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タックスペイヤーの視点34、超入門・ビジネス会計 番外編

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■■■■ ■■■■ ■■■■ 中小企業経営塾 第70号 2003年7月17日
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■ ■ ■ ■ 発行:株式会社イーシーセンター
■■■■ ■■■■ ■■■■ http://www.ecg.co.jp/
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原稿執筆の励みになりますので、
ご意見・ご感想を、是非お聞かせ下さい > > > info@ecg.co.jp
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■ 目次
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▼タックスペイヤーの視点34 税理士・FP 榎本 恵一

▼超入門・ビジネス会計 番外編      中小企業診断士 駒井 伸俊

▼世界経済に果たす日本の役割(6) MBA 長友 孝幸

▼FP診断 13 AFP 小林 義和

▼祝儀         落語家 三遊亭金時

▼編集後記 副編集長 森本 正博
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■ タックスペイヤーの視点34 税理士・FP 榎本 恵一
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皆さんご無沙汰しております。お陰様でメルマガ第70号の発行することが出
来ました。この場をお借りしまして購読者の皆様にお礼申し上げます。(
当初より月2回発行を遵守して参りましたので、約3年の歳月が経過しました)
今後共、混迷の21世紀にインパクトのある話題を提供してまいりますのでご
支援よろしくお願い申し上げます。

まだ、全国的に梅雨が明けていません。ご体調など崩されていませんでしょう
か。風邪などでご体調を崩されますと、どうしても長引き、病院のお世話にな
ります。4月より、患者の窓口負担が3割になってますので一寸した出費でも
結構響く(負担感)との話も耳にします。風邪が治ったからお酒でもと考える
と6月の発泡酒の増税もあり、更に追い討ちをかけた7月からのタバコの値上
げが家計にジワジワ響いてきたこの頃、最終の追い討ちは、この4月からスタ
ートした社会保険料総報酬制です。話は聞いていた方は多かったようですが、
いざボーナスの支給の際の双方(会社側と本人)の負担感はかなりなものです。
皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか。また、一時的かどうかは分
かりませんが、株価の急騰により債券が暴落し、長期金利が上昇した事に伴う、
長期プライムレートの上昇により、来月以降住宅金融公庫などの金利が上昇し
そうです。(国民生活金融公庫の基準貸し出し金利も7月10日までは、1.
25%だったものが、11日より1.6%に跳ね上がりました)このような影
響を受けて今後景気が回復したとしても長期展望がないわが国に対する不安か
ら心理的に家計の『ひも』が締まらないかと心配しているこの頃です。

さて、今回と次回の二回に分けて、最近ちらほらニュースになってきました、
サラリーマンの自主申告制度について考えてみたいと思います。ことの発端は、
政府税制調査会が小泉首相に出した中間答申です。皆さんもニュースで将来消
費税が二ケタ(10%以上)になるという(小泉首相は、自分が総理大臣の時
はありませんと否定をしていましたが)話はお聞きになった方は多いと思いま
す。その裏で所得税の抜本的見直しの意見も答申されていました。今後、わが
国は、他に類を見ない超少子高齢化社会が到来するわけであり、それに伴い、
色々な控除の見直しが考えられています。

上記の話は、私の過去のメルマガの中で話してきましたが、更に進化した話題
が、国民総確定申告制度の導入論議なのです。私の持論も、本来、自主申告制
度が前提であり、サラリーマンが源泉徴収されたものを会社で年末調整で納税
関係が完了は問題あり(サラリーマン側からすれば、家族のプライバシー侵害、
会社側からすれば、年末調整を行なう為のコスト増など)との意見を持ってい
ましたが、日本の徴税コストなどを勘案して、この制度は最高裁の判決で、合
憲とされていました。このシャウプ勧告以来堅持してきました年末調整制度か
らの脱却は、タブーだったのです。それが、一転して財務省なども総確定申告
制度賛成の機運が高まってきたと聞いております。何故でしょうか。やはりそ
の裏には訳があると思います。私が考えるキーワードとしまして、終身雇用
度の崩壊、退職金制度の崩壊(前払い制度などの普及)、フリーターの存在、
更には、デフレ経済を背景にした税収の落ち込みだと思います。これをIT(
電子申告の普及とマッチさせてる)を使い実現させようとしているのではない
かと思っています。詳しくは次号で触れていきたいと思います。

企業の応援団:榎本会計事務所
http://www.ecg.co.jp/firm/about.htm?mm=70

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■ 超入門・ビジネス会計 番外編 中小企業診断士 駒井 伸俊
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※今回、駒井先生のコーナーは諸般の事情により休載とさせていただきます。
代稿として、経営のヒント「よかれがおこすギブ&テイク」をお届けします。
次回掲載をお楽しみに。

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経営者が社員のために "よかれ" と思って実行することは、実際のところ社員
にとってはどう映っているのでしょう?

例えば、連日遅くまで仕事をがんばってくれる1人の若手社員に、経営者が、
「お疲れさん。いい寿司屋があるから、ちょっとつまんで帰るか?」と言った
ところ、若手社員も「はい。」と答えて寿司を食べて帰った、という状況をイ
メージしてください。経営者にすれば、 当然、喜んでくれる ものと思って誘
うわけですが、若手社員にとってはどうでしょう。いくつか考えられることを
挙げてみましょう。

社長が声をかけてくれた自分も認められたんだ、自分にまで気をかけてくれる
なんてさすがだ、寿司なんてしばらく食べてない楽しみだなどといった好反応
がある一方で、残業続きで早く帰りたいのに面倒だ、いつもこんなところで経
費を使っているのか、行きたくないけど仕方ないなどといった悪い反応もある
でしょう。

人の心はわからないものですから、どんな反応があるかはわかりません。それ
に、たとえ同じ人に同じことをしたとしても、相手の心の状態次第で同じ反応
が返ってくるとは限りません。人はそれぞれ多様ですし、身勝手 なものです。
といって相手の反応をあまりに考えすぎたら何もできなくなってしまいます。
わざわざ人が嫌がることをする必要はありませんが、あなたの会社ですから、
あなたがよいと信じること・あなたの色を通していくのも1つです。

ただ、注意が必要です。~のために "よかれ" と思ってするという時に、変な
下心(ギブ・アンド・テイクの論理)を後でおこさないようにすることです。
つまり、「~してやった(ギブ)。→だから、当然・・・してくれる(テイク
)。」、これが一番危険です。寿司屋の例で考えると、「いい寿司屋に連れて
行ってやった(ギブ)。 →だから、当然、感謝してくれる(テイク)。」で
す。このギブ・アンド・テイクの論理は、あくまでも経営者側の一方的な論理
に過ぎません。

そもそも、寿司屋に行ったのは若手社員を労うためだったはずです。「だから、
当然・・・してくれる。」といった見返りの要求はそこにはなかったはずです。

とはいっても、相手のために "よかれ" と思ってした行いは、どうしてもギブ
・アンド・テイクの論理に変わってしまうものです。こうなると、自分と相手
の思いの行き違いは、想像以上に大きくなってしまいます。

ギブ・アンド・テイクの論理に変わってしまいがちですが、「~してやった(
ギブ)。」までで止めて、単なる自己満足「~してやった(ギブ)。」に過ぎ
ないと思い留めておくのが"よかれ"の行き違いをこちら側から減らす方法のよ
うです。


中小企業診断士 駒井伸俊プロフィール
http://www.ecg.co.jp/supporter/komai/index.htm?mm=70



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■ 世界経済に果たす日本の役割(6) MBA 長友 孝幸
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企業が変化するとき、その企業システム自体が変るとき、と解釈できます。本
来、企業システムはある条件下において機能しているわけですから、当然のこ
とながら企業システムを取り巻く環境条件が変化すれば、その環境変化に対応
して企業システムを変化せざるをえません。

一般的な経営書では日本の自動車産業のトップメーカーであるトヨタ自動車と
ジャック・ウェルチ率いるGEには、イノベーション過程に類似する点が多い
とされてきました。しかし、両企業が考える環境変化に対する新たな企業イノ
ベーションの手法には根本的に異なる点があり、特に風土や文化から成り立つ
企業システムの捉え方は、欧米型と日本型という具合に分けられるほど極端に
異なっています。

欧米型の代表とされるGE式イノベーションは、不可能な目標(背伸びした)
をあえて掲げて挑戦し、思い切った工夫をして達成しようというジャック・ウ
ェルチの『ストレッチ』と言う考えに基づいています。現状では不可能なもの
であっても、その目標地点に到達するために計画的に綿密なプログラムから構
築されるGEの企業システムは、ジャック・ウェルチが描いた企業のあるべき
姿(理想、構想)に向かって、外科的な手法を取り入れながら変化しつづけて
きました。

一方、日本を代表するトヨタ式イノベーションは、コアの組織構造をピラミッ
ド型組織にしながらも、企業のイノベーション活動においては、ひとり一人が
自主的に参加できる弾力的な組織(仲間集団型組織)を掲げています。企業の
ありたい姿(願い、思い)をおおまかに描き、それを実現するためにより良い
部分(サブシステム)をいくつも描き、それらを寄せ集め環境変化に柔軟に対
応していくトヨタ式イノベーションは、日本の風土環境に深く裏付けられなが
ら発展してきました。

このような考えに基づいたトヨタ式イノベーションは、それまで右肩あがりの
経済成長の時代に圧倒的優位となっていたフォード方式(大量生産方式)をア
レンジすることによって、世界に通用するオリジナル性の高い経営手法までに
成長しています。できあがった企業システムを更にアレンジを加え、変化し続
けるトヨタの企業風土は、日本を代表する企業として重要な役割を担ってきま
した。

今秋にトヨタは二千億円を投じて設計や部品情報を世界規模で共有できる情報
システム(27国・地域、約60拠点の開発・生産・部品調達活動を一元管理
する世界最大級のシステム)を導入します(2003/6/10 日経)。こ
のような終点を知らないトヨタ式イノベーションは、世界経済にとっても重要
な役割を示し、どんなに世界環境が変化しても同じように変化し続けなければ
ならない存在になっています。


MBA 長友 孝幸プロフィール
http://www.ecg.co.jp/supporter/nagatomo/index.htm?mm=70



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■ FP診断 13 AFP 小林義和
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前回に引き続き、不動産取得税についてご説明します。

取得した土地に住宅が新築されたとき、新築未使用の建売住宅又は分譲マンシ
ョンとその敷地を購入した時の場合の特例をご紹介します。

不動産取得税の軽減措置は次の要件に当てはまることが必要ですが、当てはま
る場合は一戸につき価格から1200万円控除されます。住宅の延べ床面積(
物置、車庫などを含みます。分譲マンションについては、共用部分も含みます。
)が、50平方メートル以上240平方メートル以下(一戸建て以外の貸家住
宅は一戸につき40平方メートル以上240平方メートル以下)であることも
要件ですが、次のいずれの要件にも当てはまることが必要です。

取得者に関する要件
(1)住宅が新築された場合
・土地を取得してから住宅が新築されるまで土地を継続所有していること。こ
の場合は誰が住宅を新築してもかまいません。
・住宅が新築される前に土地を譲渡している場合は、あなたから土地を譲り受
けた者が住宅を新築していること。
ただし、平成14年3月31日以前の土地の取得については、土地と住宅の取
得者が違う場合や住宅新築前に土地を譲渡した場合は減額を受けられません。
(2)新築未使用の建売住宅又は分譲マンションを購入した場合
  ・土地と住宅の取得者が同一であること

住宅用土地の減額要件は、土地を取得した年月日がH11.4.1~H15.
3.31の時、土地の取得が住宅新築前3年以内か住宅新築後1年以内である
ことの用件を満たせば税額の1/4の額を減額してもらえます。また、H11.
4.1~H16.6.30の間に住宅が新築された場合は住宅控除の要件に該
当し、土地の取得が住宅取得の住宅新築前3年以内か、住宅取得後1年以内で
あること。新築建売住宅又は分譲マンションを購入した場合、その住宅の購入
者が居住する場合は土地の取得が住宅購入前後1年以内。居住しない場合は住
宅の購入と土地の取得が住宅新築後2年以内であることを用件に4万5千円ま
たは住宅の床面面積の2倍に相当する土地の1/2に3%を乗じた金額のいず
れか大きい方の金額を減額してもらえます。
                                    
中古住宅とその敷地を取得した場合の軽減措置の特例としては、以下の用件に
当てはまることが必要です。
・個人が取得し自ら居住すること。
・住宅の延べ床面積(物置、車庫などを含みます。分譲マンションについては、
共用部分も含みます。)が、50平方メートル以上240平方メートル以下で
あること。
・築後経過年数が次のとおりであること
(木造、軽量鉄骨造の場合は新築されてから20年以内に取得していること、
コンクリートブロック造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリー
ト造などは新築されてから25年以内に取得していること。)

控除金額は、その物件が新築されたときがいつかによって以下のとおりになり
ます。
   新築された年月日              控除額 
昭和48年1月1日~昭和50年12月31日         230万円
昭和51年1月1日~昭和56年6月30日          350万円
昭和56年7月1日~昭和60年6月30日          420万円
昭和60年7月1日~平成元年3月31日        450万円
平成元年4月1日~平成9年3月31日        1,000万円
平成9年4月1日以降                1,200万円

住宅用土地の減額要件は、土地を取得した年月日がH11.4.1~H15.
3.31の場合
土地の取得が住宅取得前3年以内か住宅取得後1年以内であることを用件に税
額の1/4の額を減額してもらえます。また、取得した住宅が住宅控除の要件
に該当し、土地の取得が住宅取得前後1年以内であることを用件に4万5千円
または住宅の床面積の2倍に相当する土地の1/2に3%を乗じた金額のいれ
か大きい方の金額を減額してもらえます。
1 その1とその2の減額は重複して受けることができます。
2 この減額は住宅と土地の取得者が違う場合は受けられません。
3 その1の減額は平成15年3月31日をもって廃止されましたが、不動産
取得税の税率が4%から3%に引き下げられたことにより、引き続き同等の軽
減が図られています。

不動産取得税は以下の場合は課税されません
土地を取得したときの価格が、10万円未満のとき。
家屋を建築したときの価格が、23万円未満のとき。
家屋を売買、贈与などにより取得したときの価格が12万円未満のとき。
相続により取得したとき

非常に複雑な案件の場合もございますので、お近くの県税事務所等にご確認く
ださい。


┌───────────────────────────────┐
│あなたの税金、住宅ローン、年金など個人の暮らしに関わる相談を │
│メールにて受け付けています。毎週火曜日に相談メールを確認し、 │
│ご回答のメールを発信させていただきます。 │
│どしどし、ご相談ください。 │
│ │
│注)資料不足などで的確な判断が出来ない場合などでお答え出来ない │
│場合があります。また、詳細についてお会いしてお伺いする場合も │
│あります。このサービスは電話相談は行っていません。あらかじめ │
│ご了承下さい。 │
│ │
│受付メールアドレス:info@ecg.co.jp
└───────────────────────────────┘



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■ 祝儀         落語家 三遊亭金時
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何かというと祝儀である。噺家の世界は。祝い事は勿論のこと、何か運んでも
らったりとか、うまい洒落を考えたりしたとかすると「うまいねえ~!よし!
祝儀やる!」こんなことはよくある。弟弟子の金八はよく色んな人から祝儀を
もらっていた。何かいいことをした訳ではではない。酔っ払ってパンツ一丁で
新宿三丁目を歩いてて先輩に見つかった。「お!こんなところで裸で歩くとは
偉いな!よし、祝儀やる!」一万円もらった。(本人は酔っていて憶えていな
いそうだ。幸せな奴)

故志ん朝師匠が楽屋に入ってきて「お!どうしたんだ、このトマトは?」
当時、前座の金八「師匠、それは梨です」
「これ、トマトだろ?」
「いえ、梨です。」
「俺がおかしいのかな?俺はトマトに見えるんだけど・・・」
「いえ、持ってきた方が梨だって言ってましたから梨です!!・・あ、箱に桃
太郎って書いてありますから桃でした!!!」
「わかった。お前には敵わない!祝儀やる」また一万円ゲット。(何だかわか
らん。でも実話です)

池波正太郎さんがやはりタクシーでも蕎麦屋でもよく祝儀をやったそうだ。曰
く「やった方ももらった方も額は少なくたって気持ちがいい。祝儀は人と人の
間の潤滑油なんだよ。」なるほど、鬼平も小説の中でよく祝儀切ってるもんな
ぁ。

我々の世界ではきれいに祝儀切ると「粋だねえ~!」と言うし、ケチはヨゴレ
と呼ぶ。とかく金をきれいに使うのは難しいもんですなあ~。え!?楽屋に祝
儀?そういう心配は・・大いにして頂いて結構です!ハイ!

金時ホームページはこちら
http://www.club-ec.com/kintoki/index.htm?mm=70



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■ 編集後記 副編集長 森本 正博
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いつも、メールマガジン「中小企業経営塾」をご愛読頂き、誠にありがとうご
ざいます。早いもので、70号を迎えることになりました。執筆している者と
しては、毎月、あっ!と言う間に締切日が来て、慌しい限りですが、今後も、
皆様により良い情報をお伝え出来る様に気を引き締め直して頑張りますので、
楽しみにして下さい!

さて、帝国データバンクが14日発表した2003年上半期(1―6月)の全
国企業倒産集計によると、負債額1000万円以上の倒産は、前年同期比9・
0%減の8984件で、上半期としては4年ぶりに減少し、負債総額も13・
3%減の6兆4536億円と、3年ぶりに前年を下回ったとのことですが、倒
産件数や負債総額が減ったのは、企業が投資を抑制するなどの防衛策を進めた
ためのようです。ただ、帝国データバンクは、販売不振や売掛金回収難などの
「不況型倒産」が上半期では最高の77・5%に上ったと指摘、「企業の経営
環境は依然として悪化しており、倒産状況は今後も予断を許さない」と発表し
ています。また、業種別では、サービス業を除く全業種で前年の水準を下回っ
たそうですが、サービス業は、倒産件数は9・4%増の1157件となり、上
半期での過去最高を更新したそうです。原因は、長引く不況で家計が支出を見
直して、レジャー費用をカットしているからではないかとのことです。

皆さんの会社は、どうですか?不況の波に揉まれていませんか?こんな時こそ、
ご自分の企業の「強み」、「弱み」を見つめ直し、「強み」をどう伸ばしてい
くか?「弱み」は、このままでいいのか?を分析して、大胆な改革を行ってみ
ましょう!不況、不況と世の中のセイにしていては、ダメです。

厳しい時代だからこそ、本物だけが生き残れるのです。私共も、皆様の企業の
お役に立てるよう情報を配信していきますので、宜しくお願いします。

決算診断サービスを行っております。経営の見直しとしてご活用下さい。
http://www.kessan21.com:8080/kessan21/Welcome.jsp?id=whandsbpks

ECグループホームページ↓
http://www.ecg.co.jp/?mm=70


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