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社長のミッションは社員のモチベーションアップ!

         ◆◆コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆

              (第417回)挑戦志向!<その7>

       =■「社長のミッションは社員のモチベーションアップ!」■=

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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
コンピテンシーの重要項目である「挑戦志向」ついて分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。

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■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理解が一 層深まります。(コンピテンシー宣教師より)■

<今回のメニュー>
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【1】天職を見出せば幸福そのものです!
【2】発展途上国では「非効率への挑戦」が感謝される!
【3】やりたい仕事とやらねばならぬ仕事がある!
【4】社員のモチベーションアップに挑戦する!
【5】編集後記

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ビジネスマンやビジネスウーマンが知的武装を図ることは重要なことです。しかし、これはIQ(Intelligence Quotient)と言われる分野の能力です。せっかくの知的武装を生かして仕事のできるビジネスマンやビジネスウーマンにならなければ話になりません。何回かに分けて挑戦志向について解説したいと思います。

【1】天職を見出せば幸福そのものです!

【はじめに】

たまたま就いてしまった仕事を天職と思い込むことはいいことだと思う。一生を捧げる仕事を見出したのだから幸福そのものだ。欲張って他の幸福を探す必要はないだろう。

たとえ天職と言えども、更に磨きをかける努力を惜しんではならない。

【本文】

事情があって転職した経験を持つが、私が天職だと思っている仕事は「品質管理」や「信頼性管理」だった。

部品や製品の検査をやる仕事はちっとも楽しくなかった。しかしあるとき上司に呼ばれ、オール日立で品質管理のエキスパートを養成する一ケ月研修があるから受けてみないかと言われ、参加した。

その研修には日立製作所の各工場と関連子会社の若手20人が泊まりこみで参加した。日立の社長の講和や日立が擁する各技術分野のエキスパートの講義が役立った。さらには実地研修で日立のいくつかの工場に伺い、どのようにして品質や信頼性を作りこんでいるのか、理論と実践を学んだ。そして一年後には習った知識や技術を実務にどのように生かしてどんな成果を挙げたのかのフォローアップ研修があった。

転職後の会社でも品質管理は自分にとって大きな武器になった。自分の仕事を天職と位置づけて研鑽を積むことの大切さを痛感した。

【2】発展途上国では「非効率への挑戦」が感謝される!

【はじめに】

アフリカには東南アジアの比でないほど遅れている国々が多い。これらの発展途上国に独りで乗り込み、起業する勇気ある日本人もいる。その場合留意しなければならないことは、現地の人たちがみんな幸せになれるように人海戦術で作業してもらうことだ。

つまり「非効率への挑戦」と言うことになる。

【本文】

日系企業はコストダウンを追求しようと例えばシンガポールからマレーシアにシフトし、さらにコストダウンを求めて次々中国に進出した経緯がある。しかし中国もコストが合わなくなり、ベトナム、ミャンマー、ラオスなどへとシフトして今日に至っている。

勇気ある日本人が、内戦やテロのリスクの比較的少ないアフリカの発展途上国、「ケニア」に進出した。

発展途上国に進出していきなり日本式の作業の効率化に走ってはいけないと思う。貧しい現地の人々に雇用の機会を与えて、生計を立ててもらうようにすべきなのだ。つまり「非効率への挑戦」と言うことになる。

例えば、宮城県出身のS氏は「ケニアナッツカンパニー」と言う会社を創業した。彼は極力機械化を図らずに人海戦術で作業させるから多くの人々を雇用することが出来た。

会社がナッツの苗木を安く売り、収穫したナッツを全て買い取る仕組みも構築しているから、みんなナッツの木を大切に育て、会社に原料としてナッツを売る。ナッツを売ったり、会社で働いて生活の糧を得ることができて、みんながS氏に感謝・感謝だ。

【3】やりたい仕事とやらねばならぬ仕事がある!

【はじめに】

自分がやりたいと思っている仕事に就ける保証はどこにもない。だがやらなければならない仕事が行く手をふさぐことはよくある話だ。心あるなら、やらなければならない仕事に全力を尽くすのもいい。

つまり、やりたい仕事とやらなければならない仕事の両方が存在すると言うことだ。

【本文】

「蛙の子は蛙」と言うことわざがあるが、凡人の子はやはり凡人であると言う意味だろう。「瓜のつるになすびは成らぬ」と言うことわざと同義語だろう。

今の時代、後継者不足で廃業に追い込まれる中小企業は多いが、うまいこと息子が引き継いでくれて益々発展している会社もある。

例えば、各種体力測定器のメーカーとしてよく知られている「タニタ」と言う会社があるが、現社長は父の会社に入る気はさらさらなかった。

調理師になったが腰を痛めて断念し、大学に入り直してコンサルタント会社に就職した。コンサルタントとして多くの経営者に接する中で父の偉大さに気付き、父の会社に入って30代半ばで社長を継ぐことになった。

自社の食堂で提供する500キロカロリーの定食が大評判となり、レシピ本を出し、タニタ食堂を展開したところ、これが当たった。

やりたい仕事は、腰を痛めて調理師からコンサルタントに変わったが、やらなければならない仕事が「タニタ」の後継者になることだったと言うことになる。

やりたい仕事を断念して、やらなければならない仕事に就くのも人生の妙味なのだ。

【4】社長のミッションは社員のモチベーションアップ

【はじめに】

現場巡視の大好きな社長がいる。社員のモチベーションを上げることがミッションと心得ているからだ。モチベーションが10%上がれば儲かってしょうがない会社になるが、逆に10%下がれば会社が傾いてしまう恐れもある。

なんと言っても会社は社員のやる気と行動力が支えているのだ。

【本文】

経営相談会で「ウチの社員はモチベーションが低い。どうすればいいか」と相談を受けた。そこで「職場巡視はやっていますか」と質問してみた。

「私自身が現場に入って作業をしている。私も職人ですから」と返ってきた。

「それじゃ、かつてのホンダと似ていますね。本田宗一郎氏は現場に入り浸ってエンジンの開発に没頭していましたから。でも、物の本によると社長が傍らで仕事をしていることもあってみんなモチベーションが高かったそうですよ」と話してあげた。

部下が「無理です。出来ません」などと言うと本田社長が自らやってみせ、「バカヤロー、やれば出来るじゃないか」と怒鳴りつけたからみんなビビッた。現場にはいつも緊張感が張り詰めていて、だらけた者は一人もいなかった。

モチベーションが低いのは全て社長の責任と認識して背中でやる気を示してはどうか。社長が一人の作業員に徹してしまうのではなく、社長としての存在感や威厳を示せば社員のモチベーションはきっと上がる」とアドバイスしてあげた。

【5】編集後記

経営者の重要なミッションの一つが社員のモチベーションを高めることだ。叱りながらモチベーションを高めるやり方もあるが、近年は褒めてモチベーションを高める方が効果的との指摘も多い。筆者も後者を推奨している。

相手の気分を損ねないように上手に叱るのはとても難しいが、褒めることは比較的簡単だ。それに褒められれば大概はいい気分になり、モチベーションが高まる。




次回に続く




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