<68回>
コンピテンシー「リスク管理力」の磨き方
===================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れと
なり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
多くの企業では「
成果主義人事制度」に加速度的に移行しています。これの是々非
々は後でするとして、成果の低い、あるいは出せない人にとっては悲劇になるかも知
れません。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・
管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非と
もお読みいただきたいと思います。
===================================
■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理
解が一層深まります。(
コンピテンシー宣教師より)■
<今回のメニュー>
=================================
【1】職場の世相を川柳に載せて!
【2】
コンピテンシー「リスク管理力」の磨き方
【3】編集後記
=================================
【1】職場の世相を川柳に載せて!
強化せよ、だけど毎日綱渡り!
最近はどこの会社でも「リスク管理マニュアル」を作成して、対応を強化していま
す。しかし、不祥事のような「身から出たさび」的なリスクだけでなく、地震、水害、
放火など外的要因によるリスクにもさらされています。
単にマニュアルを作るだけでなく、全社的な実地訓練で、いざというときの備えを
万全にすることが大切です。
【2】
コンピテンシー「リスク管理力」の磨き方
「リスク管理力」は、戦略・思考分野の
コンピテンシーです。
自然災害は、いつ発生するかの予測は困難ですから、いつ発生しても被害を最小限
に食い止められるように備えなければなりません。
ドンキホーテのように放火されるというリスクもあります。このような、あっては
ならない放火にも備えが必要な時代なのです。
しかし、「身から出たさび」的なトラブルの発生は予測可能なはずです。
コンプライアンス問題では、法令を遵守しなければ、いずればれてどんな社会問題
に発展し、どれだけのダメージをこうむるかは予測できるはずです。にもかかわらず、
「ばれない」ことを祈ってでしょうか、企業の不祥事はなくならないわけです。
品質管理、品質保証活動を手抜きすれば、間接人員の
固定費が削減できた錯覚に陥
ります。手抜きをしても偶然不良品が市場に流出はない場合があるからです。これで
味をしめるととんでもないしっぺ返しに遭うわけです。
商品の回収、そして消費者・生活者の信用失墜、顧客の離反、業績不振、ひどい場
合は廃業・倒産に追い込まれるのです。
1.
コンピテンシー「リスク管理力」の
定義付けは?
例えば、「予測されるトラブルを想定し、予防策や代替案を複数用意する」という
のはいかがでしょうか。
3年ほど前、栃木のブリジストンの工場で溶接作業の火が引火して工場が全焼し、
当事者が一人自殺しました。
ゴムは引火しやすいわけで、そのそばで溶接作業をするときは、作業マニュアルに
基づいて、引火しないようにすることになっているはずです。万が一引火したときの
対応も決まっていたでしょう。しかし、実際は「行動特性」には現れなかったのです。
マニュアルだけでは機能しないのです。
2.どんな行動基準が考えられるか
例えば、「起こりえるトラブルのパターン認識をし、複数の予防策と代替案を持ち、
かつ行動できる体制を持つ」というのはいかがでしょうか。
全社レベルのトラブルもありますが、職場ぐるみ、担当者レベルのトラブルも頻繁
にあるわけです。
したがって、全社レベルのリスク管理、職場ぐるみのリスク管理、担当者レベルの
リスク管理というように分類して予防といざというときの対応訓練を実施しておくこ
とです。
みっともない経営トップのお詫び記者会見、お詫び広告は回避すべきです。企業イ
メージ、ブランドイメージは台無しで、自ら首を絞めることになりますから・・・。
是非「リスク管理力」のブラッシュアップに取り組んで見ましょう。
【3】編集後記
あらかじめトラブルが予測されるにもかかわらず、対応せずに放置して、墓穴を掘
る例はご承知の通り実際多いです。
全社的に「リスク管理力」なる
コンピテンシーを磨くことが求められるのです。
次回に続く
次回は、
コンピテンシー「コンセプト設定力」の磨き方を解説します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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【メルマガ】
コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる
⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag.html
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<68回>コンピテンシー「リスク管理力」の磨き方
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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れと
なり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
多くの企業では「成果主義人事制度」に加速度的に移行しています。これの是々非
々は後でするとして、成果の低い、あるいは出せない人にとっては悲劇になるかも知
れません。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・
管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非と
もお読みいただきたいと思います。
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■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理
解が一層深まります。(コンピテンシー宣教師より)■
<今回のメニュー>
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【1】職場の世相を川柳に載せて!
【2】コンピテンシー「リスク管理力」の磨き方
【3】編集後記
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【1】職場の世相を川柳に載せて!
強化せよ、だけど毎日綱渡り!
最近はどこの会社でも「リスク管理マニュアル」を作成して、対応を強化していま
す。しかし、不祥事のような「身から出たさび」的なリスクだけでなく、地震、水害、
放火など外的要因によるリスクにもさらされています。
単にマニュアルを作るだけでなく、全社的な実地訓練で、いざというときの備えを
万全にすることが大切です。
【2】コンピテンシー「リスク管理力」の磨き方
「リスク管理力」は、戦略・思考分野のコンピテンシーです。
自然災害は、いつ発生するかの予測は困難ですから、いつ発生しても被害を最小限
に食い止められるように備えなければなりません。
ドンキホーテのように放火されるというリスクもあります。このような、あっては
ならない放火にも備えが必要な時代なのです。
しかし、「身から出たさび」的なトラブルの発生は予測可能なはずです。
コンプライアンス問題では、法令を遵守しなければ、いずればれてどんな社会問題
に発展し、どれだけのダメージをこうむるかは予測できるはずです。にもかかわらず、
「ばれない」ことを祈ってでしょうか、企業の不祥事はなくならないわけです。
品質管理、品質保証活動を手抜きすれば、間接人員の固定費が削減できた錯覚に陥
ります。手抜きをしても偶然不良品が市場に流出はない場合があるからです。これで
味をしめるととんでもないしっぺ返しに遭うわけです。
商品の回収、そして消費者・生活者の信用失墜、顧客の離反、業績不振、ひどい場
合は廃業・倒産に追い込まれるのです。
1.コンピテンシー「リスク管理力」の定義付けは?
例えば、「予測されるトラブルを想定し、予防策や代替案を複数用意する」という
のはいかがでしょうか。
3年ほど前、栃木のブリジストンの工場で溶接作業の火が引火して工場が全焼し、
当事者が一人自殺しました。
ゴムは引火しやすいわけで、そのそばで溶接作業をするときは、作業マニュアルに
基づいて、引火しないようにすることになっているはずです。万が一引火したときの
対応も決まっていたでしょう。しかし、実際は「行動特性」には現れなかったのです。
マニュアルだけでは機能しないのです。
2.どんな行動基準が考えられるか
例えば、「起こりえるトラブルのパターン認識をし、複数の予防策と代替案を持ち、
かつ行動できる体制を持つ」というのはいかがでしょうか。
全社レベルのトラブルもありますが、職場ぐるみ、担当者レベルのトラブルも頻繁
にあるわけです。
したがって、全社レベルのリスク管理、職場ぐるみのリスク管理、担当者レベルの
リスク管理というように分類して予防といざというときの対応訓練を実施しておくこ
とです。
みっともない経営トップのお詫び記者会見、お詫び広告は回避すべきです。企業イ
メージ、ブランドイメージは台無しで、自ら首を絞めることになりますから・・・。
是非「リスク管理力」のブラッシュアップに取り組んで見ましょう。
【3】編集後記
あらかじめトラブルが予測されるにもかかわらず、対応せずに放置して、墓穴を掘
る例はご承知の通り実際多いです。
全社的に「リスク管理力」なるコンピテンシーを磨くことが求められるのです。
次回に続く
次回は、コンピテンシー「コンセプト設定力」の磨き方を解説します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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