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契約当事者が間違っていた場合の対策を教えてください。

著者 big1burst さん

最終更新日:2009年06月27日 23:09

2年前(2007年6月)に当社と医療機関との間で研究委受託契約を締結したが、1年後(2008年6月)に医療機関の研究者の一部が交代しました。そのため一部変更契約書を2008年6月11日付けで締結しましたが、その際、当社の契約書締結当事者が、原契約の締結者であるA社長名であるべきところ、7月1日に交代したB社長名であったことに1年後の現在(2009年6月)気づきました。
つまり、一部変更の契約書締結日は6月11日付で、この時点では当社の社長はA社長でしたが、送付されてきたのが7月に入ってからであったため、総務の担当者がB社長名で締結してしまったのです。一年も経過しているため、また相手方が医療機関であり、その院長も現在は代わっているため差し替えはしたくありません。一部変更契約の内容を有効に存続させたいのですが、いい方法はあるでしょうか?

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Re: 契約当事者が間違っていた場合の対策を教えてください。

著者外資社員さん

2009年06月28日 15:49

こんにちは

B社長は、契約当時 社員、または役員でしたか?
もしそうならば、一番 簡単なのは相手に事情を話して、現状で納得してもらうか、相手が納得する方法で訂正することです。

民法での契約の解釈では、契約当事者により契約の効力が変わることはありません。 ですから、相手から見ればA社長だろうが、B社長だろうが契約は有効です。
一方で、相手の会社のあなたの会社への責任で言えば、契約当事者が間違っていることを理由に再契約を行う権利は保留しています。 ですから、相手が今のままでも問題ないと言ってくれればそれが一番簡単です。
問題ないということは、相手の契約の担当者が了承すれば良いのですが、メールでも書面でも良いからもらっておけば事足ります。

相手が形式に厳しい会社ならば、仕方がありませんので、再発行だろうがそれに従うしかありません。
とは言え、代表者の誤記にも関わらず、本の契約は有効ですから、あとは形式だけの問題と思います。

Re: 契約当事者が間違っていた場合の対策を教えてください。

著者big1burstさん

2009年06月29日 23:35

こんばんわ
早速のご意見、ありがとうございました。
民法における契約の解釈、理解できました。

今回の場合、相手方が医療機関のため少々心配しすぎたのですが、ご意見のとおり、医療機関の事務局の方に事情を説明し、こちらから対策方法を提案してみます。
医療機関の事務局担当者は差し替えなどは好まないので、当時の当社締結当時者が正しくなかったことを説明し、覚書か確認書のようなものをとり交わす方向で提案しようとk考えております。ご教示ありがとうございました。

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