『
総務の森』コラムをご覧のみなさま
こんにちは!
合同会社5W1Hの高野潤一郎と申します。
本コラムでは、弊社配信の無料ニューズレター第140号(2013年6月
16日配信)で公開した記事の一部をシェア差し上げます。
今回のタイトルに興味をお持ちいただけた方は、是非、お役立てく
ださい。
<以下、抜粋記事となります。その旨、予めご了承くださいませ。
なお、システム上、本コラムでご紹介できない『図表』などを含
めた『全文』は、後述のリンク先より、無料で、何の登録手続き
もなく、ご覧いただけますので、ご安心ください。>
============================================================
(前略)
今回は、みなさまが「これからの働き方」について考える際の1つ
の参考材料になればと、現在の私見をご紹介していこうと思います。
ご興味をお持ちの方は、どうぞ読み進めてください♪
■「給与に見合うくらいの働き」とは?
それを可能にする働き方とは?
コーチングを実施すると、クライアントから下記のような話を耳に
するようになってきています。
------------------------------------------------------------
・「会社への貢献度の低い層」に続き、「40代で管理職に就いて
いない人(マネジメントができず、人件費が多くかかる人)」な
ども
解雇・大幅減給予備軍となっている。
・組織としては、いくら真面目で長時間労働に耐える人であっても、
「作業」しかできない人は正社員としては不要で、「仕事」がで
きる人にしか高給を払いたくないというのが本音だ。
・会社から自分に支払われる給与の2倍の経済的価値を創出しても、
会社に対する自分の貢献度はゼロ(…極端に単純化した表現のよ
うですが、クライアントが伝えたかったイメージとしては、会社
への貢献が「2」-[ 会社のリソースの使用・消費・維持費ある
いは
法定福利費などで「1」+自分への給与支払いで「1」] ≒
「0」ということ)であって、ある程度の仕事経験を積んだ者は、
給与の3倍程度の経済的価値を創出していなければ、
解雇・大幅
減給予備軍リストに入っても仕方がない。
------------------------------------------------------------
このようにしてみてくると、どうやら「給与に見合うくらいの働き」
とは、「給与の3倍程度以上の経済的価値に換算できる何らかの価
値創出に貢献すること」と解釈できそうです。
あなたは、直接的にか間接的にかわかりませんが、何らかの形で、
給与の3倍以上の価値を創出し、所属組織・組織内外の関係者に貢
献できているでしょうか?
まぁ、「給与の3倍以上の価値を生み出す」と言っても、全員が同
じだけの価値を均等に生み出す必要はなくて、「平均で見たときに」
3倍以上の価値を創出できていればいいのかもしれませんが、それ
でも今後、ビジネスのグローバル化が進んでいくにつれて、
「もし現在、『組織への貢献の程度 ≒ 経済的価値に換算して給与
程度』であれば、会社からは『
解雇・大幅減給予備軍』に見られて
も仕方がない」という認識が当たり前のものになっていきそうだと
思っておいた方がいいのかもしれません。
このように考えると、一般的には、「周囲から孤立して作業」して
いるだけではコンスタントに給与の3倍以上の価値を生み出し続け
るのは困難であり、「関係者との協働で相乗効果をもたらす仕事」
の仕方ができないとマズイのではないでしょうか?
(…仮に、社会的にインパクトのある、ものすごい何かを生み出せ
たとしても、その効果が、数十年続くかと問われると、即座にYES
と答えるのは難しいかもしれません。また、過去の栄光に囚われず、
単一個人で、ヒットを生み出し続けるのは、違った種類の困難を乗
り越えなくてはいけないのかもしれません。)
「40代で管理職に就いていない人(マネジメントができず、人件
費が多くかかる人)≒
解雇・大幅減給予備軍」という表現は、裏
を返せば、「概ね40代以降の人財には、適切なコミュニケーション
で他者・チームに働きかけ、個々人がバラバラにパフォーマンスを
発揮する以上の価値の創出(相乗効果の発揮)を通して、組織に貢
献できる存在であることを期待している」
(…これができないようであれば、
解雇・大幅減給の対象としたい)
というメッセージなのではないでしょうか? (最近のニュースで
は、「日本の成長戦略と新しい
雇用の在り方」を考える上で、大企
業の経営者の多くは「
解雇規制緩和」を望む声が強いと報道されて
いたようですね。)
いかがでしょう? このように、「仕事経験を積むにつれて、『自
分一人だけで働いていてもらっては困る』という思いが強まる」
「管理職には、高いヒューマン・スキルあるいはコミュニケーショ
ン能力の発揮を期待している」のが、組織側の一般的な考え方では
ないでしょうか?
組織には組織のニーズ(顕在欲求)とウォンツ(潜在欲求)があり、
個人には個人のニーズとウォンツがあるので、その両方を納得でき
る形に調和させていく道を探すのが、両者にとってWin-Winの解決
策なのではないでしょうか?
■Project Oxygenで見つかった、望ましい管理職の行動様式
2013年2月13日の『W
IRED』誌に掲載された、MADHUMITA
VENKATARAMANANさんの記事「Work smarter: Create a managerial
algorithm」(より賢く働く:データに基づき、優れた管理職を育
成する(…高野意訳))では、
Google社の人財育成担当チームが、管理職の質を高めるために、
「望ましい管理職を構成する要素を特定し、より良い管理職になる
ための方法をデータに基づいて示す取り組み『Project Oxygen(プ
ロジェクト・オキシジェン)』」を始め、Google社における素晴ら
しい管理職の8つの行動様式が見つけたことが紹介されています。
------------------------------------------------------------
1. 優れたコーチであること
2. 細かなところまで
従業員に口出ししないこと
3.
従業員の幸福に関心があると態度で示すこと
4. 生産的で結果志向であること
5. 自分のチームの話に耳を傾けること
6.
従業員の
キャリア開発を支援すること
7. 明確なヴィジョンを持っていること
8. 何らかの重要な専門的スキルを身につけていること
より詳細な情報:「Google's Rules」,「The New York Times」
2011年3月13日記事(原出典:Google社)
------------------------------------------------------------
この記事の中でも特筆すべきだと思うのは、「Google社の管理職と
して最もふさわしいのは、チームのメンバーと1対1で話す時間を確
保し、彼らの生活/人生/大切なものについて尋ねる人物だ」と判
明したことでした。
上述の8つの項目の内、No.1, 3, 5, 6などと関係が深い内容とな
っていますね。(ちなみに、
従業員たちが、望ましい管理職である
ために最も重要度が低いと見なしていた項目は、「管理職の専門的
な知識や技術」だったそうです。)
前段でご紹介していた「管理職には、高いヒューマン・スキルある
いはコミュニケーション能力の発揮が期待されている」と通じると
ころがあるように思われませんか?
(中略)
■「質問・支援型マネジメント」を可能にする
コミュニケーション・スタイル
ニューズレター第133号:フィードバックの仕方で、こんな間違い
していませんか? では、
------------------------------------------------------------
メンバー固定でトップダウンの関係に基づく「指示・命令型マネジ
メント」だけでなく、メンバーが流動的に変化しうる、ネットワー
ク社会の関係に基づく「質問・支援型マネジメント」(コーチング
型マネジメント、
ファシリテーション型マネジメント、自律分散型
マネジメントなどとも呼ぶ)の環境での働き方についても知り、そ
れらの使い分け方や組み合わせ方などについて、本氣で考えていく
ことが求められるのではないでしょうか。
------------------------------------------------------------
といった考えもご紹介していました。
「Project Oxygen」で明らかになった、望ましい管理職の8つの行
動様式は、「細かなところまで
従業員に口出ししない」など、まさ
に「質問・支援型マネジメント」として知られているコミュニケー
ション・スタイルですね。
(中略)
あなたは現状、「質問・支援型マネジメント」として知られている
コミュニケーション・スタイルを身につけていらっしゃるでしょう
か? 現状、周囲の方々の反応はどうでしょうか?
もしあなたが、「周囲から孤立して作業」するのではなく「関係者
との協働で相乗効果をもたらす仕事」の割合を増やしていきたいと
考えるようであれば、現時点の年齢が20代であれ、50代であれ、氣
がついた今から、有益なコミュニケーション・スタイルを身につけ
る工夫をされていくことが大切なのではないでしょうか?
「自分(たち)が創出する価値を他者から求められ続ける存在でい
るという選択肢(生涯現役的な道)を残しておく」ためにも、「給
与の3倍以上の価値を創出し、所属組織・組織内外の関係者に貢献」
するためにも、「質問・支援型マネジメントを可能にするコミュニ
ケーション・スタイル」を身につけるというのは、あなたにとって、
どの程度の意味・価値があることでしょうか?
弊社でお手伝いできることとして、「質問・支援型マネジメントを
可能にするコミュニケーション・スタイル」を身につけるためのプ
ログラムをいくつかご用意しています。 そして、その内の1つに
「
合同会社5W1H流コーチング学習プログラム」(CLP) が
あります。
(中略)
さて今回は、あなたが「これからの働き方」について考える際の1
つの参考材料になればということで、「自分(たち)が創出する価
値を他者から求められ続ける存在でいるという選択肢(生涯現役的
な道)を残しておく」ためにも、「給与の3倍以上の価値を創出し、
所属組織・組織内外の関係者に貢献」するためにも、「質問・支援
型マネジメントを可能にするコミュニケーション・スタイル」を身
につけるという選択肢をお示ししてきました。
(後略)
============================================================
冒頭でご案内差し上げましたように、本記事の『全文』は、下記
よりご覧いただけます。上記抜粋記事をご覧になった上で、詳細
についてお知りになりたい方は、是非ご活用くださいませ。
●ニューズレター第140号
プロジェクト・オキシジェン&
40代でマネジメント能力ないと
解雇予備軍
→
http://5w1h.hatenablog.jp/entry/140(ブログ版)
→
http://www.5w1h.co.jp/newsletter/no140.pdf(PDF版)
============================================================
出典を明記していただき、『著作権法』で認められる『引用』の
範囲を超えなければ、許可なしで部分引用可能です。
また、内容を改変せず、元のままの形(あるいは上記リンク先)
であれば、お知り合いなどに転送していただいて構いません。
============================================================
以上、何か少しでも、『
総務の森』コラムをご覧のみなさまの
お役に立てることがあれば幸いです。
お忙しいところ、目を通していただき、ありがとうございました!
高野潤一郎@
合同会社5W1H
P.S.1
今回の記事に出ていた、「
合同会社5W1H流コーチング学習プロ
グラム」(CLP)の参加者を募集中です。
●
合同会社5W1H流「コーチング学習プログラム」
4月26日(土)スタート
『課題設定』と『視点変更』が肝心!!
http://www.5w1h.co.jp/coaching/CLP.html
【 早期割引:2月4日(火)まで 】
P.S.2
価値観の多様化が進み、市場の変化が激しさを増し続けるビジネス
環境では、
→『唯一絶対解』が無いため、『納得解』を探求する
→『変化』に『適応』する
→『変化』を『創出』する
といった3つの選択肢が、主要な事業方針となります。
こういった意識の下、「組織が持つ本来の力」を引き出すことを狙
って新プログラムを開発いたしました。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「協創時代のリーダーシップ発揮」に必要な
「実践的コミュニケーション」と
「納得解をもたらす思考法」の運用力を身につける!
●協創志向リーダーシップ養成プログラム
詳細・お申し込みはこちらから→
http://cil.5w1h.co.jp
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
P.S.3
もし『図表』を用いた解説も多い弊社発信情報にご興味をお持ち
いただけたようでしたら、下記もご覧になってみてください。
●無料ニューズレター『QOL向上のヒント』の購読/解除
http://www.5w1h.co.jp/newsletter.html
(バックナンバーもご覧いただけます♪)
●
合同会社5W1H の『公式 Facebookページ』
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「自律共栄の納得人世」の実現に向け、
「人財と組織の育成を支援」する
合同会社5W1H
代表 高野 潤一郎 [ 博士(先端科学技術) ]
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16日配信)で公開した記事の一部をシェア差し上げます。
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(前略)
今回は、みなさまが「これからの働き方」について考える際の1つ
の参考材料になればと、現在の私見をご紹介していこうと思います。
ご興味をお持ちの方は、どうぞ読み進めてください♪
■「給与に見合うくらいの働き」とは?
それを可能にする働き方とは?
コーチングを実施すると、クライアントから下記のような話を耳に
するようになってきています。
------------------------------------------------------------
・「会社への貢献度の低い層」に続き、「40代で管理職に就いて
いない人(マネジメントができず、人件費が多くかかる人)」な
ども解雇・大幅減給予備軍となっている。
・組織としては、いくら真面目で長時間労働に耐える人であっても、
「作業」しかできない人は正社員としては不要で、「仕事」がで
きる人にしか高給を払いたくないというのが本音だ。
・会社から自分に支払われる給与の2倍の経済的価値を創出しても、
会社に対する自分の貢献度はゼロ(…極端に単純化した表現のよ
うですが、クライアントが伝えたかったイメージとしては、会社
への貢献が「2」-[ 会社のリソースの使用・消費・維持費ある
いは法定福利費などで「1」+自分への給与支払いで「1」] ≒
「0」ということ)であって、ある程度の仕事経験を積んだ者は、
給与の3倍程度の経済的価値を創出していなければ、解雇・大幅
減給予備軍リストに入っても仕方がない。
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このようにしてみてくると、どうやら「給与に見合うくらいの働き」
とは、「給与の3倍程度以上の経済的価値に換算できる何らかの価
値創出に貢献すること」と解釈できそうです。
あなたは、直接的にか間接的にかわかりませんが、何らかの形で、
給与の3倍以上の価値を創出し、所属組織・組織内外の関係者に貢
献できているでしょうか?
まぁ、「給与の3倍以上の価値を生み出す」と言っても、全員が同
じだけの価値を均等に生み出す必要はなくて、「平均で見たときに」
3倍以上の価値を創出できていればいいのかもしれませんが、それ
でも今後、ビジネスのグローバル化が進んでいくにつれて、
「もし現在、『組織への貢献の程度 ≒ 経済的価値に換算して給与
程度』であれば、会社からは『解雇・大幅減給予備軍』に見られて
も仕方がない」という認識が当たり前のものになっていきそうだと
思っておいた方がいいのかもしれません。
このように考えると、一般的には、「周囲から孤立して作業」して
いるだけではコンスタントに給与の3倍以上の価値を生み出し続け
るのは困難であり、「関係者との協働で相乗効果をもたらす仕事」
の仕方ができないとマズイのではないでしょうか?
(…仮に、社会的にインパクトのある、ものすごい何かを生み出せ
たとしても、その効果が、数十年続くかと問われると、即座にYES
と答えるのは難しいかもしれません。また、過去の栄光に囚われず、
単一個人で、ヒットを生み出し続けるのは、違った種類の困難を乗
り越えなくてはいけないのかもしれません。)
「40代で管理職に就いていない人(マネジメントができず、人件
費が多くかかる人)≒ 解雇・大幅減給予備軍」という表現は、裏
を返せば、「概ね40代以降の人財には、適切なコミュニケーション
で他者・チームに働きかけ、個々人がバラバラにパフォーマンスを
発揮する以上の価値の創出(相乗効果の発揮)を通して、組織に貢
献できる存在であることを期待している」
(…これができないようであれば、解雇・大幅減給の対象としたい)
というメッセージなのではないでしょうか? (最近のニュースで
は、「日本の成長戦略と新しい雇用の在り方」を考える上で、大企
業の経営者の多くは「解雇規制緩和」を望む声が強いと報道されて
いたようですね。)
いかがでしょう? このように、「仕事経験を積むにつれて、『自
分一人だけで働いていてもらっては困る』という思いが強まる」
「管理職には、高いヒューマン・スキルあるいはコミュニケーショ
ン能力の発揮を期待している」のが、組織側の一般的な考え方では
ないでしょうか?
組織には組織のニーズ(顕在欲求)とウォンツ(潜在欲求)があり、
個人には個人のニーズとウォンツがあるので、その両方を納得でき
る形に調和させていく道を探すのが、両者にとってWin-Winの解決
策なのではないでしょうか?
■Project Oxygenで見つかった、望ましい管理職の行動様式
2013年2月13日の『WIRED』誌に掲載された、MADHUMITA
VENKATARAMANANさんの記事「Work smarter: Create a managerial
algorithm」(より賢く働く:データに基づき、優れた管理職を育
成する(…高野意訳))では、
Google社の人財育成担当チームが、管理職の質を高めるために、
「望ましい管理職を構成する要素を特定し、より良い管理職になる
ための方法をデータに基づいて示す取り組み『Project Oxygen(プ
ロジェクト・オキシジェン)』」を始め、Google社における素晴ら
しい管理職の8つの行動様式が見つけたことが紹介されています。
------------------------------------------------------------
1. 優れたコーチであること
2. 細かなところまで従業員に口出ししないこと
3. 従業員の幸福に関心があると態度で示すこと
4. 生産的で結果志向であること
5. 自分のチームの話に耳を傾けること
6. 従業員のキャリア開発を支援すること
7. 明確なヴィジョンを持っていること
8. 何らかの重要な専門的スキルを身につけていること
より詳細な情報:「Google's Rules」,「The New York Times」
2011年3月13日記事(原出典:Google社)
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この記事の中でも特筆すべきだと思うのは、「Google社の管理職と
して最もふさわしいのは、チームのメンバーと1対1で話す時間を確
保し、彼らの生活/人生/大切なものについて尋ねる人物だ」と判
明したことでした。
上述の8つの項目の内、No.1, 3, 5, 6などと関係が深い内容とな
っていますね。(ちなみに、従業員たちが、望ましい管理職である
ために最も重要度が低いと見なしていた項目は、「管理職の専門的
な知識や技術」だったそうです。)
前段でご紹介していた「管理職には、高いヒューマン・スキルある
いはコミュニケーション能力の発揮が期待されている」と通じると
ころがあるように思われませんか?
(中略)
■「質問・支援型マネジメント」を可能にする
コミュニケーション・スタイル
ニューズレター第133号:フィードバックの仕方で、こんな間違い
していませんか? では、
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メンバー固定でトップダウンの関係に基づく「指示・命令型マネジ
メント」だけでなく、メンバーが流動的に変化しうる、ネットワー
ク社会の関係に基づく「質問・支援型マネジメント」(コーチング
型マネジメント、ファシリテーション型マネジメント、自律分散型
マネジメントなどとも呼ぶ)の環境での働き方についても知り、そ
れらの使い分け方や組み合わせ方などについて、本氣で考えていく
ことが求められるのではないでしょうか。
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といった考えもご紹介していました。
「Project Oxygen」で明らかになった、望ましい管理職の8つの行
動様式は、「細かなところまで従業員に口出ししない」など、まさ
に「質問・支援型マネジメント」として知られているコミュニケー
ション・スタイルですね。
(中略)
あなたは現状、「質問・支援型マネジメント」として知られている
コミュニケーション・スタイルを身につけていらっしゃるでしょう
か? 現状、周囲の方々の反応はどうでしょうか?
もしあなたが、「周囲から孤立して作業」するのではなく「関係者
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考えるようであれば、現時点の年齢が20代であれ、50代であれ、氣
がついた今から、有益なコミュニケーション・スタイルを身につけ
る工夫をされていくことが大切なのではないでしょうか?
「自分(たち)が創出する価値を他者から求められ続ける存在でい
るという選択肢(生涯現役的な道)を残しておく」ためにも、「給
与の3倍以上の価値を創出し、所属組織・組織内外の関係者に貢献」
するためにも、「質問・支援型マネジメントを可能にするコミュニ
ケーション・スタイル」を身につけるというのは、あなたにとって、
どの程度の意味・価値があることでしょうか?
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可能にするコミュニケーション・スタイル」を身につけるためのプ
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あります。
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値を他者から求められ続ける存在でいるという選択肢(生涯現役的
な道)を残しておく」ためにも、「給与の3倍以上の価値を創出し、
所属組織・組織内外の関係者に貢献」するためにも、「質問・支援
型マネジメントを可能にするコミュニケーション・スタイル」を身
につけるという選択肢をお示ししてきました。
(後略)
============================================================
冒頭でご案内差し上げましたように、本記事の『全文』は、下記
よりご覧いただけます。上記抜粋記事をご覧になった上で、詳細
についてお知りになりたい方は、是非ご活用くださいませ。
●ニューズレター第140号
プロジェクト・オキシジェン&
40代でマネジメント能力ないと解雇予備軍
→
http://5w1h.hatenablog.jp/entry/140(ブログ版)
→
http://www.5w1h.co.jp/newsletter/no140.pdf(PDF版)
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出典を明記していただき、『著作権法』で認められる『引用』の
範囲を超えなければ、許可なしで部分引用可能です。
また、内容を改変せず、元のままの形(あるいは上記リンク先)
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お忙しいところ、目を通していただき、ありがとうございました!
高野潤一郎@合同会社5W1H
P.S.1
今回の記事に出ていた、「合同会社5W1H流コーチング学習プロ
グラム」(CLP)の参加者を募集中です。
●合同会社5W1H流「コーチング学習プログラム」
4月26日(土)スタート
『課題設定』と『視点変更』が肝心!!
http://www.5w1h.co.jp/coaching/CLP.html
【 早期割引:2月4日(火)まで 】
P.S.2
価値観の多様化が進み、市場の変化が激しさを増し続けるビジネス
環境では、
→『唯一絶対解』が無いため、『納得解』を探求する
→『変化』に『適応』する
→『変化』を『創出』する
といった3つの選択肢が、主要な事業方針となります。
こういった意識の下、「組織が持つ本来の力」を引き出すことを狙
って新プログラムを開発いたしました。
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「協創時代のリーダーシップ発揮」に必要な
「実践的コミュニケーション」と
「納得解をもたらす思考法」の運用力を身につける!
●協創志向リーダーシップ養成プログラム
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