━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014/09/29(第569号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで強い会社を作る
■□
■□ ”業績をアップするには、まずは
会計から変えよう!”
■■
http://www.tm-tax.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
9月も最終週ですね。消費増税による上半期、業種によって
業績にずい分バラツキがあったような気がします。
落ち込んだ業種も、そろそろ回復傾向に向かってきているの
ではないでしょうか?
ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願い
いたします!
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■■
■□ 回収に対する意識が甘い
■■
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●日頃から様々な中小企業を見ていて、回収に対する意識が甘
いな、と思うところが多いですね。
入金期日に入金がなかったのに、気がつかない、そのままに
している、気がついた時には、相手の状況が悪くなり、入金
が延び延びになる、挙句の果てには回収ができなくなる...
そこまで行かなくても、いつも回収で苦労しているのに、同
じ状態のまま、という会社が多いのです。
●貸倒れが多い会社は、常に上記のような問題が発生している
し、貸倒れが少ない会社は、やはり回収に関しては厳しく対
応しています。
貸倒れを歓迎する会社などあるわけないでしょうから、やは
り回収に関しては、きちんとした対応を取る必要があります。
●まずは、意識の問題です。期日には必ず回収するという意識
が、会社全体に浸透していなければなりません。
それだけ回収の重要さを理解するということです。
回収ができなければ、自分の会社が存在していくことができ
ないのです。
いくら売上が上がっても、回収できなければ、仕入代金も払
えないし、
経費も払えない、ましてや自分たちの給料だって
もらうことはできないのです。
そんなことは当たり前のことで、誰でもわかっていることで
す。でも、会社にはお金があって、自分たちは大丈夫、と思
っているのです...。でも決してそんなことはありません。
●まずそれを、社長をはじめ社員全体で、回収がなければうち
はやっていけないんだよ、ということを共有することです。
その上で、ルールを作ることです。
まずは、入金期日を決めることです。いつまでにお支払いい
ただくか、ということですね。
契約書があればそこに期限が
あると思います。
契約書がない場合は、
請求書などに必ず支払期限を記載する
ことです。信頼関係だからと言って、慣習でやるのは良くあ
りません。
●そして、入金期日には、確実に入金確認をすること。これは
いくら件数が多くてもやらないといけないことです。
そこで入金がなければ、どうするのかを決めることです。
その日の何時までになければ、あるいはその日中になければ
いつ、誰が、どのように連絡するのか、そういうことを決め
ることです。
そこで、どのように言うのか、最初はどのような対応をする
のかも決めます。
その上で、次の期限までに入金がなかった場合にはどうする
のか、そういうこともすべて決めておきます。
●このようなルールを作っておけば、何をするかが明確であり
誰かがやらなかった場合には、すぐに指摘、指示をすること
ができます。
これがあいまいだと、その都度どうしようか? と考えたり
会議をしたりすることになってしまいます。
回収はやはり、スピーディーに対応することが大事です。
ルールを決めておき、そのルールに従って、素早く連絡をし
粛々と対応していきます。
●早目にやっておくことは、先方にとってもいいことなのです。
単に忘れているだけかも知れませんし、若干資金繰りが厳し
いのかも知れません。しかし、ほっておくと先方も後で支払
うのが厳しくなったり、払わなくてもいいか、などと思った
りしてしまいます。
無用なトラブルになったり、挙句の果てには法的手段を取ら
れたり、ルーズになってそれこそ、倒産の道にまっしぐらに
なるかも知れません。
相手をルーズにさせないためにも、すぐに言ってあげる方が
いいのです。
●ちょっと話が逸れてしまいましたが、回収をきちんと厳しく
やるというのは、会社を経営していく、とても基本的なこと
なのです。
是非、今一度御社の回収に関するルールを見直してみてくだ
さい。
そして、そのルールが厳格に運用されているかどうか、それ
も見直してみてください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ご紹介ください】━
■よろしかったらこのメルマガを、友人、お知り合い
の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。
【お勧めメルマガ 「実践!社長の財務」】
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http://www.mag2.com/m/0000119970.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ミッション】━━━
■当社&本メルマガのミッション
●『
会計理念』を追求することにより、中小企業の成長発展に
貢献する。
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの
中小企業が、「強い会社」・「儲かる会社」になるために、
財務・
会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
http://www.tm-tax.com/
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◆ご意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
お気軽にメールください。必ず返信します。
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【発行】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【編集】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【住所】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【TEL 】03-3345-8991 【FAX】03-3345-8992
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このメールマガジンは『まぐまぐ』を利用して発行しています。
(
http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970
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<編集後記>
今日書いたことは、うちの
税理士法人でも常に問題になること
です。
顧問料などは
請求書を出しませんし、当初の
契約書だけ
で信頼関係でお支払いいただいているので、未収管理が甘くな
ってしまうことがあります。ましてや相手の財務状況をよく知
っているだけに苦しさもわかったりして・・・なんて甘いこと
ではいけないですね...(笑)。
━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014/09/29(第569号)━━
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9月も最終週ですね。消費増税による上半期、業種によって
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ではないでしょうか?
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いたします!
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いな、と思うところが多いですね。
入金期日に入金がなかったのに、気がつかない、そのままに
している、気がついた時には、相手の状況が悪くなり、入金
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そこまで行かなくても、いつも回収で苦労しているのに、同
じ状態のまま、という会社が多いのです。
●貸倒れが多い会社は、常に上記のような問題が発生している
し、貸倒れが少ない会社は、やはり回収に関しては厳しく対
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貸倒れを歓迎する会社などあるわけないでしょうから、やは
り回収に関しては、きちんとした対応を取る必要があります。
●まずは、意識の問題です。期日には必ず回収するという意識
が、会社全体に浸透していなければなりません。
それだけ回収の重要さを理解するということです。
回収ができなければ、自分の会社が存在していくことができ
ないのです。
いくら売上が上がっても、回収できなければ、仕入代金も払
えないし、経費も払えない、ましてや自分たちの給料だって
もらうことはできないのです。
そんなことは当たり前のことで、誰でもわかっていることで
す。でも、会社にはお金があって、自分たちは大丈夫、と思
っているのです...。でも決してそんなことはありません。
●まずそれを、社長をはじめ社員全体で、回収がなければうち
はやっていけないんだよ、ということを共有することです。
その上で、ルールを作ることです。
まずは、入金期日を決めることです。いつまでにお支払いい
ただくか、ということですね。契約書があればそこに期限が
あると思います。
契約書がない場合は、請求書などに必ず支払期限を記載する
ことです。信頼関係だからと言って、慣習でやるのは良くあ
りません。
●そして、入金期日には、確実に入金確認をすること。これは
いくら件数が多くてもやらないといけないことです。
そこで入金がなければ、どうするのかを決めることです。
その日の何時までになければ、あるいはその日中になければ
いつ、誰が、どのように連絡するのか、そういうことを決め
ることです。
そこで、どのように言うのか、最初はどのような対応をする
のかも決めます。
その上で、次の期限までに入金がなかった場合にはどうする
のか、そういうこともすべて決めておきます。
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誰かがやらなかった場合には、すぐに指摘、指示をすること
ができます。
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回収はやはり、スピーディーに対応することが大事です。
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単に忘れているだけかも知れませんし、若干資金繰りが厳し
いのかも知れません。しかし、ほっておくと先方も後で支払
うのが厳しくなったり、払わなくてもいいか、などと思った
りしてしまいます。
無用なトラブルになったり、挙句の果てには法的手段を取ら
れたり、ルーズになってそれこそ、倒産の道にまっしぐらに
なるかも知れません。
相手をルーズにさせないためにも、すぐに言ってあげる方が
いいのです。
●ちょっと話が逸れてしまいましたが、回収をきちんと厳しく
やるというのは、会社を経営していく、とても基本的なこと
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【編集】税理士 北岡修一
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今日書いたことは、うちの税理士法人でも常に問題になること
です。顧問料などは請求書を出しませんし、当初の契約書だけ
で信頼関係でお支払いいただいているので、未収管理が甘くな
ってしまうことがあります。ましてや相手の財務状況をよく知
っているだけに苦しさもわかったりして・・・なんて甘いこと
ではいけないですね...(笑)。