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賞与引当金について

著者 yumiちゃん さん

最終更新日:2008年12月15日 00:24

教えてください!四半期ごとの決算をしています。6月と12月に賞与を支給します。四半期ごとに賞与引当金を計上していますが、なぜ引当てる必要があるのですか?将来発生する費用が、当年度の発生のものだからと解釈して間違いありませんか?年に一度の決算の会社でも引当てているのですか?うちは四半期ごとなので、各決算で利益にばらつきがでないというメリットの為なのですか?

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Re: 賞与引当金について

初めまして。

> なぜ引当てる必要があるのですか?将来発生する費用が、当年度の発生のものだからと解釈して間違いありませんか?

企業会計原則というものに、

〔注18〕引当金について(貸借対照表原則四の(一)のDの一項、(二)のAの三項及びBの二項)
 将来の特定の費用又は損失であって、その発生が当期以前の事象に起因し、発生の可能性が高く、かつ、その金額を合理的に見積ることができる場合には、当期の負担に属する金額を当期の費用又は損失として引当金に繰入れ、当該引当金の残高を貸借対照表負債の部又は資産の部に記載するものとする。 製品保証引当金売上割戻引当金返品調整引当金賞与引当金、工事補償引当金退職給与引当金修繕引当金、特別修繕引当金債務保証損失引当金損害補償損失引当金貸倒引当金等がこれに該当する。

と、書いてあります。これは、発生主義という会計の決まりごとに基づいています。yumiちゃんさんのおっしゃるとおりだと思います。

>年に一度の決算の会社でも引当てているのですか?

他社さんでも引当を実施していますが、小規模の会社さんでは引当てていない方が多いのではないかと思います。

>うちは四半期ごとなので、各決算で利益にばらつきがでないというメリットの為なのですか?

6月・12月に賞与は支払われますが、その原因は給与規程などでその支払が定められており、社員さんが継続して働いてくれたことに起因しますので、6月・12月にいきなり費用化をしないで、御社の場合にはその発生原因となる各四半期に費用を見積もって計上されているのだと思います。

発生主義によって月々発生した費用収益を正確に把握することができ、利益管理や資金繰管理には欠かすことができないと思います。

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