━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2012/07/30(第456号)━━
■■
■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで儲かる会社を作る
■□
■□ ”業績をアップするには、まずは
会計から変えよう!”
■■
http://www.tm-tax.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おはようございます。
税理士の北岡修一です。
連日の猛暑、すごいですね。
土日は自宅にいましたが、3階で
日当たりが良すぎるため
冷房を入れないと、ものすごい温度に上がっていきます。
熱中症も多いので、皆様気を付けてくださいね。
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■□ 年度の資金計画を概観する
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●皆様の会社では、年度始めの時に、利益計画や年度予算
などを立てていると思います。
今期どのくらい売り上げて、どのくらい利益を出すのか、
ということです。
しかし、その後の資金計画を立てている会社は、意外と
少ないように思います。
●会社は利益さえ出ればよい、ということだけではダメです。
資金も十分に回っていなければなりません。
そこで、利益計画を作った後には、必ず資金計画も作る
ことをお奨めします。
簡単なものでもいいです。
●まずは、資金計画を概観してみましょう。
今期の資金は回るのか、借入などで資金調達するのは
どのくらい必要なのか、ということを把握するのです。
資金の源泉は利益です。
ですから利益からスタートして、計算していきます。
●計画年度の必要な資金調達額は、次のように概算します。
すべて計画の数字です。
<新年度資金計画>
1.税引後利益 xxx,xxx
2.
減価償却費 + x,xxx
3.設備投資 △ x,xxx
4.
借入金返済 △ x,xxx
─────────────
5.差引調達前当期収支 xxx
6.現
預金残高調整額 ±xxx
─────────────
7.差引必要調達額 x,xxx
(
借入金等)
●上記は、わかりますでしょうか?
あくまで、必要な資金調達額の概算計算です。
税引後利益に、支出の伴っていない
減価償却費を加算し、
損益計算書に出てこない支出である 設備投資や
借入金返済を
減算します。
その結果の5.差引調達前当期収支は、当期に資金調達(借入れ)
を一切しない場合の、当期の資金収支です。
●ここで、プラスになっていれば、あえて資金調達をする必要は
ないかも知れません。
しかし、設備投資もしながら、
借入金も返済しながらプラスに
していくのは、至難の業です。
●したがって、それに対する手当として、資金調達(借入れ)が
必要になってきます。
ただし、期首にも現
預金がありますので、そこから充当できる
のであれば、借入れは少なくてすみます。
逆に現
預金の残高が少なく、もう少し増やしておきたい場合に
は、借入れを多めにする必要があります。
その調整を、6.で行なっています。
その結果が、資金調達の必要額になるのですね。
●
計画性もなく場当たり的に借入をするのではなく、
年間の計画に基づいて、今期はいくら資金が必要なのか、
それを概観しながら、資金調達をやっていくことが大事ですね。
このようにやっていけば、
借入金を少しずつ減らしていくこと
もやりやすくなり、無借金経営にも近づいていくことができる
と思います。
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■実践!
相続税対策
http://www.mag2.com/m/0001306693.html
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よろしければ、是非、ご登録を!
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●今後、増税が避けられない
相続税。都内で土地を持っていれば
かなりの確率で
相続税がかかってくる可能性があります。
相続税対策は、知っているか知らないかで、将来に大きな差が
出てきます。
相続税対策の基本から応用まで、その知識・手法
を毎週ご紹介していきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ご紹介ください】━
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の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ミッション】━
■当社&本メルマガのミッション
●『
会計理念経営』を追求することにより、中小企業の成長発展に
貢献する
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの
中小企業が、「強い会社」・「儲かる会社」・「継続する会社」
になるために、財務・
会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
http://www.tm-tax.com/
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◆ご意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
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【発行】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【編集】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【住所】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【TEL 】03-3345-8991 【FAX】03-3345-8992
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このメールマガジンは『まぐまぐ』を利用して発行しています。
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<編集後記>
こう暑いと仕事の集中力もなくなっていきそうですが、
思わず言い訳にしてしまいそうですね(笑)。でも、やはり
夏で、心なしか電車もすいているようで、ノンビリしてしまう
雰囲気になります。今日明日で7月も最後。夏休み前、やり忘れ
たことがないようにしていきましょう。
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●まずは、資金計画を概観してみましょう。
今期の資金は回るのか、借入などで資金調達するのは
どのくらい必要なのか、ということを把握するのです。
資金の源泉は利益です。
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●計画年度の必要な資金調達額は、次のように概算します。
すべて計画の数字です。
<新年度資金計画>
1.税引後利益 xxx,xxx
2.減価償却費 + x,xxx
3.設備投資 △ x,xxx
4.借入金返済 △ x,xxx
─────────────
5.差引調達前当期収支 xxx
6.現預金残高調整額 ±xxx
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7.差引必要調達額 x,xxx
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ないかも知れません。
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していくのは、至難の業です。
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必要になってきます。
ただし、期首にも現預金がありますので、そこから充当できる
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は、借入れを多めにする必要があります。
その調整を、6.で行なっています。
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