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コラムの泉

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なんでも自分でやってしまう上司

◆目次
・部下に任せない上司
・上司の言い訳
・上司の本音
・対応策
・まとめ


◆部下に任せない上司

あなたの会社に、「こんなことまで上司がするの?」
といったことはありませんか?

上司が部下に任せず、なんでも自分でやってしまうと
どういうことになってしまうでしょうか。

1.上司自身が長時間労働になり、体や心を壊す
2.スキルアップ等の自己研鑽ができないので、
  上司の成長が止まる
3.逆に、部下は新しい仕事にチャレンジできず成長しない
4.部下を育てることで自分も成長できるのだが、
  その機会を逸し、上司の成長も止まる
5.その結果、組織の成長も止まる


◆上司の言い訳

上記のような話をすると、上司は言い訳をします。
「忙しくて部下を育成する時間がない」と。

では、質問します。

「あなたがいま抱えている仕事は、部下でもできませんか?」
「その仕事は、あなたの時間単価に見合う仕事ですか?」
「あなたにしかできない仕事は、どのような仕事ですか?」
、、と。

しかし、愚痴って終わるケースがほとんどです。


◆上司の本音

どうやら、上司自身にも次のような思惑があるようです。

1.教えるのが面倒
2.自分がやった方が早い
3.自分の存在価値を守るために、
  部下にあえて仕事を渡さない

このような考えの上司は結構多いです。
そして、会社にとってはマイナスです。

上司のこのような考え方や意識を変えるには、
どうすればいいのでしょうか?


◆対応策

やり方はいろいろあるのですが、まずは、

1.「上司の仕事は、部下を使って結果を出すこと」
  を徹底させる
2.そして、「部下が結果を出せているか」の結果を
  定期的に追及していく

しかないと思います。

部下を動かし、かつ結果を出させるには、
「自分さえ良ければ」というこれまでの意識を
180度変えなければなりません。

この意識が変わるまでには、結構時間がかかります。
しかし、継続することで、上司の成長、組織の成長
につながっていきます。

もし、それでも変わらなければ、部下を外し、
一人で完了する仕事に就いていただくしかないかと思います。
それぐらいの覚悟を持って意識改革をしてもらいます。


◆まとめ

ちなみに、忘年会の飲み会の幹事、タイムカードの集計まで、
工場長クラスの人がやっていた会社さんがありました。

事務員をはじめ、他にもスタッフはたくさんいました。
それなのに、、、です。

その後、その人は不祥事を起こし、辞めていきました。
一人の人に仕事を集中させるとリスキーです。


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