◆◆
コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆
<第238回>できる人の
コンピテンシーをベンチマークする!
==■「盆栽のマドンナ、山田香織氏の共感性!」■==
===================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れ
となり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
「できる人の
コンピテンシーをベンチマークする!」と題して事例を解説してい
きます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ
・管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す学生さんにも
是非ともお読みいただきたいと思います。
===================================
<今回のメニュー>
=================================
【1】盆栽家にはならないと大学は経済学部へ!
【2】父に弟子入り、清香園の五代目に!
【3】彩花盆栽という新ジャンルを切り拓く!
【4】編集後記
=================================
世間では山田香織氏のことを「盆栽のマドンナ」と呼ぶことが多い。女流盆栽家
「山田香織」氏は32歳という若さであり、なかなかの美人である。もう一つの
顔はさいたま市の「観光大使」も担っている。
女流盆栽家は、はっきり言って少ない。彼女は女流盆栽家という珍しさだけでは
なくかなりの実力を兼ね備えている。そのためメディアにも引っ張りだこだ。N
HK教育テレビの「趣味の園芸」ではキャスターも努めている。また著書も多い。
彼女は「有限会社清香園」の一人娘として生まれた。大学4年生のとき4代目の
父に弟子入りし5代目を継いだ。盆栽とは無縁のサラリーマンのお婿さんを迎え
たがご主人も家業を手伝ってくれている。既に男の子を授かり6代目候補はでき
た。
5代目になって間もなく「彩花盆栽」を自ら提唱し「彩花盆栽教室」を主宰して
いる。盆栽は年寄りの趣味、ご隠居さんの暇つぶしというイメージが強いが、彼
女は盆栽をより多くの人に親しんで楽しんでほしいと教室を開いたのである。
今生徒は700人ほど。若い女性や中にはレストランの店主など多彩な人々が教室で
学んでいる。料理の盛り付けにも盆栽の心を表現しようということだろうか。
生け花は枯れればおしまいだが盆栽は季節を通じて長期間楽しめる。盆栽の伝統
を受け継ぎつつ、もっとおしゃれに、カジュアルに日常生活の中で時には力強く、
時には優しく癒してくれる盆栽であってほしいというのが彼女の願いなのである。
そこで、今回は女流盆栽家、山田香織氏の「共感性」に迫ってみる。
【1】盆栽家にはならないと大学は経済学部へ!
どうして盆栽家の家に生まれてしまったのだろうか。それも一人娘として。彼女
は思い悩んだという。子供のころ盆栽には触らせてもらえなかった。「大事な商
品だから触ってはダメよ」と教えられたのだ。中学に入ったころから家業のこと
を話すのも嫌になった。
家業は継がないと決め、立教大学の経済学部に入学した。四代目の父は「家業を
継いでくれ」とは言わなかった。しかし彼女は在学中フランスを訪れる機会があ
った。そのとき美術館や庭園を見て回りフランスの文化に触れて衝撃を受けた。
フランス人が日本に来て盆栽に触れたらきっと感動してくれるかもしれないと思
うようになった。
事実、盆栽は世界60ケ国の共通語「BONSAI」として広く知られているのである。
しかもさいたま市北区の盆栽町を訪れる外国人観光客は多い。盆栽の鉢を手にし
ている外国人に「What is this ?」と質問してみるがいい。外国人観光客はみん
な「BONSAI」と答える。
【2】父に弟子入り、清香園の5代目に!
一度も娘に家業を継いでほしいとは言わなかった4代目だが彼女自ら弟子入りを
申し出たときはきっとうれしかったに違いない。
仕事のときは師弟関係である。厳しく彼女を鍛える日々が続いた。今でも彼女は
4代目を人に紹介するとき「父です。頭の上がらない師匠です」と言う。
盆栽町(かつては盆栽村といった)は関東大震災で被災した盆栽業者が移住した
街である。清香園もその中の一つである。
うら若き女性が盆栽家を目指した。盆栽は古臭くお爺さん、ご隠居さんの趣味と
いう感覚は彼女の脳裏からは消えていた。「エコなカルチャー」という感覚なの
である。
盆栽の「盆」は「鉢」という意味。「栽」は「植物」という意味である。鉢に植
物を植えて小さな空間に景気を創造すると考えれば分かりやすい。
【3】彩花盆栽という新ジャンルを切り拓く!
5代目になった彼女は独自の盆栽の境地を切り開いていった。その一つが「彩花
盆栽」というジャンルである。一つの鉢に木や草花を寄せ上して自然の風景を創
造するのである。
実際清香園には樹齢700年の松もある。家宝だ。このようなものが盆栽だと言われ
ては敷居が高くなる。お金と暇がなければ手を出せない。
そうではなく自宅の庭に生えている小さな木や草花を一つの鉢に寄席上する。自
分の気に入った風景を作り出して楽しむことなら誰でも飛び込める。彩花盆栽は
清香園が提唱する盆栽の流儀として広く普及を図っている。彼女の「共感性」は
ここから生まれ、口コミによって広まっているのだ。
【4】編集後記
盆栽は根気が必要であり、精神力と体力も要る。そして何よりも向上心が求めら
れる。彼女は子供たちのための彩花盆栽教室も開催する。子供たちは教材の木や
草花を使って盆栽を創造していく。目が輝き、みんな夢中だ。
今子供たちに不足している根気や向上心が育まれる。そして彼女に共感してくれ
る人がまた増えていく。何とすばらしいことだろう。
<この記事は平成22年5月放送のテレビ東京「ソロモン流」の記事も参考にし
ています。>
次回に続く
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れ
となり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
「できる人のコンピテンシーをベンチマークする!」と題して事例を解説してい
きます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ
・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも
是非ともお読みいただきたいと思います。
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【1】盆栽家にはならないと大学は経済学部へ!
【2】父に弟子入り、清香園の五代目に!
【3】彩花盆栽という新ジャンルを切り拓く!
【4】編集後記
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世間では山田香織氏のことを「盆栽のマドンナ」と呼ぶことが多い。女流盆栽家
「山田香織」氏は32歳という若さであり、なかなかの美人である。もう一つの
顔はさいたま市の「観光大使」も担っている。
女流盆栽家は、はっきり言って少ない。彼女は女流盆栽家という珍しさだけでは
なくかなりの実力を兼ね備えている。そのためメディアにも引っ張りだこだ。N
HK教育テレビの「趣味の園芸」ではキャスターも努めている。また著書も多い。
彼女は「有限会社清香園」の一人娘として生まれた。大学4年生のとき4代目の
父に弟子入りし5代目を継いだ。盆栽とは無縁のサラリーマンのお婿さんを迎え
たがご主人も家業を手伝ってくれている。既に男の子を授かり6代目候補はでき
た。
5代目になって間もなく「彩花盆栽」を自ら提唱し「彩花盆栽教室」を主宰して
いる。盆栽は年寄りの趣味、ご隠居さんの暇つぶしというイメージが強いが、彼
女は盆栽をより多くの人に親しんで楽しんでほしいと教室を開いたのである。
今生徒は700人ほど。若い女性や中にはレストランの店主など多彩な人々が教室で
学んでいる。料理の盛り付けにも盆栽の心を表現しようということだろうか。
生け花は枯れればおしまいだが盆栽は季節を通じて長期間楽しめる。盆栽の伝統
を受け継ぎつつ、もっとおしゃれに、カジュアルに日常生活の中で時には力強く、
時には優しく癒してくれる盆栽であってほしいというのが彼女の願いなのである。
そこで、今回は女流盆栽家、山田香織氏の「共感性」に迫ってみる。
【1】盆栽家にはならないと大学は経済学部へ!
どうして盆栽家の家に生まれてしまったのだろうか。それも一人娘として。彼女
は思い悩んだという。子供のころ盆栽には触らせてもらえなかった。「大事な商
品だから触ってはダメよ」と教えられたのだ。中学に入ったころから家業のこと
を話すのも嫌になった。
家業は継がないと決め、立教大学の経済学部に入学した。四代目の父は「家業を
継いでくれ」とは言わなかった。しかし彼女は在学中フランスを訪れる機会があ
った。そのとき美術館や庭園を見て回りフランスの文化に触れて衝撃を受けた。
フランス人が日本に来て盆栽に触れたらきっと感動してくれるかもしれないと思
うようになった。
事実、盆栽は世界60ケ国の共通語「BONSAI」として広く知られているのである。
しかもさいたま市北区の盆栽町を訪れる外国人観光客は多い。盆栽の鉢を手にし
ている外国人に「What is this ?」と質問してみるがいい。外国人観光客はみん
な「BONSAI」と答える。
【2】父に弟子入り、清香園の5代目に!
一度も娘に家業を継いでほしいとは言わなかった4代目だが彼女自ら弟子入りを
申し出たときはきっとうれしかったに違いない。
仕事のときは師弟関係である。厳しく彼女を鍛える日々が続いた。今でも彼女は
4代目を人に紹介するとき「父です。頭の上がらない師匠です」と言う。
盆栽町(かつては盆栽村といった)は関東大震災で被災した盆栽業者が移住した
街である。清香園もその中の一つである。
うら若き女性が盆栽家を目指した。盆栽は古臭くお爺さん、ご隠居さんの趣味と
いう感覚は彼女の脳裏からは消えていた。「エコなカルチャー」という感覚なの
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盆栽の「盆」は「鉢」という意味。「栽」は「植物」という意味である。鉢に植
物を植えて小さな空間に景気を創造すると考えれば分かりやすい。
【3】彩花盆栽という新ジャンルを切り拓く!
5代目になった彼女は独自の盆栽の境地を切り開いていった。その一つが「彩花
盆栽」というジャンルである。一つの鉢に木や草花を寄せ上して自然の風景を創
造するのである。
実際清香園には樹齢700年の松もある。家宝だ。このようなものが盆栽だと言われ
ては敷居が高くなる。お金と暇がなければ手を出せない。
そうではなく自宅の庭に生えている小さな木や草花を一つの鉢に寄席上する。自
分の気に入った風景を作り出して楽しむことなら誰でも飛び込める。彩花盆栽は
清香園が提唱する盆栽の流儀として広く普及を図っている。彼女の「共感性」は
ここから生まれ、口コミによって広まっているのだ。
【4】編集後記
盆栽は根気が必要であり、精神力と体力も要る。そして何よりも向上心が求めら
れる。彼女は子供たちのための彩花盆栽教室も開催する。子供たちは教材の木や
草花を使って盆栽を創造していく。目が輝き、みんな夢中だ。
今子供たちに不足している根気や向上心が育まれる。そして彼女に共感してくれ
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