━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2015/03/30(第595号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで強い会社を作る
■□
■□ ”業績をアップするには、まずは
会計から変えよう!”
■■
http://www.tm-tax.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
いよいよ年度末です。
桜も咲き始めて、本当にいい季節になってきましたね!
私たちの業界では、最も多い
決算月の月末でもあります。
月末までにやっておくべきこと、届出で出し忘れているもの
はないか?など、気をもむ時期です。
皆様も年度末、今一度チェックし、気持ちよく新たな年度を
迎えていきましょう!
ということで、本日も「実践!社長の財務」行ってみたいと
思います。
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■■
■□
負債抵抗力とは?
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●先週、建設業の経審のことを取り上げました。
中でも、このメルマガのテーマでもある「財務から会社を強く
していく」ということに関して、経審を出す会社は鍛えられて
いる、ということを話しました。
その具体的な経営状況分析項目は、下記のとおりです。
この指標が良いことが、国の公共事業を任せる企業には必要だ、
ということを言っているわけです。
●経営状況分析項目
<
負債抵抗力>
1.純
支払利息比率
2.
負債回転期間
<
収益性・効率性>
3.総
資本売上総利益率
4.
売上高経常利益率
<財務健全性>
5.自己
資本対
固定資産比率
6.
自己資本比率
<絶対的力量>
7.
営業キャッシュフロー
8.
利益剰余金
●まずは、
負債抵抗力ですが、これは全体に対する寄与度が、
約40%もあり、最も重視されている項目です。
これが最も重視されているのは、国のお金を使う公共工事を
任せるわけですから、倒産してもらっては困る、ということ
ですね。
つぶれにくいことが、最も評価されているのです。
●
負債抵抗力とは、現状負っている
負債はどの程度の水準なのか、
事業の継続に耐えられる範囲なのか、を見る指標といっても
いいのではないでしょうか。
具体的には、次の計算式になります。
支払利息-
受取利息配当金
●純
支払利息比率 = ──────────────
売 上 高
※純
支払利息の負担が、売上に対して何%あるか、ということ
です。もちろん、低いほどいいわけで、これが5%も6%も
あるようでは、経営は苦しくなってきます。
営業利益率が、5%以下のところは、金利負担でマイナスに
なってしまうわけですから...。
経審でも下限は、5.1%となっています。それ以下は、最低
評価ということです。
流動負債+
固定負債
●
負債回転期間 = ───────────
売上高÷12
※
負債の金額が、月商の何ヶ月分あるか、ということですね。
よく
借入金の額が、売上の3ヶ月分以内だと健全とか、6ヶ月
を超えると危険、と言ったりしますね。
でもここでは、
借入金だけではなく、
流動負債・
固定負債全部
を対象にしています。
建設業の場合は、工事
未払金や支払手形、あるいは未成工事受
入金など、
借入金以外の
負債も結構多くなりますので、それら
も含めて、どのくらい
負債が重くのしかかっているか、を見る
わけです。
この数字はもちろん、負担が少ない=少ない数字がいいわけです
が、下限値は18.0となっています。すなわち、18ヶ月=
売上の1年半分までの
負債に抑えろ、ということを言っている
というわけです。
是非、建設業に限らず、自社の数字を見てみてください。
続きは次回以降で。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ご紹介ください】━
■よろしかったらこのメルマガを、友人、お知り合い
の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。
【お勧めメルマガ 「実践!社長の財務」】
⇒
http://www.mag2.com/m/0000119970.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ミッション】━━━
■当社&本メルマガのミッション
●『
会計理念』を追求することにより、中小企業の成長発展に
貢献する。
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの
中小企業が、「強い会社」・「儲かる会社」になるために、
財務・
会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
http://www.tm-tax.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ご意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
お気軽にメールください。必ず返信します。
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【発行】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【編集】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【住所】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【TEL 】03-3345-8991 【FAX】03-3345-8992
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※本メルマガの解除はコチラ
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このメールマガジンは『まぐまぐ』を利用して発行しています。
(
http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970
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<編集後記>
土日は先週書いたようにセミナー三昧。いろいろと知識・情報
を仕入れてきました(笑)。それにしても私たちの業務の範囲は
幅広いですので、いくら勉強しても知らないことは多いですね。
その上で、また毎年毎年、膨大な改正事項があるのですから、
これを完璧にこなせる人はいないなだろうなと思いつつ、でも
知らなかったでは済まないところに厳しさがあると、痛感しま
すね...。
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ということを言っているわけです。
●経営状況分析項目
<負債抵抗力>
1.純支払利息比率
2.負債回転期間
<収益性・効率性>
3.総資本売上総利益率
4.売上高経常利益率
<財務健全性>
5.自己資本対固定資産比率
6.自己資本比率
<絶対的力量>
7.営業キャッシュフロー
8.利益剰余金
●まずは、負債抵抗力ですが、これは全体に対する寄与度が、
約40%もあり、最も重視されている項目です。
これが最も重視されているのは、国のお金を使う公共工事を
任せるわけですから、倒産してもらっては困る、ということ
ですね。
つぶれにくいことが、最も評価されているのです。
●負債抵抗力とは、現状負っている負債はどの程度の水準なのか、
事業の継続に耐えられる範囲なのか、を見る指標といっても
いいのではないでしょうか。
具体的には、次の計算式になります。
支払利息-受取利息配当金
●純支払利息比率 = ──────────────
売 上 高
※純支払利息の負担が、売上に対して何%あるか、ということ
です。もちろん、低いほどいいわけで、これが5%も6%も
あるようでは、経営は苦しくなってきます。
営業利益率が、5%以下のところは、金利負担でマイナスに
なってしまうわけですから...。
経審でも下限は、5.1%となっています。それ以下は、最低
評価ということです。
流動負債+固定負債
●負債回転期間 = ───────────
売上高÷12
※負債の金額が、月商の何ヶ月分あるか、ということですね。
よく借入金の額が、売上の3ヶ月分以内だと健全とか、6ヶ月
を超えると危険、と言ったりしますね。
でもここでは、借入金だけではなく、流動負債・固定負債全部
を対象にしています。
建設業の場合は、工事未払金や支払手形、あるいは未成工事受
入金など、借入金以外の負債も結構多くなりますので、それら
も含めて、どのくらい負債が重くのしかかっているか、を見る
わけです。
この数字はもちろん、負担が少ない=少ない数字がいいわけです
が、下限値は18.0となっています。すなわち、18ヶ月=
売上の1年半分までの負債に抑えろ、ということを言っている
というわけです。
是非、建設業に限らず、自社の数字を見てみてください。
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中小企業が、「強い会社」・「儲かる会社」になるために、
財務・会計を中心に誠心誠意支援していく。
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kitaoka@tmcg.co.jp
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すね...。