相談の広場
個人経営の店です。
元入金・事業主貸付金・事業主借入金についての決算の時の処理と次期の期首の始まりの処理の仕方についてお尋ねします。
H19年度の決算書とH20年度の決算書を見て、元入金の金額が増えています。元入金は資本と同じようなものだと思いますが、個人経営の場合はどのように処理しているのでしょうか?この場合、H19年度の利益を全部H20年度の元入金に加算しているのでしょうか?
また、事業主個人の市県民税とかを事業主貸付金で処理していますが、これは期末の決算処理ではどうしているのでしょうか?同様に事業主借入金についても教えてください。
期末の仕訳と次期期首の始まりを出来れば金額を入れた例題で教えていただければ、ありがたいです。
宜しくお願いいたします。
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こんばんわ。
> 個人経営の店です。
> 元入金・事業主貸付金・事業主借入金についての決算の時の処理と次期の期首の始まりの処理の仕方についてお尋ねします。
> H19年度の決算書とH20年度の決算書を見て、元入金の金額が増えています。元入金は資本と同じようなものだと思いますが、個人経営の場合はどのように処理しているのでしょうか?この場合、H19年度の利益を全部H20年度の元入金に加算しているのでしょうか?
元入金の計算 21年度期首
青色申告控除前所得 + 20年度元入金 + 事業主借 - 事業主貸 = 21年度期首元入金
個人事業の場合所得だけではなく事業主借、貸も加味して元入金を計算します。
> また、事業主個人の市県民税とかを事業主貸付金で処理していますが、これは期末の決算処理ではどうしているのでしょうか?同様に事業主借入金についても教えてください。
事業主の住民税は事業主貸付金ではなく事業主貸で処理します。貸付金は事業主の生活費から事業に返済しなくてななりませんが生活費の一部を事業資金から支払ったとして事業主貸で処理します。現状貸付金であれば事業主貸に振替が必要でしょう。事業主貸付金と事業主貸は異なります。事業主貸付金は事業主より返済してもらう分、事業主貸は事業主の生活資金を賄うために返済不要の資産で元入金と相殺される分となります。事業主借も同様に借入金は事業主より事業資金を借り入れた場合で事業の利益金より事業主に返済しなければなりませんが事業主借は返済不要の元入金相殺勘定になります。決算書の元入金のすぐ近くに事業主貸、事業主借があるのはそのためで通常の貸付金や借入金とは分けて考えます。
> 期末の仕訳と次期期首の始まりを出来れば金額を入れた例題で教えていただければ、ありがたいです。
> 宜しくお願いいたします。
期末では事業主借、貸は残高として残りますので翌年度の最初の処理としてください。ソフトを使用している場合は年度更新後自動的に元入金の計算はされてきますので特に処理することはありません。
借方 事業主借/ 貸方 元入金
借方 元入金 / 貸方 事業主貸
借方 利益 / 貸方 元入金
となります。
とりあえずですが・・・。
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