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小回りと機動性を持ち続ければ大企業病にならない!

【大企業病】

町工場からスタートして大企業に成長した企業は多い。

だが、多くの場合待っているのは大企業病だ。

毛細血管の隅々まで血液が回らなくなり、体が少しずつ蝕まれ、壊死する。

かろうじて生き残ったものの、かつての面影すらない企業もある。

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【本文】

■小回りと機動性を持ち続ければ大企業病にならない!■

ニデック(旧日本電産)は京都郊外の畑の中の民家の一軒家で創業し、すばらしいモーターを開発したが、引き合いを頂いた顧客企業から工場を見に行くと言われるのが一番辛かったそうだ。

創業者のN会長は京都の観光地を連れ回して見学させ、移動はわざわざ混雑しそうな道を選び、渋滞にはまるようにした。

帰りの飛行機や電車の時間が迫り、「工場見学は次回にお願いします」とうまいことを言って工場見学を回避したと述懐しておられた。

どうしても工場を見たいと言って乗り込まれると商談は不成立だが、工場見学を回避した顧客からはことごとく受注に成功し、今ではモーターのトップ企業に成長した。

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スズキの前S会長は「オレは中小企業のオヤジだ。弱い振りをしながら勝っていく」と語っていたのを思い出す。

どんなに規模が大きくなっても小回りと機動性を発揮し、コスト対応力を磨き続ければ大企業病を遠ざけることができるのだ。

大企業病は、人間の糖尿病のようなものだから節制の努力がもっとも大事なのだ。

     =コンピテンシー宣教師=

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