人財の条件：強いリーダーシップ力を身に付ける！

人財の条件：強いリーダーシップ力を身に付ける！

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2016-05-30

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 　　　　　　　　シリーズ「企業のパワーを倍増するためにやるべきこと！」 　　＜第475回＞[（第2-4話）「人財の条件：強いリーダーシップ力を身に付ける！」] ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要性に ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「企業のパワーを倍増するた めにやるべきこと！」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介してい きます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、人事 担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 今回のメニュー 【１】心に刻んでおきたい言葉 【２】リーダーや管理職になりたがらない！ 【３】リーダーのミッションとは！ 【４】若いうちからリーダーシップを自己訓練する！ 【５】編集後記 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ おとなしい性格の競走馬もいるが中には気性の荒い競走馬もいる。スタート前に騎手 を振り落として放馬状態になる。競馬場を不規則に走り回り、興奮状態が続くから大 概競争除外になる。よほど背中の騎手と波長が合わなかったのだろうか。 上司と部下の関係も同じことが言える。特に今は多様性ある部下を抱えることになる からリーダーや管理職は大変だ。少しでも「理」のないことを言えばたちまちブーイ ングだ。 その点、昔の管理職は楽だった。「これは課長命令だ」などと強権を発動すれば不平 不満があってもみんな黙った。課長の逆鱗に触れれば査定でいきなりペケを食らうこ とを経験的に分かっているからだ。ところが今の時代、部下たちは上司の逆鱗など怖 がらない。部下にそっぽを向かれれば「課」としての成果が上がらない。成果が上が らなければ責任問題になる。部下を上手に動かせない管理職は惨めだ。 権力を傘に着なくとも部下が快く動いてくれる管理職もいる。決して牙をむいたりし ないのにリーダーシップ力を発揮できているのだ。 企業のパワーを倍増するためには、「強いリーダーシップ力を発揮できる管理職」が 絶対に必要だ。もし不幸にして失業するようなことがあっても強いリーダーは多くの 企業が必要としているから容易に再就職できる。そこで今回は「人財の条件：強いリ ーダーシップ力を身に付ける！」について記事を書いてみる。 【１】心に刻んでおきたい言葉 *********************************************************************** 気性の荒い競走馬がもししゃべるなら「誠実な騎手に乗ってほしい。私と波長の合う 人間性豊な騎手に乗ってほしい」と言うだろう。部下も上司に対して競走馬と同じこ とを思っている。誠実さと人柄の二つがクリアされていれば部下はきっとやってくれ る。 　　　　　　　下山明央 *********************************************************************** 【２】リーダーや管理職になりたがらない！ 昔はビジネスマンになったら一つの区切りとして課長に成ることが目標でもあった。 しかし今は違う。 ヒラのときから上司である課長は何人か代わった。職場異動すればまた新しい課長に 仕える。課長は、部下と部長以上のおエライさんの間に挟まってサンドイッチ状態だ。 下から突き上げられ、上から踏みつけられ、心が休まる暇がない。正に行き場のない ダメ課長だ。 「課長は辛いよ」のドラマができるのではないか。そのようなダメ課長も辛抱して努 力すれば部長になれるかもしれない。耐え切れずに依願退職する課長もいるだろう。 課長の辛さを見ていた部下たちもやがて課長昇進の適齢期になる。プロジェクトリー ダーを仰せつかるが「いや、私はとても・・・」と言って辞退する人が多い。「今度 の定例の人事異動で君を課長に推薦しようと思っているんだ」と部長などから打診さ れても「私は結構ですからほかの誰かを・・・」と暗に断る。ヒラのままで細く長く 生きたいと思うのかもしれない。 【３】リーダーのミッションとは！ リーダー(Leader)はリードする人だ。リードとは先行することであり、目標を示し、 達成に向けてチームを動機付ける人のことである。 掲げた目標に対して部下たちから共感を獲得し、何をどう実行すべきかを決め、チー ムを成功に導かなければならない。 リーダーや管理職はマネージする人と言うことができる。つまり、PDCAを上手に回す ことだ。PDCAとはPlan Do Check Actionの管理のサークルを回すことである。 纏めると何を実行すべきかを決め、どう実行すべきかを決め、一地連の過程を管理す るのである。 過程を管理するとは掲げた目標と実行結果を比較検証し、「差異」を分析しなければ ならない。そしてなせ「差異」が生じたのかの原因を追求しなければならない。その 上で対策案を立案して対策案を実行に移すことで管理のサークルが一巡するわけだ。 反省点をみんなで確認して次の管理のサークルに生かす。これをスパイラルアップと 呼んでいる。 リーダーや管理職は部下とのコミュニケーションを図り、絶えず意思の疎通を図らな ければならない。この段階で意見の食い違いや精神的葛藤が起きる。決してコアふん して大声をあけたり、怒鳴ったりしないことだ。気性の荒い競走馬でも誠実さと人柄 で乗り切ることをモットーにして欲しい。 【４】若いうちからリーダーシップを自己訓練する！ プロジェクトチームのリーダーや課長を引き受けてからリーダーシップ力を強化しよ うとしても遅いと言わざるを得ない。若いうちからリーダーシップを自己訓練するこ とだ。 例えばダイキン工業ではいろいろなイベントを通じて若手社員にリーダーシップを体 験させている。女子プロゴルフは「ダイキンオーキッドレディス」で一年が始まる。 大企業の経営幹部が正体とされて女子プロたちとゴルフを楽しんでもう。もちろんそ のあとは真剣なゴルフが待っている。その一切の運営を各職ガスに選抜した若手が企 画から実行まで全てを担う。部課長など管理職はした働きに従事する。この場で若手 はリーダーシップを実地で訓練するのだ。 そのほかにも会社が関係するイベントはいくつもある。例えば盆踊り大会は地元の住 民を巻き込んで大々的に行うが、ここでも仕切るのは若手だ。 そのような環境ができていない場合は、職場のイベントの幹事役を自ら買って出ると よい。お花見でも納涼会でも忘年会でもいい。幹事役を買って出ることでリーダーの 体験ができ、強いリーダーになる下地ができるわけだ。 【５】編集後記 強いリーダーシップを発揮するには、誠実さと人柄がものを言う。そう思って頂いて いい。 人は誰でもプライドがある。褒められれば誰もが嬉しい。命令ではなく、お願いをす るのだ。威張らず、怒鳴らず、笑顔でお願いしただけ多なのに部下は快く「承知しま した」といってくれる。これが強いリーダーシップ力ではないかと思う。 ＝長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。＝ 「人財育成」のご支援を承ります。 コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ ⇒　3223898301@jcom.home.ne.jp 次回に続く。 *********************************************************************** 発行責任者：さいたま市中央区上落合５丁目１９－２９ 　　　　　　 　彩愛コンサルピア代表　下山明央 この記事に関するご感想、ご意見はこちらから　3223898301@jcom.home.ne.jp 彩愛コンサルピアのＨＰは、 こちらから　http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/ （協）さいたま総合研究所のＨＰはこちらから　http://www.ss-net.com *********************************************************************** ブログにも興味深い記事を掲載しています。こちらをクリック！ ⇒　http://blog.livedoor.jp/shimo1873/ ⇒　http://blog.goo.ne.jp/saiaiconsul/ ***********************************************************************