分を消化しています。
ここで繰り越されるのは11-4=7日間です。

②から繰り越された7日間も同様に、③で優先利用されるため、③で消化した8日間のうち、7日間は②からの繰越分が消費され、③で付与された分は1日だけ消化されました。
ここで繰り越されるのは12-1=11日間です。

④へは、③から11日が繰り越されましたが、この年は9日間しか消化していません。
つまり、消化しきれなかった③からの繰越分2日間は、2008年8月31日で時効を迎えて消滅してしまうんです。
よって、2007年付与分の14日間だけが、⑤に繰り越されます。

何となくわかっていただけましたか?
ご参考になれば幸いです。

Re: 年次有給休暇の計算方法

著者オレンジcubeさん

2008年09月09日 17:19

> こんには。
>
> 年次有給休暇の計算方法で分からない事があります。
> 計算方法以前の問題かもしれませんが・・・
>
>
> 例えば・・・
> 2003年3月1日入社のAさんがいるとすれば、Aさんの給付日は、毎年9月1日だと思います。
> そして、下記のような使い方をした場合、下記のような結果でイイのでしょうか。
> ※計算は、年次有給休暇管理ソフトがしてくれました。
>
> ①2004年9月1日:10日給
> 2004年9月1日~2005年8月31日の間で使用した有給は5日間
>
> ②2005年9月1日:11日給
> 2004年9月1日給付分繰越:5日間
> 2005年9月1日~2006年8月31日の間で使用した有給は9日間
>
> ③2006年9月1日:12日給
> 2005年9月1日給付分繰越:7日間
> 2006年9月1日~2007年8月31日の間で使用した有給は8日間
>
> ④2007年9月1日:14日給
> 2006年9月1日給付分繰越:11日間
> 2007年9月1日~2008年8月31日の間で使用した有給は9日間
>
> ⑤2008年9月1日:16日給
> 2006年9月1日給付分繰越:14間
>
> ④の2006年9月1日繰越分が、ナゼ11日間になるのか
> 分かりません…。
> ④で分からないと⑤も自動的にわかりません…。
> どのように計算をしているのでしょうか。
> 教えて下さい。

こんにちわ。
年次有給休暇は、2年の消滅時効が認められるとなっています。
基本的には前年繰越分から消化し、本年付与分の消化となります。
したがって、④については、7+12-8=11日 まず前年繰越の7日間を消化し、今年度付与分の1日を消化。つまり11日間は次年度に繰り越せることになります。

⑤については、11+14-9=14日
つまり前年繰越日が11日ありますが、実際に消化した日数は9日間しかありません。残りの2日間については、2年の消滅時効により翌年度には繰り越せなく、繰り越せる日数は、14日間となるのです。

Re: 年次有給休暇の計算方法

著者山内社会保険労務士事務所さん (専門家)

2008年09月09日 18:06

削除されました

Re: 年次有給休暇の計算方法

著者山内社会保険労務士事務所さん (専門家)

2008年09月09日 19:06

あばばさん こんにちは
手書きで計算してみましたところ下記のようになりました。

有給休暇の計算にはポイントが2つあります。


年次有給休暇は請求権の時効は2年間だということです。
②当年度の有給休暇を、前年度の繰り越し日数から差し引くか、当年度の付与日数から差し引くかです。
まず、計算結果は下記のようになりました。

①2004年9月1日:10 → 11日給
2004年9月1日~2005年8月31日の間で使用した有給は5日間

※2003.3.1入社とすると2004.9.1は1年6か月経過した日なので11日付与になります。
ちなみに半年経過した2003.9.1~2004.8.31までは10日付与になります。最初の設定が間違っていらっしゃるのでは?

②2005年9月1日:11→ 12日給
2004年9月1日給付分繰越:5→ 6日間
2005年9月1日~2006年8月31日の間で使用した有給は9日間

※ここでポイント②の説明です。

①2003.9.1-2004.8.31までの付与日数は10日
②2004.9.1-2005.8.31までの付与日数は11日になりますので
2004.9.1-2005.8.31での有給消化の5日間をどちらから差し引くかによって繰越日数が大きく違ってきます。
当方の計算では(②=当年度の付与日数)から差し引くようにしています。付与日数11日 - 消化日数5日=繰越日数6日
これを(①=前年度の付与日数)から差し引くとした場合、
10日-5日=5日となります。このとき、当年度の付与日数は全く未消化となっていますので繰越日数は11日となります。どうですか?消化する順序をどちらにするかで繰越する日数がこんなに違ってきます。
経営者の立場からみれば大きな問題ですよね

③2006年9月1日:12→ 14日給
2005年9月1日給付分繰越:7→ 3日間
2006年9月1日~2007年8月31日の間で使用した有給は8日間
>
> ④2007年9月1日:14→ 16日給
> 2006年9月1日給付分繰越:11→ 6日間
> 2007年9月1日~2008年8月31日の間で使用した有給は9日間
>
> ⑤2008年9月1日:16日→ 18日給
> 2006年9月1日給付分繰越:14日間→7日間
>
図に書いてみれば、少しわかりやすかもです。
ご参考になれば幸いです。

今回は、経営者への有給休暇日数節減策としての提案の一つです。また当年度から差し引くこととする場合、就業規則にきちんと明記することが必要です。

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